【B級グルメ&写真旅】フォトグラファーあまのしんたろう『ヤミーアートブログ』

【まち撮り系写真家】が送る日本のスナップ写真ブログ「無名の町の路上観察」から「有名イベント」まで筆者体感の物事を現代アートなアプローチで面白い世界に!常にカメラ持ち歩く人に共感貰えそうで特にオススメ|愛知県岡崎市出身★第5回写真出版賞・最優秀賞

ヤミーアートミュージャム

とよたまちなか芸術祭 参加・鑑賞記録まとめ|2020〜現地を歩いて体験したアートとまち歩きグルメログ

豊田市の中心市街地を舞台に、毎年秋を中心に開催されている「とよたまちなか芸術祭」
駅前エリアの建物や公園、カフェ、公共施設など、日常の風景の中にアートが点在し、展示・パフォーマンス・マルシェを通して“気軽にアートに触れる”体験を提供している

本記事では、2020年度のスタート以降、鑑賞者として、また出展者として実際に現地を歩いてきた各年の開催内容を、会場ごと・作品ごとに記録。作品の印象や空間の雰囲気だけでなく、会場間の移動中に立ち寄った飲食店や、まち歩きの合間に楽しんだ食事情報も含めてまとめている

アートを観て、歩いて、少し休んで食べる——そんな一日の流れの中で、「その年のとよたまちなか芸術祭をどう体験したか」が具体的にイメージできる内容を意識した。初めて訪れる人の予習としても、過去開催を振り返るアーカイブとしても読めるレポートになっている

 

2025年開催

2025年10月14~26日、豊田市駅前エリアの6カ所で開催。テーマは「Stereo」

各所でアート作品の展示とスタンプラリーの実施、そして10月17日の夜には音楽ライブのイベントも行われた

近代の産業とくらし発見館 会場

あまのしんたろう『サマー・クラウディー・アイランド(サク島)』

愛知県三河湾の離島・佐久島を舞台にしたスライドショー形式の映像作品

リゾートの最盛期である真夏シーズンの中で、あえて「雨予報の日」に絞って訪れてみた。賑わいと静けさが同居する不思議な雰囲気の島を歩き回りながら撮影。現実を切り取った風景が、どこか空想の世界にも見えてくる

発見館会場の入り口を使っての展示。おもちゃのナノブロックで自作した「フォトボックス」を使用した

田代智裕『万年青×蚕×工業都市に住む私達』

展示場所の”発見館”は、むかし蚕業と縁のあった建物。家畜化された蚕と、人工的に改良された万年青、工業都市に生活する人々(作者含む)という3者を対比させた作品

久保寺草太『点として花』

小説と、それを元に構成されたインスタレーション作品。人間とは命のスピードが違う”花”と話すストーリー

宮野有史『波打つ秒針』

紐のようなものが波を打ちつつ、円形盤を時計のように周回する作品。心電図のような波形がややランダムな軌道で繰り返され、無機質な造形でありながらその中に生命を感じた

コミュニケーションスペース

無料でレモネードが飲めるスペースで、くつろいで休憩ができる。また出展者たちが持ち寄ったおすすめ図書が並んでいて、それらを読んで過ごすことも可能

磯村直誠『太陽暦とリズム』

星の満ち欠けに似た絵と、生活の言葉をリンクさせた作品。初期の言語のようでもあり、占い的でもあった

 

楽風 会場

Hiroshi Nagashima『月屋の像』

スタンプラリーが置いてあるギャラリーカフェの作品。直接的にはとよたまちなか芸術祭の出展ではないけれど、連携会場としてまちあるき中に観られた。作品は天井に着きそうなくらい巨大なもので、ゾウの迫力がそのまま表現されていた

 

