静岡県湖西市の史跡『新居関跡』に行ってみた。ここは日本で唯一現存する関所建物として国の特別史跡に指定されている施設
江戸時代に作られ東海道を通る際にはここで通行許可証となる「通行手形」を見せて人やモノの移動を管理していた。鉄砲や女性の通行に関しては建物の中で特に厳しく取り調べが行われたらしい
平成の世でも、この関所に入るためには300円が必要となる
入り口近くの東屋では観光向きの”市”が開かれていた。冷たい緑茶の振る舞いや、名産品の販売など。うなぎの肝焼きや焼きそばなんかの屋台飯もあった
関所の中は大きな公園のようになっていた。奥の建物は関所役人が勤務していたところ。手前の池は昔は浜名湖と繋がっていて、船でここに直通で入れたらしい
写真の右側からずーっと浜名湖に続いていたらしい。今は浜名湖の湖岸は全然見えないから、相当遠くまで埋め立てたみたい
建物の中には等身大の人形がズラリ
顔がキレイでみんな男前に見える
文章書いている人、銃を調べている人、それぞれ何かの仕事をしていた。ただこの人だけはどんな意味のある動きなのか分からなかった。配置換えして間がないから慣れてないのかな
関所では冗談通じないから注意
立派な甲冑も飾ってあり格式ある雰囲気
外からのぞいても目が合う
「女改(おんなあらため)」女性が取り調べを受けるところ。こちらの建物の中には入ることができなかった。自分が男だからじゃなくみんな入っちゃダメ
建物の外からなら見られる。覗きをしているようでやや恥ずかしい
「関所資料館」関所入口の建物の裏が、資料館の入口になっている。この中は撮影禁止。地味系の資料がたくさん並んでいた
この関所の正式な門となる「大御門」は船着き場から建物を超えた向こう側にあった
大御門に近づいてみたらなんと新居関跡の敷地の外側の普通の道路の方にあった。この門が関所のメインだと思ってたので複雑な気分。わざわざお金払って柵越しにメインの建物を見る切なさ
というわけで関所跡の施設を出て門まで来てみた。満足
正門のすぐ近くに裏門の跡地を見つけた。門はあるけど塀はないというシュールなアート作品みたいになっていた
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