9月15日16日22日23日に愛知県豊田市にある旧豊田東高校でアートイベント「Recasthing Weeks『HYBRID BUNKASAI』」が開催!
(このベントは、アーティストユニットナデガタ・インスタント・パーティーがディレクターを務める、豊田市の空きスペース活用プロジェクトリキャスティングクラブの活動の一環)
”廃校”を舞台にライブ、トークショー、美術展示、写真展示、文化展示、小物づくりなどなどさまざまな出し物が集まった
準備風景
初日の15日は雨でのスタート
開催直前に出展者が集まってのミーティング。出展者同士で初めて会う人も多く、ここでどんな人がどんなことやるのかをだいたい把握
各自出展場所の入口を飾ったり
全体装飾として三角旗をはって文化祭感をだしたりして、いざオープン!
本部エリア
『本部テント』
このイベントのパンフレットがもらえて、だいたいの質問には答えてくれる
ポップコーン販売やお茶など、休憩用のちょっとした飲食物アリ
急遽メニューが増えたり
『TOYOTAハイブリッドRADIO(放送部)』
左のトヨタ車から電気を引っ張っているラジオ放送局。出展者とのトークや、ライブ開催の告知などなど
部室エリア
展示作品やワークショップ中心のエリア。3m×3mの部屋が並ぶ部室建物が3棟と大きな倉庫が1つある
写真展『トヨタクエスト』『おそらチャレンジャー』(あまのしんたろう)
まずは自分の展示から紹介。部室2部屋を使って2作品を出展。お客さんだけでなく出展者の人たちも回ってみてくれていて、いい感触の感想をもらえた(詳しくは後日別記事にします)
部室用の建物なので環境よりもまず丈夫さが重視されていて無骨な雰囲気
光の取り入れが少なくけっこう暗いので少しでも明るくなるように2日目からはライトを付けてみた
『楽しもう!みんなでつくる博物館』(豊田市郷土資料館)
豊田市郷土資料館がやっているガチなブース。今回の会場になっている豊田東高校の歴史や今後の敷地活用の展望を紹介
1940年から2007年まで稼働していた学校だから、ものすごく古い写真も残っていたりする
当時の女子高生の制服も展示されていたりして、深い内容でもキャッチ―で分かりやすく伝わるように工夫されていた
『マグネシウム電池で電子植物をつくろう!』(LIBERGRAPH)
11月3日行われる名古屋の運河に光の風船を浮かべるイベントに向けて、そこで使う風船「電子植物」を作るワークショップ
水に浸けることで光るマグネシウム電池を製作。運河の水を吸い上げるイメージだから「電子植物」
光源の完成品がこれ
風船は自分でイラストや模様を描いて完成。イベント当日はこの風船に光源をつけたものが、200個並ぶ
『School of Relay』(ドキャメンタリズム)
ノートには前の人が書いたストーリーが残っているので、その続きをリレー方式で書いていく作品。イベント後半でその物語のシーンを繋げて一本の映画にするらしい
前半の2日間で35シーンくらい書いてもらえて、ストーリーのオチの部分まで持って行けたらしい。これからイベント後半の撮影日に向けて小物などを急いで制作
「あっUFOだ!」みたいなセリフを言っているところ。撮影当日は廃校を舞台にいろいろなところでロケを敢行。完成したものは11月初めに発表
『独自~ランドと笑げきや』(独自~ランドと笑げきや実行委員会)
後半の土日から始まる「笑うこと」をテーマにしたインスタレーションとパフォーマンスのブースというか基地。入口からしていいカンジにキてた
壁中に笑いの絵を貼っていく作業中だったはずだけど、なんか急にライブペインティングが始まってた
”笑うこと”のパフォーマンス
真面目にパーカッションの演奏をして・・・
急にみんなで笑い始める!これの繰り返し。何度も繰り返すのでパフォーマーは色んな笑い方になっていく。主旨を感じとったお客さんは笑いに参加したり、何が何だか分からないお客さんは”困り笑い”というレアな笑い顔になったりしていた
『キンタンベー1号店』(田代智裕)
万年青(おもと)という園芸植物の紹介と、写真展示、絵小物の販売。以前大掃除の時の自己紹介タイムの時に、キンタンベーの意味はなにかの方言みたいなことを言っていたような気がするけど、ググっても出てこない(後日、独自の情報網で答えらしきものを突き止めたけど、ちょっと謎があった方が良さそうだからここには書かない!)