喜楽亭 会場

犀川定伸『いくつかの花』

花と一言で言っても、色んな草木の花があることが表現されていた

Wire bba『野と湯のはざま』

豊田には「猿投温泉」という温泉があることで”猿”を、そして害獣繋がりで“鹿“を1つに組み込んだ作品。「人と自然との距離」「受け継ぐものと対処すべき現実」の両面を反映させたとのこと。針金ならではの鋭さと儚さに、浮かび上がる絵の愛らしさが、不思議なマッチングをみせていた

楽房音戯山『森羅廻瀾』

蚊帳が吊るされた和室に座り、焚き火のオブジェと共に自然の映像を観る作品。部屋のサイズ感や、明るさ、音響の効果なのか、やけに落ち着く空間でずっと座っていられた

 

新とよパーク イベント「Stereo Sound Scape」

駅前の広場を使っての音楽ライブ+マルシェ。ライブはインストゥルメンタル中心。音楽次第で場がオシャレな空間になったり、カオスな空間になったりしていた

出店作家のアート作品販売や

キッチンカーによるフード&ドリンクメニューの販売も

 

スタンプラリー

芸術祭会場の9カ所に散らばったスタンプを集めるイベント。全コンプリート賞は今回の芸術祭イメージビジュアルのパズル型キーホルダー

 

 

 

★豊田まち歩きのオススメ食事情報

一福

豊田市役所付近にある食べ歩き専門料理店。名古屋風のお好み焼きや、鬼まんじゅう、五平餅といったご当地感あるメニューが多い

「ねぎ焼き」(350円)

薄めに焼いて折りたたんで、銀紙に包んで食べ歩けるようになっているのが名古屋風お好み焼き。このお店の数あるお好み焼きメニューの中でもこの「ねぎ焼き」は絶品

ふわとろ食感の生地に、たっぷり入ったネギが調和していて、さらなる良食感と味を生み出していた。ソースとなるからしマヨのバランスも素晴らしい。そして安いのにかなりのボリュームがある

 

地下食堂もぐら

豊田市役所西庁舎の地下にあって、初めてだと見つけるのが若干難しい

自分でお盆をもってカウンターで注文する方式

セットを頼んだ場合はショーケースの中から小鉢2つを選べる

入口のひっそり感からは想像できないくらい、奥にある客席エリアは広大

「炭火焼き鶏丼セット」(880円)

丼に、みそ汁と小鉢2つが付いたセット。焼き鳥はかば焼き的な甘いタレがかかって、しっかり目に焼かれていて香ばしかった。タレはご飯にも染みて、全体に丁度良く馴染むくらいの量だった

小鉢の「枝豆のツナあえ」は、枝豆にツナと玉ねぎが絡んで塩ダレ味でまとまって美味かった。「春雨と玉ねぎの明太子和え」は、春雨しこしこ食感に玉ねぎザクザク食感が良く、明太マヨが合っていた。ボリュームもあってこれもオススメ

「みそ汁」汁は合わせ味噌で体に染み込む優しいうまさ。ワカメしっかり煮えててネギはシャキシャキで食感のコントラストがあった

「鳥のから揚げセット」(880円)

大ぶりな唐揚げ4個でボリュームあり。衣ザクザク系で、醤油と少しのニンニク風味で王道感ある味

小鉢の「だし巻き卵」はシットリしていて出汁をたっぷり含んでいた。数ある小鉢の中でも高レベルな一品。「厚揚げ」は冷えていてつゆは甘めのサッパリ味だった

「鹿肉カレー定食」(950円)

溶け込んでいるのか鹿肉はあまり感じず。ニンジンはごろごろ系で甘め。ソースはゴテゴテ気味でいい意味でも悪い意味でも家庭感あった。米が超ボリューミーでカレールーの下にもたっぷり入っていた。相当ペコペコな状態でないと食べるの大変そう

小鉢の「魚メンチ」はさつま揚げをフライにした料理。さつま揚げの場合と特に変化はないけど醤油ではなくソースに合う感じに変化。「揚げ餃子」はオーソドックスな味。ただこの時は冷えてしまっていて食べにくかった

