岡崎市の城下町にある籠田公園で開催された『KABODA WONDER PARK・88フェス(はちはちふぇす)』に行ってみた
公園の芝生広場に50以上のクラフト系のブースが並び、ステージでは演奏が行われるイベントで、今回は2016年の第1回に続き第2回目の開催。まちなかにあるひらけた公園で入場無料。とおりがかりでもそのまま入って楽しめる気軽さなので、家族連れを中心にさまざまな客層の人で賑わっていた
「88フェス」っていう名前の由来を聞き忘れたんだけど、第1回が母の日だったことと、出展してるブース内容が手芸作品多めなことから88=母なんだと推察。そこから派生してネット用語の拍手を表す”パチパチ”とかの意味もあるかも
この2018年の夏から「籠田公園」がリニューアル工事に入るので、このイベントは”今までの思い出の感謝を込めて”という意味合いも含んでいた。公園がなくなるわけじゃあないんだけど、この姿の公園は見納めってことで
イベントの全体像。左がステージで、真ん中がブースの集合エリア、右が東岡崎駅方面の大通りに続く公園の正面エリア
◆88フェスのブース紹介
今回は4ブースを2×2のひとかたまりにして、それを碁盤目状に並んだレイアウト。これだと出展者は必ず角地になるので前ヨコの2面に商品を並べることができる仕組み
味噌をドリップ(ろ過しながら抽出)して飲むお店。通常の味噌汁とは違って豆は全て濾されるので純粋な味噌の味が楽しめる。カップで飲む用に味が調整されていて、この日は夏にぴったりの冷たいミソスープも販売していた
「アイス・ソイ・オレ ミソスープ」
通常の黒いミソスープとは違って、豆乳ベースで白いミソスープ。味は、優しい塩気とほんのり味噌風味が豆乳のなめらかさに包まれた感じ。無理に例えるならビシソワーズとかそういう冷製スープなんだけど、食事感はないから本質的に違う気もする、難しい
そんなことよりなにより、自分がこのスープを飲んだ瞬間の感覚が重要かも。カラダにスーッと染みこんでいくような”妙な快感”があった
『Yuan_meng(ウッドバーニング)』
”ウッドバーニング”ということは、木を焼いて絵を描いてあるということなのかな。最近バーベキューに凝ってるからこういう食器をしっかりみるようになった。ここの店は絵柄がかわいい系で好き
『(皮製品のお店)』
ベロンとした動物のキーホルダーたち
体験ブースに分類されていたから、前に並んでいるようなものを自分で作れるはず
『ボディージュエリー店』
”ボディージュエリー”なんて言い方するなんて初めて見たんだけど、要するにボディーペイントみたい。蝶、花、ハートなど決まった絵柄なら400円でやってくれる
こういうのは女性特有の趣味な気がするけど、自分も「ロトの紋章描きます」とか掲げられたらすぐやってもらいたいから、同じことなのかな
ダンボールを使った迷路やイス、時計を作る体験ブース。よく見たら子どもたちが座っているイスがダンボールだった
『ハウズ(バードコール、木のアクセサリー、貯金箱づくり)』
以前このブログに書いたことがある木材専門ホームセンター『ハウズ』も出展していた。こちらも体験型で自分で木工製品を作れる。ただ使う道具がプロすぎて小さな子どもだけではマシンパワーを持て余すシーンも
愛知の方言かどうか知らないけど”輪”のことを「わっか」とか「わっぱ」ということから、ベーグルの輪の形状ということで店名が「わっぱ堂」なんじゃないかな
碧南にある名店が岡崎に出張販売ということで、正午の12時の時点で完売する人気ぶり。あと2つあるじゃん、と思って見たらベーグルの形した”重し”だった
車上販売の形態の飲食店では、その場で”焼き”も”揚げ”も可能。ガッツリ系メニューも網羅されていた
ステージ
自分が行った時はステージ演奏はゆったりムードで、ステージ前で聴く音楽というよりは、会場全体に”届ける”音楽だった。雰囲気にマッチしつつもステージでの生演奏だからBGM(バックグラウンドミュージック)じゃなくてSGM(サイドグラウンドミュージック)っていう感じ
ステージ前にはハンモックが!このノンビリ感がすごい
まとめ
お客さんも出店者も何となくのんびりした雰囲気で、予備知識なくふらっと寄っても溶け込みやすいイベントだった
このノンビリ感についてはステージ演奏の雰囲気とイベントの雰囲気がしっかりマッチしていたのが大きな要因な気はする。テーマに合わせて出演者を選んでいるのか、あるいはイベントの趣旨を熟知して出演者が応募しているのか
今後は籠田公園のリニューアルで公園自体の様子が変わりそうだけど、このノンビリ感は保ったまま続いていくといいなぁ
【籠田公園が会場のイベントつながり】