万年青の中でも色んな種類があって、大きさ、うねり方、色合いなどの組み合わせで自分の好きなタイプのモノが選べる。どれ選ぶかで性格診断ができそうな気がする
万年青にはそれ専用の”万年青鉢”というのが存在する。3本の脚に3面の絵が描いてあって、万年青の成長ぶりによってどこが正面になっても対応できるようになっている。↓この鉢は完全に絵と万年青がリンクしていて気持ち良ささえ感じた
髪の毛が万年青なキャラのグッズも展開中。”伝統園芸”が楽しい方向に行ってる
『キンタンベー2号店』(水野なな)
撮影スタジオとして使っていいというインスタレーション作品
前半と後半で絵が変わっていた。キンタンベーっぽさはこの2号店の方が断然ある
この花の枠は手に取ることができる。これを通して写真を撮ると一気にメルヘンな写真に
キンタンベー1号店2号店は2階にあるのでそこへ続く階段エリアもアートしていた
『似顔絵・イラスト』(中家理沙)
部室の2階でオリジナルイラストの展示販売をしつつ、階段下で似顔絵コーナーを開催。ただ肝心の展示用イラストを忘れるおっちょこ力を発揮して、この日は似顔絵に全力投球状態だった。まず本人のキャラの力が強い気がする
『ミニスワッグ ワークショップ』(荒川富美子)
スワッグという草木や花を束ねたアレンジフラワーのワークショップ
草花を数週間乾燥させたものを使うとのこと。緑色のまま乾燥するモノもあれば、染めたように色が変わるモノも
唐辛子は常に真っ赤
『絵を見て「話・和・輪をつなげよう」』(アートフレンド)
豊田市美術館ガイドボランティア自主グループによる、美術の鑑賞の仕方を学べる対話型ワークショップ
自分が惹かれたのは、ワークショップのメンバー有志の方が集めた日本+海外のアーティストの展示宣伝用ポストカード集。このポストカードに展示の魅力が凝縮されていて”魅せ方”の勉強になった。自分もこれからは意識して宣伝ポストカード集めようと思う
『UB SHOP』(川松)
オリジナルのイラストを消しゴムハンコに
オリジナル布製バッグもかわいい!中央上のイラストはセイウチとおにぎりとペンギンのハイブリッドキャラ
ワークショップ形式でオリジナルバッグを作れる。ベースのロボットの体にハンコで部品を付けていく
『チーム和ーク』(横地江政)
いけばなのインスタレーション。いけばなといっても今回は花は使わず力強い曲線を描き続ける作品
図らずも”丸っこい字のラクガキ”とのコラボレーションが成立していた
作品は外まで溢れ出てきている。自分としては”片付け後の半開きの状態”が植物的な生命力感じられて好き
『豊田東高等学校美術部展』(豊田東高等学校美術部)
この棟はほとんど美術部の展示
作品のタイトルを地面にチョークで書くオシャレさ
すごくおいしそうな匂いを実際に嗅ぎながら楽しむ作品
一年生グループのライブペインティングはホラー一直線
初日にはなかった壁画がいつの間にか増えていたりした
いきなりすごい技術力だと思ったら先生の作品だった。さすが
『車社会/くるましゃかい』(安藤卓児)
倉庫を使ったインスタレーション作品。壁作品に加えて、地面の割れ目に沿って色が塗ってあった。多分偶然なんだけどそのひびの入り様が中央から外側へいいバランスで伸びていて「車社会」っぽい感じになっていた
過去作はポストカードとして販売。これを見ていくと今までの画風の変遷が見られる
『本日、晴天。』(鈴木琢磨)
テニスコートにネコの円。輪の中に入ってネコの群れの一部になれる
『途中でやめる』(山下陽光)
普段はネットだけで売っているハンドメイドファッションブランド「途中でやめるショップ」の直売所が一日限定で登場
来場客だけじゃなく出展者にもジャンジャン売れていて、午後になるとこの服を着た人だらけになっていた
ナデガタ・インスタント・パーティーのメンバーには専用装備をプレゼント
『Step Up Lecture #2「山下陽光に聞く、途中でやめるかやめないか、もしくは今から始めるか」』(山下陽光 × Nadegata Instant Party)
アーティスト山下陽光の今までの活動内容を本人とナデガタメンバーで見ながら、あーだこーだいうトークイベント。アートの勉強になる部分とショーとして楽しい部分が混在していておもしろかった
『TOYOTA ATTACK!君と過ごす最後の残暑 never ending story うたって おどれる にがおえやさん』(このよのはる)
うたっておどれる似顔絵ユニット。地面に広げたアートブースを拠点に、たまに歌う
似顔絵パフォーマンスは、同時に二人がかりでとりかかりすごい勢いで描きあげていく
持ち歌のCDも販売。ジャケットの手作り感がイイ
飲食ブース
素材や手作りにこだわった安心安全パン。初日はベーグルなどの甘い系が多めで、ホットドックやカレーパンなどの食事系もズラリ
カレーパンの中身がよくある日本のホテル系カレーじゃなくて、豆なんかが入ってるエスニックな風味のカレーだった。これはハマる、おススメ!