 

coffee 喜多町喜多琉 & goheymochi 喜多琉

「近代の産業とくらしと発見館」の近くにあるカフェ&五平餅店

「コーヒー」(590円~)

10種類以上の特徴あるコーヒーから選べる。ほぼ毎回違うデザインのカップで出てくるのも楽しい

「ごへいもちシングルプレート」(630円)

五平餅は4種類の味から選べる。「ゆず」柚子の香りが強く上品な風味。このお店特有の風味でワンランク上の五平餅を食べるならコレ 「しょうが」一般的な五平餅に近いオーソドックスな味。初めて五平餅を食べる人にはまずこれを基本としてオススメしたい 「くるみ」この味だけは白味噌が使われいる。甘みが強くおやつ寄りな味。自分は一番好き 「キムチ」味噌とバランスがとれていてそこまでキムチ感は強くない。意外と珍しい”食事感の強い五平餅”になっていた

「お惣菜ランチプレート+ごへいもち」(1530円)

和食を中心に洋食的な創作系もある野菜たっぷりな盛り合わせワンプレートに、五平餅1本が付いたメニュー。自分は写真真ん中の肉のテリーヌみたいな料理がとても好き

 

やお豊飯店

「近代の産業とくらしと発見館」の近くにある1974年創業の町中華店

「ランチサービス・チャーハンラーメン」(1000円)

いわゆる”昔ながらの中華そば”っぽい、色は濃いけど透明感のあるスッキリした鶏ガラ醤油スープ。麺は柔らか目。厚めのチャーシューが食べ応え抜群で”おかず感”があった

また添えられた漬物(大根のべったら漬?)はおそらく自家製で、やけに深みがある美味しさを出していて名脇役感があった

チャーハンは色が白めなのが特徴的。しっとりタイプで、コメは薄塩で優しい味。その分チャーシュー片、ネギ、玉子と具材の味が強く感じられるようになっていて、特に効果的だと感じたのは添えられた紅生姜のパンチ。ここまで紅良さを最大限に活かしたチャーハンは珍しい。”チャーハン玄人”と”紅生姜好き”に刺さりそうな一皿

 

楽風

喫茶&ギャラリー。お店スタッフの人が展示慣れしているので、こちらが入口で一瞬立ち止まるだけですぐに奥の展示会場に促してくれて「展示見ていくだけでも全然OK」な雰囲気を出してくれる。もちろん食事することも可能

「サンドウィッチ・ミックス large チーズ抜き」(1000円)

一人で食べられるギリギリくらいの大ボリューム。卵焼きはあったか柔らか、ハムトマトは冷えていてフレッシュ。コーヒーなどの飲み物と共に交互に食べると満足度すごい

 

松丈

若干の店舗の移動はありつつも、古くから豊田駅前で愛されている揚げ物屋。創業は1954年で70年以上の歴史がある

「松丈チキンコロッケ」(95円)は豊田のソウルフード的な人気商品。食べ歩きに最適なサイズ感で、ナチュラルにカレー味になっているのが特徴的

 

 

 

 

 

 

2024年開催

10月26~11月3日に豊田市駅付近の4ヵ所で開催。テーマは「続く道 -Be going on‐」で、それにちなんだ29組の作品が展開

昨年と比べて文字作品と映像作品が一気に増えた印象。出展作品のジャンルが増えてよりバランスが良くなった。見る方としては各作品を新鮮な気持ちで観て回れるようになるし、これまでは来なかったジャンルのファンのお客が増えた印象

近代の産業とくらし発見館 会場

梶千春『JKN-T』

昨年までの錆びたような質感からガラリと変わってピカピカな金属っぽい作品が一気に増えていた。ちなみにタイトルの「JKN」は「実験」という意味だったはず。「T」の意味は知らない……鉄か豊田か

