でんきの科学館とは
愛知県名古屋市中区にある中部電力が運営する科学館。電気そのものの歴史や現在の環境やエネルギーシステムについて学べ、電気をテーマにした遊具も多数ある施設
日本最大級の規模を誇る「名古屋市科学館」から数百メートルという近さから影に隠れがちだけれど、こと電気についてのことならこちらの方が詳しく学べそう
ちなみに入場料は無料
1階
入ってすぐの広場には休憩もできるロビーと大勢で記念撮影できるちょっとした広場がある。たぶん近くの小中学生が遠足なんかでよく来るんだと思う
このでんきの科学館のキャラクターは「スーパーおうむ」という名前。電気抵抗の”Ω”とかかってる
2階からがでんきの科学館の本編。よく考えたらこのエスカレーターなんて電気の産物そのもの
2階
「ウェルカムゲート」
手を近づけると電気の筋が寄ってくる「プラズマボール」がいくつも並んでいた
「電気の発見エリア」
ボルタ、エジソン、テスラなど電気に関する新発見をした偉人たちが、その仕組みをひとつひとつ触れる模型付きで丁寧に教えてくれる
電気の勉強もいいけどただただ楽しめるコーナーもある。これはこれで頭の体操になってしまうかもだけど
3階
「電気と旅エリア」
電気が発電所から家に届くまでの道のりを体験できるコーナー。大きなジオラマに画面を向けると、一つ一つの設備の働きを知ることができた
電柱の上についてる機器が目の前に。普段は高いところにあるから分かってなかったけど、間近で見ると想像以上に大きかった
足場の下に街の映像が流れて高所での作業の体験ができるコーナー。けっこう怖い
実務的なシーンのトリックアートは”新ジャンル”かも
「地球とエネルギーエリア」
環境に関する問題を遊ぶことで学べる設備が揃ったエリア。科学館系によくあるこの”球が転がるヤツ”はここでは「CO2スパイラルコースター」 二酸化炭素によって自然や環境がどう影響を受けているか表現されていた
みんなでやったら盛り上がりそうなクイズシステム
オームシアターという相当凄そうなものがあったんだけど、最終時間が過ぎていて入れず。調べたところ参加者でクイズやゲームをして優勝を目指す?ものらしい
4階
「ふしぎのくにエリア」
電気に限らず化学が作り出す不思議な作用を体感して楽しめるコーナー。2階3階は少し難しい内容があるけど、子どもは4階に直行してもよさそう
空気砲、ジャイロ体験、視覚トリック、収音などなど直感的に楽しめるものばかり
おまけ
途中にあったベンチはよく見ると翼のような形。これは風力発電で使われるあのグルグル回ってる3枚の風車の1枚とのこと。これも近くで見るととんでもなく大きいことに驚いた
まとめ
初めて名古屋に行くならやっぱり「名古屋市科学館」に行くのをまずオススメするけど”そっちにはもう行ったことがある”とか”無茶苦茶混んでる”とかしたときは、歩いて5分くらいで行けるこちらに行ってみるのを提案したい
本気で電気について学び直すこともできるし、ライトに楽しむこともできる2段構えの施設で、大人にも子どもにもオススメ!
無料だし、休憩所として使えるのもポイント高い!