イベント日程後半には総菜パンのラインナップが充実していった
カレー店『生Lob』
開催3日目には中庭の入口あたりにカレー屋さんが出現
「トマトとヨーグルトのチキンカレー」と「ナスとココナッツミルクの野菜たっぷりカレー」が両方入っているハイブリッドカレーを選んでみた。自分はナス好きなので黄色い方が好き
開催4日目にも別のお店のカレー屋が登場
「チキンスパイスカレー」アジア系の本格カレーを基本に日本風に食べやすくアレンジされていた感じ。ボリュームありつつそれでもペロリといけちゃうおいしさ。別の種類の「ドライキーマカレー」も食べようと思ってたら人気すぎて早々と売り切れてしまっていた
校舎側エリア
『緑の力~鳳凰が住む偉大なる喬木を礼拝する~』(河合里奈)
すごいサイズの壁画。前のりして書き始めていて、初日の時点で4日間書き続けていたらしい
期間中ずっと描き足されて”完成”に向かっていく。壁面の描き込みが進んでいくと同時に横方向にも伸び始めていた
最終日に完成!
『ブラジリアンラプソディー』(千賀英俊)
保見団地というブラジル人が多く住む団地を18年間撮り続けたシリーズ。ポートレート中心の作品で、作家の千賀さんの話を聞いたあと写真を見直した感じ「記録性の高い対話写真」という印象を持った
中庭の温室という独特な場所で展示
最終日にはギャラリートークが開催。展示作品を目の前に見ながら作者本人が詳しく解説
『蝶による精霊の羽ばたき』(川西進)
蝶をテーマにしたインスタレーションと動き
林の奥にあった作品が、妙に風景に溶け込んでいた
”ダンス”ではないんだけど”動き”っていいきれない意味性を感じた。”舞踊”というか”所作”というか
『ぽせいどん美術くらぶ』(ぽせいどん美術くらぶ)
黄色い落ち葉を使った矢印誘導がまず素晴らしかった
デジタル工作機を使った雑貨やハンドメイド雑貨の展示販売。直球でカッコいいモノからちょっとおふざけなモノも
『東高、武道場に蓮華。小原和紙ワークショップ』(WE LOVE とよたフェスタ実行委員会アート部門)
小原和紙で花を作って参加者の手によってだんだん花が増えていくワークショップ
折り紙的な作業をうまいことやると花になるみたい。初めてやるのは難しそうだったけど、丁寧に教えてくれるので子どもでも大丈夫
『納涼! 200メートル水流し!』(Mikawa Art Center)
敷地内に生えていた竹を使ってグラウンドに長い水路を作る企画。開催後半の土日に行う予定なので前半はひたすら準備
7月の下見の時はすんなり上れた小山に草が生い茂る誤算で、まずは草刈りから始めることに。ここの上から始めることで長い距離に水を流す高さを確保する
2日目には部品が仕上がってきて”水流し”のカタチが見えてきた。後半での展開に向けてまずは平らなところでリハーサルを実施
3日目はイベント参加者が流しそうめんを実施
4日目が本番
グラウンドの奥にある山を使って高さを確保。水を流すための竹よりも土台の竹の方が大事らしい
試しに水を流してみて、途中で飛び出てしまうところを微調整し続けるという地道な作業を繰り返してやっと完成へ
ロングスタイルな流しそうめん
『思い出ジャストモーメント』(ジェット達)
ライブハウスや音楽フェスなどでパフォーマンス活動を続ける【ジェット達】氏がこの廃校でも独特のパフォーマンスを行った
草の中をゆっくりあるいたり、何となくステージっぽいところがあったらやんわり踊ったり、無造作に木を引っ張ったり、扇風機の行く手をひたすら阻んだり、いつの間にか謎の塊を持っていたり
目に付く小さなとっかかりになんでも乗っていくパフォーマンスで、観客が近くで見ていても遠くで見ていてもお構いなしにやっていた
こうなってくると、普通にしててもアートパフォーマンスな雰囲気に
武道館エリア
ライブなどが行われる武道館は靴を脱いで入るシステム
一日目ライブ
『拝啓、堪忍袋様』(世紀マ3)
ゲーム音に近いノイズに和太鼓が合わさった音楽。このギターは絶妙に壊れている(壊している?)ので、放っておいてもいろいろな音のノイズが出るという不思議な楽器
わざと音を狂わせている110個のゲームボーイを同時に起動して、その中からいいノイズを組み合わせる音楽作品。絵的にもカッコいい!