もともとは博物館的な展示がされていた場所で、その名残で変な形の土台が残っている。それを上手く利用

今回のメカっぽいシリーズは特に好き

徳保晴人『自動ドア 白紙のタイプ』

自動ドアにA4の紙を1枚貼って勝手に開いたり閉じたりする状態になるように工夫する映像作品。作者は世の中の”バグ”を収集しているらしい。ただ今回のように自分の理想通りにバグを起こせた場合、それはバグではなくなるというジレンマを抱えそう

林汰一『児ノ口公園の岩を登る』

公園にある大きめな岩を"登頂”するという映像作品。実際にこの岩を探しに行くのもおもしろそう

ノブセノブヨ『導きのレッスン・覗きこむ』

読めそうな気もする文字らしきもの

安野亨『succession_継承』

蚕業の歴史を伝えるこの建物にちなんで絹糸を使った作品が。この日は外が雨だから雨のイメージに

空明るめの明るい曇りの日は作品そのものの色が分かりやすい。もし晴れだったら窓からの光の入り方でまた印象ガラリと変わりそう

對中優『in a slumber-肌のタイヤ』

皮膚の画像を印刷した布で覆われたタイヤが回転し、下に設置されたグーグルマップをスクロールする作品。たぶん一見真剣な目的を挙げつつバカバカしい方法でそれを達成するのがオモシロポイントだと思うけど、もしかしたら大真面目作品なのかもしれないからあんまり断言できない

岩井春華『The apple of one‘s eye』

「夢の既視感」を主題としたインスタレーション。2面の映像に、轟音で揺れる床、散らばった檸檬、真ん中の装置はたまに回転する

作家の頭の中に入ったような空間

貝森彩音『waterway』

蛇口から細い管を通って少しずつ水のしずくが砂にしたたっていく。会期が進むごとに少しずつ濡れている場所が広がっていた

徳丸魁人「あるいてよむ詩『わたしが目覚める前に』」

地球の誕生から始まる詩の作品。中盤の速い段階で世界が終わりかけるから「この後は未来編があるのかな」と思っていたらその後も別の崩壊があったりして、つまりは昔から人間はよく殺し合いしてるってだけだった

「このまちでみつけた詩『TOYOTA』」

今回のテーマにピッタリ沿った作品。すごく好き

 

喜多琉 会場

あまのしんたろう『なかつがわーとよたの絆』

コーヒーとごへいもちのお店の入口部分での写真展。写真+タイトルのシリーズ

1986年に豊田市(稲武町)と中津川市は「ふれあい協定」を締結しているものの今は密接な関係性はないらしく、そんな”うっすらとした絆”を面白く感じたため中津川に撮影にいってみた。ちなみに両者とも「ごへいもちが名物」という共通点が、あるにはあった

 

児ノ口公園 会場

エリオット・ヘイグ+澤田奈々『ある日どこかで埋もれた』

米につく虫「コクゾウムシ」の立体作品。人間とコクゾウムシは縄文自体からの付き合いらしい

杉山仁彦『”わたし”たちは、みつめる先で』

林の中に入っていくというワクワクする導入

奇妙な形の動物に見える彫刻作品が林の中に点在

難波亨『North Angler』

自分は”作家”である前に”釣り人”である、という考えのもと釣旅を収めた写真の展示活動をしているとのこと。池の前にあるこの写真良い(ここは釣り禁止だけど)

 

喜楽亭 会場

「筝の調べ」

筝の演奏をしてくれたり、お客が実際に触っての体験ができる。道具について気になったから質問したら、筝の構造や、弦をはじく専用の爪の説明をしてもらえて面白かった

『月光』都築宣博

画面が少し立体構造になっている屏風型作品。古く趣ある建物の雰囲気とマッチしていた

『あーとの無料体験会』

筆文字の体験会が開催。5~10分で楽しめるプログラムでサクッと参加できるのが良い

 

 

 

 

 

 

2023年開催

2023年11月3~5日に豊田市職員会館、新とよパークなどで開催。テーマは「mix」で、今回は40組以上のアーティストによって展示、パフォーマンス、マルシェなどが展開。気軽に来場できることはもちろん、出展者も気軽に参加できるイベントになっていた

