静岡県湖西市にある炭火レストラン「さわやか」に行ってみた
この「さわやか」は静岡県にしかないチェーン店なので、ここ新居湖西店が世界最西端。地元の人に愛されつつ、他県の人からもカルト的な人気を博していて、食事時はかなり混雑するみたいらしい
今回は16時という狙いすました時間に行ったのですんなり入店
自分自身は10年前、浜松にいるときに「さわやか」に入ったような気がするんだけど、まったく覚えてないくらいの薄い記憶なので、今回が「初見」の感覚
内装はこんなかんじ。花火が描かれたステンドグラス風の大きな窓が特徴的
「さわやか」の代名詞ともいえる「げんこつハンバーグ」は初めて見る人が心配するほどのレアさで赤い。なのでハンバーグをオススメしているような文面で、実のところ「注意喚起」を掲示していたりする
「季節で変わる!農園サラダ」
これは3か月ごとに内容が変わるサラダ。夏の具材が好みバッチリだったので頼んでみた。アスパラが好き
「げんこつハンバーグ」
まず写真に写っている2本の武器が机の上に置かれる。しばらくすると250gの丸いハンバーグが鉄板に載ってやってきて、店員さんがさっきの2本の武器で素早くまっぷたつに切る。切った断面は真っ赤なので、それを鉄板に押し付けて最後の焼きを入れて調理完了
仕上げにソースをかけたら出来上がり。このソース、オニオンソースとデミグラスソースの2種類から選べる。初心者はオニオンソースを頼むべきという意見が支配的だけど、じゃあ「さわやか玄人はどちらを頼むべきか」という件で大激論になっていたのをまとめサイトで見たことがある
ハンバーグの中は完全にレア。脂が閉じ込められていて、肉は粘度を感じる柔らかさで他の店では食べたことのない、飛びぬけたうまさ!
牛肉100%で、生のままでも食べられるほどの管理をしているからこそ、成せるわざだと思う
どんな店でも食べたことがないはずなのに、この味"どこかで食べたことがある”という感覚が、ふと頭をよぎった。そして、大学時代に自分で作ったハンバーグの記憶がよみがえった
当時(今でもだけど)、ハンバーグの焼き時間の目安なんて知らないから、だいたい外側に焦げ目がついたくらいで一度かじってみた。すると中はまだ冷たいくらいのレア状態。でも「これはこれで旨い」と感じた自分はそのまま完食した
その時のモノが、クオリティーの差こそあれ今回のハンバーグと似てる気がする
ただあの時のハンバーグは生食できるレベルの肉ではなかったし、そもそも牛肉100%じゃなかったはず。今思えば健康と引き換えに旨さを獲得するという「悪魔の味」だったのかもしれない
あの「悪魔の味」を、はるかに高い味のクオリティーでなお且つ安全に楽しめるのだから、ここに通わないわけにはいかない
また一人ここに「さわやかファン」が生まれた
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