写真家あまのしんたろう公式ブログ『ヤミーアートブログ』

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子どもは子どもの、大人は大人の楽しみ方ができる『おいでんアート体験フェア』

おいでんアート体験フェアとは

2022年2月27日、愛知県の豊田市民文化会館で『おいでんアート体験フェア』が開催

20団体もの地元アーティストが用意したアート体験を、それぞれのブースを巡って次々に楽しんでいくイベント。基本的には”子ども対象”のもので当日は親子での参加が多かった

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会場全体の装飾はバルーンアート団体『キュート12』が担当(開催当日はブース出展)。厳かなイメージのある文化会館が、この日はにぎやかな雰囲気に包まれていた

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歩いて進めるフォトゲームブック(あまのしんたろう)

このイベントには写真作家として自分も出展。大ホール2階ロビーという広いけど奥まった場所が会場。ここでもバルーンアートが頑張って階段に誘導してくれていた

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作品タイトル『みんなのてがみ』

イギリスで撮った写真を使ったフォトゲームブック形式の展示。選択肢を進んでいくと5つの結末にたどりつく仕組みになっている

ストーリーは、朝玄関に届いていた手紙に導かれて色んな場所を冒険するはなし

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この会場には142名が来場。キャプションはすべて平仮名で書いてあるので子ども一人でもやれるようになっている。とはいえそれぞれの因果関係を表す伏線めいたものが散りばめられているので、大人のサポートがあった方が楽しめそう

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それぞれの写真パネルには次のパネルを示すロープが繋いである

今回は室内ということもあり、前回このシステムをやった時より足をひっかける率は大幅に減少した

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トータル43枚だから1枚15秒ペースで見るとして10分45秒のボリューム。結末の写真パネルまで行った後”スタートに戻って繰り返すこと”に意味のあるストーリーになっているので、ぜひ全通りやってほしいところ

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バルーンロケットを作って飛ばそう!

ちなみに写真に写っている来場者のほぼすべてがバルーンを持っているのは、写真展会場のすぐ下にあるバルーンアートのブースのため

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カブキのお面つくり

真っ白なお面に歌舞伎の色を塗っていくブース。豊田市北部には小原という伝統文化が多く残っている地域があり、そこには小原歌舞伎というものがあるみたい

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お友達へバースデープレゼントにいかが!!

華道団体の出し物はやっぱり女の子に人気だった。「華道」といえばやること分かってるから大丈夫なんだろうけど、ブースのタイトルがピンポイント過ぎて面白かった

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白砂で自然を描いてみよう

さまざまな技法や道具を駆使して、お盆の中に砂で風流な絵を描くブース。子どもの手でもレクチャー通りにやるとかなり見本に近い本格的な出来栄えになっていた

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和太鼓を叩いてみませんか?太鼓の音が体にひびくよ!

和太鼓体験はホールが会場。「パプリカ」をリズムに合わせて叩いてて、リアルな「太鼓の達人」みたいだった

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早川流やぐら太鼓保存会による演奏が、この「おいでんアート体験フェア」全体のフィナーレ

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まとめ

開催中の他のブースはチラッと周って見た程度だけど、たくさんの親子でかなり賑わっていたみたい。まん延防止等重点措置中で、事前予約や当日受付、飛沫防止とかなり制限があった割には、安全且つたくさんの人が楽しめたように感じた

自分の展示もだいたい一定間隔でお客さんがきて、問題なく見てもらえたと思う

あと、大人だけでなく子どもたちにも「おもしろかった」といってもらうことができたのは大収穫だった!今回は事前にターゲットがハッキリした状態で作品制作したから、自分の見せたい世界お客さんの見たい世界のバランスがとれていた気がする