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悪魔やあまのしんたろうが参加!2019年とよはし都市型アートイベント『sebone』レポート

2019年8月31日&9月1日、愛知県豊橋市の豊橋駅前にある「水上ビル」でアートイベント『sebone』が開催

このイベントは”豊橋市民の集まり”が主催していて、自治体主催が多いアートイベントの中では特殊な形態

今年で16回目と着実に回を重ね、運営メンバーの言葉を借りると「これだけ続けると”イベント”というより”まつり”みたいな感覚」とのこと

 

今回のテーマは「PLAY TOWN ~まぼろしの都市」会場には展示作品やワークショップ、パフォーマンスなど51組のアーティストが参加した

 

 水上ビル会場

 あまのしんたろう

まずは自分の展示から。今回も昨年と同じ松美屋跡地を使わせてもらった

作品タイトルは『トヨカワクエスト』で豊橋市の隣町「豊川市」を撮影。イベント全体のテーマの”まぼろしの都市”をイメージして、全ての写真のプリントを不思議感強く作ってみた

自分のブースの二日通しての来場者は357名、会場に設置した無料アーティストカードの持ち帰り数は123枚

展示途中で「アート哲学ウォーク」という企画の参加者たちが来場

ざっと聞いた感じ、まず哲学者の言葉を渡され、会場を巡ってそれにリンクした作品を見つけ、この際にメンバー内で”哲学的な問いかけ”をもらい、あとで再思考する、みたいな流れだったみたい

ルールがしっかり決められていてゲームっぽかった

 

近藤緑・北村宗真

もと食事処での展示。親子での参加で座敷席の雰囲気に合っていた

 

兼藤忍

乳母車にたくさんの風鈴的な作品が付いた作品。乳母車自体を押せるので、この場所だけでなく時には会場中を歩き回って音を鳴らしていた

 

いしまや

ビルとビルの間のスペースでの展示。こういう空間好き

 

三木玲子

「水上の祝祭」布作品が張り巡らされていて部屋全体が出楽しむインスタレーション作品

 

中神勇輝

豊橋の動物園のんほいパークの動物たちを中心とした動物画

 

大橋夏美

もやもやとしたものを遊びとして表現した作品とのこと。ストレス感じそうな文字をドット調に書くことで、受け取り方を変化させていた

 

くろやなぎ ぎんぺい 

「雨に殺される」 作品とタイトルのリンク感がイイ

 

イベント日以外でも水上ビルの側面10ヵ所には花島愛弥の作品が常設 

 

穂の国とよはし芸術劇場PLAT会場

小さな町づくりプロジェクト

新川・松山小学校の児童の作ったお店がそれぞれ並んで、一つの大きな街を形成

 

DREAM WEAVER 高校生プロジェクト(伊藤拓郎)

「まぼろしを巡る旅」 伊藤拓郎が講師となって、月に一回の高校にいってのワークショップを行って作った作品

1人1ボックスのさかなの彫刻をまとめて大量に並べることで”群”の迫力やゆらめきを表現していた

 

愛知大学地域政策学部 駒木ゼミ

58年前の豊橋市街地の地図に「ピンポン大学」という魅力的な名前の施設が書かれていた。そしてそのすぐ後の時代の地図では、駐車場になってしまっていた

 

花島愛弥

seboneの常連で水上ビルの壁画アーティストにも選ばれている。回を重ねるごとに描かれている人や動物のキャラクター感が濃くなっているように感じる

添えられた言葉がすき

 

開発ビル会場

LAMP in SEBONE

鍼灸術の経絡を用水路に当てはめ、竜水域の暮らしと歴史を一つの身体としてイメージしたとのこと

この情報を知った上で改めて作品を観るとナルホドと思える

 

seboneの会場各所にはスタンプラリースポットがあって、全部集めるとハズレなしのくじ引きが出来る

商品券2万円などなど超お得な景品が当たるから自分もやってみたところ、オシャレで安いと噂の居酒屋の2000円引き券をゲット!

 

ワークショップ参加

焦がすひと

 ウッドバーニングを体験できるブース。子どもの参加者が目立っていて、もともと持っていたイメージよりも安全で簡単そうだった

 

加藤数物

金型商品の廃材部分にトンカチを使って刻印を施したりしてアクセサリーに仕上げるワークショップ。東海地方のアウトドアイベントでよくみかけるブースで、自分が最近記事にしたのだと「OUTDOOR DAY JAPAN NAGOYA2019」「BIKE&CAMP JAPAN」に出ていた

リサイクル(再循環)ではなくアップサイクルという言葉を使っていて、元のモノより価値を高める考え方がステキだった

 

 

 パフォーマンス参加

Cellos Rhyme

seboneがきっかけで結成されたチェロふたりグループ。今回は新曲としてゲーム音楽をやってくれて、まるでゲーム好きの自分のために演奏してくれてるみたいだった

 

堀川シンジ 

どこでも演奏する系のアーティスト。あじのある歌声で特に女性曲でそのあじが光ってる気がする。今回はウクレレなのでハワイアンな軽快さが加味されていた

あと、飛び入りで観客が歌えちゃうパターンのステージは初めて見た

 

雑食系セボンヌ

昨年のseboneを機に結成された弦楽アンサンブル。交響楽団に所属しているだけあって、クラシック以外の曲でも完成度が高いのはさすが

 

arlaska highwey50

序盤は16小節分のリズムを繰り返し、毎回その場で出した音を録音して重ねていき、一つのリフレインを作り出す。それがひととおり完成すると、その流れのまま歌い始めるという面白い演奏スタイル

自分は最前列だったので足元の複雑な機械操作をしっかり見られて、より楽しめた

 

 ライチと石ころ

昨年の悪魔三貴族に加えて今回は2名の悪魔が加わった。最初に悪魔的な歌を2曲やってから悪魔のミサの寸劇タイムに突入

お菓子を配ってお客の心を奪おうとする悪魔たち

どんなに暴れても、見えない結界によりお客さんを触ることはできないらしい

 

まとめ

今年は全体的にはお客さん少なめだったように思う。その割には自分のブースに入ってくれた人数は増えていたので、アートにアンテナ張ってる人はしっかり来てくれているってことなのかな

そういう意味ではseboneがしっかり定着してきたといえるのかも。冒頭でも書いたように、毎年行われる「お祭り」みたいなモノに近づいているような。そのうち花火大会とかに並んで「豊橋の伝統行事」に加わったりしたらいいな