静岡県の島田市と牧之原市の間にある『静岡空港』に行ってみた
ここは愛称として『富士山静岡空港』という名前がついているわりに、富士山頂までの距離は80㎞と遠い。この80㎞がどれだけ遠いかというと、東京から富士山までくらい
○空港までの道のり
車で向かう途中には、静岡らしく茶畑の風景が広がっていた
道中には「welcome JAPAN」の文字が。この場所はまだ空港まで遠い。多分静岡空港から近隣の鉄道駅へ向かうバスの経路なんだろうな
この日は年に数度あるかないかのとんでもない豪雨。視界は十数メートルくらいしかなく、その先はまっ白で何も見えない
○静岡空港の外観
大雨が一瞬弱まったところを見計らって突入
駐車場側に大きな屋根の広場があって、そこを通って行けたので少し楽できた。このカラーコーンは、入場整理のためのものなのか、勝手に自動車を停められないようにするためのものなのか
小さめな空港なので、入り口も大空港に比べると控えめ
ここで飛んでいるのは日本の両端に行く便と、中国韓国に行く便がメイン
○1階エリア
・チェックインカウンター
大雨で飛行機が着陸できず、大幅なダイヤの乱れが発生していた
・到着口
ふらっと入ってしまいそうなくらい自然な作りで地味
・ヤマザキYショップ
定番のコンビニ商品に並んで、旅行グッズやお土産なんかが売っていた
○2階フロア
・Tabi Cha fe (タビチャフェ)
喫茶と旅情報を発信するスペース。この日は欠航のお客さんが多かったからか満員状態だった
冷茶セットが魅力的。「お茶のみ」というフレーズがダブルミーニングで好き
広めの待合室にあったイスがナイスデザイン
・パソコン利用コーナー
すごく時間ある時ならここからブログ更新できるかな。10分100円だから普段よりも素早く文章書けそう
・無料充電コーナー
普通のコンセントとUSB端子が両方あって便利そう
・お土産屋f-air(エフ・エアー)
静岡中のお土産がだいたい買える大きなお土産屋
「おさかなサラミ味」見るからにキレイな魚で作ったサラミみたいな逸品。買って帰って家で食べたところ、濃厚な魚肉かまぼこという感じだった。自分はもっと魚肉っぽいの想像してたからちょっとサッパリしすぎで拍子抜けしたけど、”かまぼこ好き”の人には相当ウケがいいと予想
「ご飯にのせるぎょうざ」ちょっと何言ってるのか謎な説明文。次回見かけたら買ってみようかな
「にゃんかっぷふじえた」パッケージ見ただけで手に取ってしまう素敵なデザイン。サッカーボールの蛇足感もなんか許せる
○3階エリア
工事中のところがあったので、まだまだ何かの施設が増設されるのかも
・沼津魚がし鮨フードコート
同じ静岡県とはいえ沼津とはかなり遠い位置関係。この沼津魚がし鮨グループは静岡県全土に40店舗以上展開し、シンガポールにも店があるほどの企業
注文して机に座ると、前の人がペットボトル忘れていった・・・かと思いきやお店のものだった
「静岡バーグのロコモコ丼」
静岡牛”葵”と銘柄豚”浜名湖育ち”を合わせて作ったハンバーグがメインのロコモコ。肉の味がしっかりする系で食べ応え十分
「月曜日限定メニューの1000円セット(数量限定)」
魚の新鮮さが際立った本格的なお寿司を1000円という超お得な価格で食べられるセット。歯ごたえが絶妙で一つ一つのネタの満足度が高い。ぜひ月曜日を狙って行ってほしいおすすめの料理(もしかしたらほかの曜日もスゴイの出るのかもしれないけど)
このフードコートの窓からしか見られない景色もある
・展望デッキ
滑走路を見渡せる場所なんだけど、この時は飛行機の離着陸は見られなかった
視界がない上に風も強い状態。結局いくつかの便は着陸できず小牧空港に向かって行ったとのこと
・フライトシミュレーター
展望デッキを眺めながらフライトゲームができる。もしこのゲームで墜落するところを見たら、このあと実際に飛行機に乗るのが怖くなりそう
まとめ
静岡中部の中心都市静岡市と東部の中心都市浜松市の間にあるアクセス的に中途半端な空港。この空港の旅客数は80ちょっとある空港の中で41位とのこと(2014年調べ) 飛行機の利用者は近隣の人に限られてそうだけど、遠くの地域の人が観光地として寄る楽しみ方ができるスポットではあった
そして、ここを調べてる途中で分かった日本国内80か所の空港にも行ってみたくなった
◎おまけ
帰り道にあったコンビニに寄ったところ、えらいことになっていた
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