今回の出展について
今回の『ハイブリッドブンカサイ』はナデガタインスタントパーティーというアーティストユニットがディレクターを務める豊田市のプロジェクト「リキャスティングクラブ」の一環。実は自分はこの人たちを前から知っていた。2013年の愛知トリエンナーレで出展したプロジェクト作品が図抜けて面白くて、当時自分が作っていたフリーペーパーに書くほど感動、というか尊敬
廃校使ったイベントってだけでもう参加の応募してたと思うけど、まとめ役も密かに尊敬してるユニットという事で頑張りが増したところがある
外観
かれこれ11年使われていない部室を使っての展示。お客さんはだいたい全部の部屋を回ってくれるので、やや奥まった位置でもちゃんと入ってくれていた
いつもの看板ボックスと三角旗、矢印を使用。あと今回から「写真撮ってSNSとかにアップしてね」っていう看板(写真右の柱の陰)も作ってみた
展示会場内の様子
『トヨタクエスト(仮)』コーナー
3m×3mくらいの小さな部屋になっている。壁の格子のおかげて写真が貼りやすいけど、わけわかんない落書きもそのまま残ってたりする
真ん中の机には感想ノートと名刺カードを設置(感想ノートの抜粋はこちら)
この部屋の作品は、愛知環状線を岡崎駅から出発して線路付近を歩いて撮影していくシリーズ。今回は北野桝塚駅までという豊田市にはいるところまでの岡崎編を展示。次回機会があれば豊田編になっていくはず
『おそらチャレンジャー2018』コーナー
隣の部屋では2011年に愛知県幸田市で公開した『おそらチャレンジャー』を再公開。フォトゲームブックという形式で、文章を読み進めて写真を巡る作品
当時はこれ単体で出していたのでほとんど主旨が分かってもらえなかった思い出がある。今回は隣の『トヨタクエスト』で練習してもらってからこっちをみてもらえる分、以前よりは”ゲーム”として楽しんでもらいやすかったはず
感想の感じを見ると、ちゃんと最後までやってくれた人が多かったみたいで一安心。ただ、いつも2作品出せるわけじゃないからなぁ
今後はフォトゲームブックの遊び方が分かるように”5枚くらいの写真でチュートリアル的なショートストーリー”を作った方がいいのかも
指を折り曲げるのがこのゲームのフラグ管理になっている。こういう手をしているお客さんにはこっちからの説明なしでも楽しんでもらえてるってこと
まとめ
このイベント全体の入場者が3200名くらいで、ライブだけ見た人も多そうだったからこのうちの数割が自分のブースには言ってくれたことになりそう。感想ノートに書いてもらった数が『トヨタクエスト』が34件で『おそらチャレンジャー』が13件という好成績(多分)。設置した名刺カードは138枚持っていってもらえた
今回はいい待機場所がなかったので自分はあんまり会場におらず、数時間おきに展示の状態をチェックするくらいの顔の出し方。それでも、感想ノートのコメントと直接もらった言葉で、今後の作品を期待されてる感がひしひし伝わってきた。なので、今後はもうちょっと責任感高く持ってやろうかなと思う。より面白くより丁寧に作品を仕上げていきたい!