バーベキュー用に使えるオガ炭を調べていたら「大黒オガ備長炭」というのが評判良さそうだったのでアマゾンで購入してみた
○開封
10kgの重さの割には箱がコンパクト
中にはオガ炭が隙間なくビッシリと入っているから、密度が高い
このオガ炭は、両端をしっかり握って力を入れれば折ることができた。長すぎるものは使いにくいので、あらかじめ程よいサイズにしとくとあとあと楽
○火起こし実験
オガ炭は形がしっかり決まっているので、火おこし器と似た構造になるように組み上げていけば燃料材だけで火がつくと予想
【目指す構造↓】
で、実際にやってみた
□土台づくり
まずは下からの空気の吸い上げをさせるため、オガ炭の穴を中心方向に向けて通気性を確保
□筒部分づくり
土台の上に、出来るだけ空気が漏れないようにくっつけて積んで筒状にする
筒の中の底に着火剤(文化たきつけ)を配置
着火剤の上に木炭をのせる。量の目安は5~10㎝の長さのもの3つくらいと、ボロボロと小さなかけらを一握りくらい
着火剤自体が炭になるタイプなら木炭はかなりの少量でいける
※コツ
着火剤の端をほんの少し外に出して、導火線の役割に
▲点火
今回はライターで着火してみたけど、すぐに大きな炎が上がって危ないからマッチとかチャッカマンみたいなものの方が良さそう
・8分経過
点火後すぐに火が下の方に移動して炎がたつ。しばらくして炎が一段落した時に中で木炭燃えるカチカチ音がしたら一安心
・23分経過
オガ炭を上に詰んで、中の木炭を増やせばいくらでも大量の火起こしができる
実験はしてないけど、筒を高くしたほうが空気の流れが促進されて、さらに火起こしが速くなる気がする
・30分経過
中の木炭に十分に火がまわったら上の空気穴を塞ぐ。すると炎が側面の小さな隙間を探すように広がっていく
・35分経過
下の通気口の穴の部分まで火が回ったら、もうなにやっても大丈夫。この段階で広げて調理し始めても消えることはないはず
・39分経過
あとは完全放置して自然に火が回るのを待てばオッケー
・48分経過
待っているだけで穴という穴から炎が噴き出してくる。ここまできたらもう十分。山を崩して高火力でバーベキュースタート!
○まとめ
今回のやり方で2㎏のオガ炭の火起こしが出来た。オガ炭は火持ちがいいのでこの量で4人~8人分はまかなえそう。もっとたくさん作るなら単純に積むオガ炭と中に入れる木炭の量を増やせばオッケー
もし1人~3人分でいいなら、今回の四角形の組み方ではなく三角形に組めばより少量の炭の火起こしができるはず
火がつきにくいといわれているオガ炭だったけど、少量の木炭を使ってしっかり手順を踏めば特別な器具がなくても、火起こしは十分可能だった
【今回使ったオガ炭】
○おまけ
せっかく火を起こしたので業務スーパーで売ってたとびきり安いソーセージを焼いてみることに
完成した炭が多すぎてフルゾーンファイア状態になったので、ソーセージを乗せられるだけ乗せて一気に焼いてみた
調子に乗ってついつい焼きすぎてしまった。これは反省
焼き過ぎたソーセージは脂が抜けてイマイチだったけど、ちょうどいいやつはとてもおいしかった