アールビバンという会社の株主優待券の”ホテル平日無料特典”を使って、リゾートホテル『タラサ志摩』に泊まってきた
アールビバン自体はディズニーとかラッセンとか天野喜孝の絵画や、萌え絵系の作品を扱っている会社なんだけど、子会社としてこのホテルを持っているみたい。その関係でホテル内には有名作家の作品が35点展示されてたりする
タラサ志摩のエントランス
三重県鳥羽市の浦村町という牡蠣生産のメッカのような場所にあるホテル。ホテルの近くには「牡蠣食べ放題」を謳う店が多数。夏は海水浴、冬は牡蠣、春秋はノンビリのリゾート地域
エントランスでは立派な馬の作品がお出迎え。「さすがアートなホテルだ」と感心したけど、どうやらこの作品はインテリア的な扱いで、名のある作家のモノではなかったみたい
中の広いロビーにはいい雰囲気で作品が並んでいた。窓の奥に見えるのは太平洋
奥のロビー空間はソファやテーブルが豪華。この空間はパーティーや演奏会みたいな使われ方もするらしい
海側の庭には草間彌生の「南瓜」という作品が
タラサ志摩の客室
宿泊部屋へ向かう通路。ホテル自体のアーチどおり、通路も緩やかなアーチを描いていた
部屋の入口にもちょっとしたアートが
4階のオーシャンビューツインの部屋。ハイクラスそうな名前だけど、このホテルは全室オーシャンビューなので実は普通のグレード
タラサ志摩ナチュラルミネラルウォーター、伊勢茶、海老煎餅えびたまが用意されていた。地域のモノで揃えてるの嬉しい
冷蔵庫完備
部屋のサイズに比べて、テレビはちょっと小さめかも
聖書ではなく古事記があった
ベランダもアーチ状
ベランダから見たガーデンエリア
そして正面の海
お風呂は足伸ばせるくらいでまあまあ広め
流しの下にイイカンジの体重計が
タラサ志摩での食事
今回はホテルの中にある日本料理おきかぜの「カジュアルコース¥5940」をチョイス。この分の料金は優待券には含まれないので別料金。ちなみにレストランはもう一つあってそちらはフランス料理店
お品書きはこちら。季節や仕入れ状況によって内容が変わるみたい。アレルギーにも対応してくれていて、自分の”乳アレルギー”を言っておいたら該当する料理は乳を省いて、その分は他の食材に切り替えてくれた
「もろこし豆腐」「紅海老と夏野菜涼風見立て」
「清汁仕立て」
「旬魚二種盛り」
「伊勢健康豚尾張煮」
「鱸香草せいろ蒸し」
「玉蜀黍東寺巻き」
「白飯」「留椀」「香の物」
「柚子葛きり」
この日はワールドカップの日本戦があってちょっと速いペースで食べてたけど、それに合わせてかポンポンとテンポよく料理が出てきてくれた。全部美味しいのは当たり前なんだけど、一番好きだったのは「伊勢健康豚尾張煮」で、豚肉がトロトロで甘くて感動!
タラサ志摩内のアート作品
村上隆「お花の笑顔」
奈良美智「ASH NIGHT」
ORAFUR ELIASSON「Striped Eye Lamp」
Paik Namjune「Roland Barthes Symphony」
Robert INDIANA「LOVE」
青木野枝「原形質」
Niki de Saint Phalle「Thoeris」
Niki de Saint Phalle「Anubis」
その他の設備
宿泊客は宿泊客ならだれでも入れるプール
トレーニングマシンはプール前の”通路とも広場ともいえる曖昧な場所”にあった
ホテルでは結婚式もできる。ブライダルサロンには華やかなウェディングドレスが飾られていた
まとめ
このホテル優待が欲しくてアールビバンの株を買ったところもあったから、想像以上に満喫できて良かった。この優待配布は不定期なのと、そもそも絵画販売が柱という不安定そうな会社なので、株購入はあんまりオススメはしないかな。ただ、もともとの株価が安いので買っても大きな損もしないかも、とも思ったり。このあたりは自己判断で!
今回は株主優待券で行ったけど、夏休みでなければそこまで高くない価格設定になっていた。ホテル自体のオシャレさと、置いてある作品を楽しめる分で考えたら断然オススメ!この夏には”展示作品の入れ替え”もあるようで、いろいろと工夫してるみたい
伊勢志摩は観光地多すぎて、何度も行っててもまだまだ行きたいところはたくさん。今後の伊勢志摩旅行の宿選びの際には、常にここを選択肢に入れておくことにする!
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