ノイズ音楽はわざと不快にさせる系じゃなければ結構好き。ずっと聞いていられる感じ。例えるなら大雨の窓の外を眺めているみたいな感覚
『KoromoKuronoz コロモクロノズ』(クロノズ)
”ブルーのワンピースに黒ぶちメガネの女が増殖する”という作品にこのライブで遭遇
『安藤卓児の即興パフォーマンス』(安藤卓児)
演目ごとにコンセプトの違う曲を披露。机の上の機械で自分の声をその場で録音してすぐ流すことで、直前の自分の声と重ねて歌うラップのようなものや、体が宇宙人に乗っ取られてしまい宇宙人が地球人とコンタクトをとろうとするもの、あと、あんまり打ち合わせせずにギターの人と即興でコラボして歌うものなど
即興で思いついたフレーズをさらに即興でオチまで持っていく言葉と音の運びがおもしろかった
同じ表現者目線で見たとき”偶発的なスタート”で始まったはずなのにいつのまにかしっかり”ゴール”に収めていく技術というかチカラに感心してしまった
『千賀英俊写真展ブラジリアンラプソティー・トークショー』(千賀英俊)
千賀英俊さんの写真の撮り始めから今に至るまでの18年の変遷を辿るトークショー。同じ写真家として共感できる部分や、難儀な事してるなあって部分や、自分が見ないことにしてるものに真摯に向かってるなって部分が感じられて面白かった
2日目ライブ
『マラカトゥ/ブラジルの超重低音パレード音楽』(Maracatu Democr´a tico Nagoya)
マラカトゥとは写真に写っている太鼓のことで、ブラジル北部のものらしい。まずは武道場でお客さんと太鼓をたたいて盛り上がって、ある程度練習したらそのまま外にパレードに出ていく
陽気な音楽が廃校に響き渡る
太鼓のリズムが数パターンあって、先頭の指揮者?の合図に合わせて展開していく
太鼓の大音量に負けず劣らず、この指揮をとってる人のアクションもダイナミックでカッコいい!
即興参加でダンスとのコラボレーション!通常時は静かな中庭エリアが一気に最もアツいスポットに!
