今回は、火おこし実験を試しつつ『ビア缶チキン』を作ってみた
◎火おこしパート
前回”豆炭”に直接火をつけるのは大変だったから、まずは木炭に火をつけて、それから豆炭に広げていく作戦でいってみた
下から「着火剤、木炭、豆炭」と層を作ってほっといてみたところ、木炭へ着火が不十分で立ち消えしてしまった
木炭に火をつけるためには、空気の通り道を作らないといけないみたい
一旦豆炭をどけて、まずは木炭にしっかり火をつけることにした
写真のようにすれば簡単に火がつくので、ある程度火が回るのを確認してから徐々に豆炭を上に積んでいく
中の木炭が真っ赤になったので、改めて豆炭を全投入。今回はしっかり火が回ったので一安心。見た目が黒いうちは匂いが悪いので、火が回って全部真っ白になるまで待機
◎下ごしらえパート
今回は業務系のスーパーで冷凍の丸鳥を買ってみた。1.2キロで600円っていう破格すぎる価格。どこ産だったかは忘れた
常温で解凍した後、水で洗浄
味がつきやすいようにフォークで穴あけ
マジックソルトを全面に揉みこむ(※この時は加減が分からなかったから写真くらいの量だけど、もっとしっかりつけた方があとあとおいしくなりそう)
その後オリーブオイルを揉みこむ
◎加熱パート
今回も家の縁側でのんびり調理。こんな感じの場所↓
3分の1くらい残した缶ビールを「ビア缶チキンスタンド」にセット。このスタンドはキャプテンスタッグのもので500円くらいで買ったヤツ
バランスよく立つように出来るだけ奥までさすのが大事。この作業はやや苦労した
炭に直接触れてしまわないように下にアルミホイルを巻く
目いっぱい熱そうな炭を選んで、ぐるりと囲むように配置
前回、炭が消えることが分かったので、蓋をずらして横からも空気を入れることにした
そのおかげで火が消えることはなくなった。温度も心配していたほどは下がらず、ちゃんと一定の熱をキープしてくれていた
この機材に関しては”このやり方”が一番良さそう
30分経過でこの状態。ちょっと炭を足してみた
オリーブオイルを追加で塗布してまた蓋をした
1時間経過。熱調整用に予備で加熱している炭の方で、ウインナーを焼いてみた
こちらも超激安のウインナーが、そこそこおいしくなった
2時間経過で完成!
◎解体パート
外側が冷えてても中は熱いので缶から抜くのにひと苦労
”ケンタッキーフライドチキンのそれぞれのピース”をイメージして解体すると、割とスムーズにやれる
ササミと胸肉、手羽とモモと腰の肉、あとは骨にそれぞれ分けてみた
食べてみた感じ、まあまあおいしいかなってくらい。さすがに激安&外国産&冷凍の鶏肉は、たとえバーベキュー調理したとしても”とんでもなくおいしい!”というレベルにするのは難しいのかもしれない
今度作るときは、安いなりにもうちょっと丸焼きに適した鶏肉を使ってみようと思った
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