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マイナーすぎて県民にも知られていない愛知観光の超穴場スポット、日本のナイアガラ『長篠堰堤余水吐(ながしのえんていよすいばき)』

あんまり有名じゃない日本三大シリーズ

大分県の白水堰堤、秋田の藤倉水源地と並んで『日本三大美堰堤』に選ばれている愛知県新城市にある『長篠堰堤』

ここは日本三大シリーズに選ばれているのにもかかわらず愛知県民でさえもあんまり知らない穴場スポット

※ちなみに堰堤とは高さが15m未満の堤防のことで、15m以上になるとダムと呼ぶそうです

場所

愛知県新城市の豊川沿いにある「花の木公園」という大型の民宿の目の前に長神堰堤がある。車で行くなら「花の木公園」を目印にするのがオススメ。路上駐車が無理な道幅なので花の木公園の駐車場に停めて、食事休憩してから見に行くのがスマートに楽しめる方法だと思う

ちょっとキツいかもだけど、電車で行くならJR飯田線の大海駅で降りて北に2㎞ちょっと歩けば着く

民宿「花の木公園」の全貌

 

釣り堀施設

花の木公園が運営している釣り堀施設は広い敷地に小さな池が十数個あってらんま1/2の呪泉郷を彷彿させる景色

この写真の左奥に見えるのが長篠堰堤

塀の作りがやけに頑丈でカッコいい。増水対策なのかな

 

長篠堰堤へ

池と池の間を通って川の方へ向かう

堰堤に近いところにはもう道はなく、フリーに岩場を通っていくカンジ。言い忘れてたが運動靴を履いていかないとめちゃくちゃ危険

自分の中でしっかり安全を確保したうえで近づいた限界がこのくらい。ちょっと無理すればもっと前に行けるけど、この距離でもかなりの迫力があって怖い

目線が上流の水面と同じ高さのスポット

岩の切れ込み感がカッコいい

 

実はこっちが真のナイアガラ

今までは長篠堰堤の本体を紹介。でも本当にナイアガラ感があるのは堰堤の横から伸びているこの余水吐(よすいばき)という場所。ここは増水時に長篠堰堤に負担がかかりすぎないように堰堤とは別ルートで水を流す役割のもの

この日は前日が雨で水量は多め。迫力ある流れと轟音と水しぶきで近づくのが怖いくらい。釣り堀ゾーンからこの場所まで正規ルートっぽく道が繋がっているのだけど、岩が湿っていて苔も生えているので少し危険

滝の幅は大体100m!

まとめ

愛知県が作っている公式HPには「別名花の木のナイアガラ」と書かれていて、地元の人は「新城のナイアガラ」なんて呼んでる情報もあったけど、これはもう「日本のナイアガラ」と呼んでも良さそうなくらい凄いスポットだった

とはいえ他の日本のナイアガラシリーズを実際に見たことはないから、今のところ自分の中では「愛知のナイアガラ」と認定!

車があれば気軽なドライブ感覚で行ける場所なので、愛知県民には特にオススメの場所。またこの近くには、見方によっては日本のマチュピチュっぽい『四谷の千枚田』もある。そちらも一緒にどうぞ!