『FUN TOY BOX Vol.1』(浅野一美)
20組ものダンスユニットのパフォーマンス。いくつかのダンススクールが集まっているようで、小さな子どもから大人のダンサーまで様々な年齢層、そして様々なジャンルのダンスのステージになった
真っ赤な衣装に真っ赤な背景は、普通はタブーな気がする。でも激しいダンスには”赤”が映えていた
窓から差し込む天然のライトがダンスを照らしていた
マラカトゥとダンサーのバトル的コラボレーションが、ステージ上ではなく観客フィールドで勃発
3日目あそび場&ライブ
『あそぶどーかん』(豊田・みよし親子劇場)
武道館全体を子どもが遊べる空間に。布団山での子どものはしゃぎっぷりがスゴイ
巨大お絵かきコーナーは何でも描き放題。右手に筆を持ちつつ左の指で絵を描くのも自由
100円バザー的なコーナーも
子どもの勢いに危険を感じてか、音響機器の前にはいつの間にかロープが張られていた
『テニスコーツLIVE』(テニスコーツ)
音楽アーティスト「テニスコーツ」は廃校内を巡るライブツアーのパフォーマンス。学校にちょうどあったテニスコートからのスタート
展示作品とのコラボなんかも
テニスコーツが先陣を切って歩いていきお客はその後を付いていくスタイル
お客も一緒になってハーモニーに参加してく
最後は武道館で締めくくり。心地よいゆったりとした音楽に包まれた
4日目ライブ
『演劇「遥かなる婚約者」』(劇団栞ちゃんのしおり)
とよた演劇アカデミー9期生による演劇公演。公演前にメンバーみんなでハイブリッドRADIOに出演して宣伝。今回は6名のキャストながら年齢の幅が広い気がする
「男性が実家に婚約者として女性を連れて来た。しかし何かを隠している様子で、女性が口を開くたびに不思議な言動がこぼれてきて、徐々にその理由が分かっていく。そしてその理由を知った家族たちは・・・」みたいな内容
それぞれの役と役者のキャラがピッタリな感じがしたけど、これは役に合わせて演技してるのか、キャラに合わせて役を作ったのか
『Toyota Citizen Music Park -豊田市民音楽広場-in Recasting Club』
『ふれあいスリラーショー』(Michael Jackson Amusement Team D.O.M)
ステージでマイケルジャクソンのダンスをして、後半はみんなで踊るパフォーマンス
客席にガンガン出てくる
スリラーをみんなで。ノリの良さそうな人はステージに促されるシステム
『牧野凪紗 from Star☆T with GENT+』(牧野凪紗)
豊田ご当地アイドル「Star☆T」のメンバーのソロライブ。うしろでギター弾いてる方が昨日まで音響をやっていたヒトだった。やけにフォトジェニックな音響さんだと思ってたらちゃんとアーティストだったのか
「延長ケーブルってありますか?」「いやっ、ここにはないですねー」って会話しかしてないけど、なんとなく出展仲間がステージに立ってる感じがして、曲と歌のクオリティーも相まってなんか感涙した
『豊田ご当地アイドルStar☆Tライブ』(Star☆T)
ご当地アイドルをなめてた。すでに7枚のシングルをリリースしていてファンの数もすごい。なのに会場入りですれ違った時の挨拶がしっかりしてて、話すときはちゃんとニコニコでご当地アイドルらしい親近感
ちょっと一地方都市のご当地アイドルとは言えないくらいの本気度だった。例えるなら、気まぐれで行った地方競馬で新馬戦やってて何の気なしに見てたらディープインパクト産駒が走ってたような感覚
この日が新衣装のお披露目。そしてこれからはチーム・ソル(太陽)とチーム・ルア(月)の2班体制の活動になっていくらしい。それでも各チーム7人ずつくらいだから十分多い
この日は二人のメンバーが卒業。ガチでアイドルしてるグループだからやめるにしてもいろんな決意が見えた
『TOYOTA ATTACK!』(このよのはる)
このよのはるが音楽アーティストとしてパフォーマンス。最初に花とティッシュをお客に渡して・・・
それを黒箱に投げ入れる!箱はメンバーが持って走り回るから会場がプチパニックに
玉入れみたいにどっちが多く入っているか集計
わちゃわちゃステージが散らかったまま歌が始まった
ハイブリッドブンカサイに出演したパフォーマーたちが次々にステージへ
このよのはるの「わけわかんないものをさらにかき回します」という宣言通り、混沌に向かっていくステージ
わけわかんない状況になんとかくらいついていくStar☆Tたち
人間に収まらず人形も参戦
出展者に収まらず、お客も参戦
謎の応援団と化した集団は、混ざるだけ混ざってフィナーレ
まとめ
なんでもありのイベントでどこかで何かやってる感じ!自分は出展者としても楽しみつつお客としてもフル見学で楽しむことができた
この廃校はあと2~3年くらいは残ることになっていて、多分今後もこのイベントは行われていくはず。その時にはぜひまた参加したい!参加のハードル自体は低いのでこの記事見て”自分も出たい”って人がいたら次の募集を待つべし。また、ここ以外にも豊田市ではリキャスティングクラブの活動としていろいろなスペースを活用して何らかのコトが行われていくので、そっちに興味ある人もHPを要チェック!