開会式

豊田市の中心地にある駅前広場「新とよパーク」でレセプションが行われテープカットをしてスタート

開会式と同時に崇化館中学校美術部と田中あつこで墨汁を使ったペインティング作品の制作が進んだ

完成した絵は遊歩道の「緑陰ギャラリー」に展示

 

豊田市職員会館 会場

主に豊田市の職員が会議や部活動などを行うための建物でずいぶん前に建てられたものらしい。レトロな雰囲気がアート作品の展示空間として合っているのだが、レトロすぎてエレベーターが無いのが玉にキズ

あまのしんたろう『みんなのてがみ』

写真に文章が付いたストーリー仕立ての作品。それぞれの文末に書かれた「次の行動の選択肢」を自分で選んで物語を進めていくフォトゲームブック形式

今回の物語は”お願い”が書かれた手紙が家に舞い込んだことから始まる。結末は5つあってその全てが物語的に繋がっている構造。途中の分岐もあるから全部の写真を通ろうとすると10分くらいはかかるボリューム

写真はイギリスで撮影したものから抜粋した43点。展示フロアの広さはだいたい6m×14m。次に進む写真をロープで繋いで誘導して、選択肢のあるところはで色分け、選択肢のないところはにした

東村『みずばのおばけ』

給湯室にしれっと出現。作品プレートが近くにないと見逃しかねないほど環境に馴染んでいた

伴和憲『PEAK』

山脈を模した作品。配置的に近いものは小さく遠いものは大きく見えることに意味があるかも

『Othello』

キャプションの位置で8×8の盤面の輪郭を少しだけ示しているのが上手い

高木鈴香『泣く女』

小さな四角い木材を接着させた不思議な作品。カラフルな彩色もあいまって造形的な面白さをまず感じた。けれど作品名は不穏で、解説を読んだ感じモザイク状→匿名的な意味合いがあったりするかも

梶千春『ユラユラ』

新聞紙や段ボールに鉄粉を混ぜた謎素材で作られた作品。見た目は重そうだけど意外と軽いらしい。謎素材ならではの”重さの分からなさ”を逆手に取ったような作品

森本真由+Tsuda Kentaro『通行手形』

喫煙室と列車の中を混ぜた空間作品。非喫煙者で女性という作者が「喫煙室にとってのタバコ」「女性専用車両にとっての女性」という2つの通行手形的な権利を疑問視したことを表現

この会場は間近に愛知環状線が走っているため定期的に電車の行き来を感じられて作品世界にマッチしていた

『ホットレモネードコーナー』

ロビーには隣接してバーがあって、そこではレモネードの無料提供が実施。この豊田市職員会館の贅沢なのか質素なのか分からなくなるチグハグな設備のバランスが面白い

河部圭佑『River』

豊田にゆかりのある物体を集めて制作したとのこと。階段の上から下に向けて、石→木→綿→糸→紙→金属とだんだんと時代が流れていた

つちやみさ『わいわいぎつねのいたずら』

豊田の拳母地方に残る民話を原作としたアニメーション作品。ナレーションに合わせて独特の色とデザインが動く。ナレーションは作者の実のおじいさんとのことで、自然な三河弁のイントネーションが昔話に合っていた

 

新とよパーク イベント「とよたアートパーティー」

11月4日13~19時半にアートグッズの販売音楽&ダンスのイベントが開催

マーケットエリア

作品の販売ブースに加えて体験系のブースもあって、ぐるっと回るだけでも楽しい

夜のライトアップで雰囲気ガラリ

ライブエリア

お昼は運営者、出展者、出演者を招いてのラジオライブ

夜はダンスパフォーマンス演奏ライブが展開

 

クロージングイベント

新とよパーク会場で、神輿を担いで回って、神輿の制作者のアーティスト「このよのはる」のリモートライブを見てエンディング

 

 

 

 

 

 

2022年開催

2022年10月8日~30日に、豊田市街地各所(常設会場5カ所、連携会場11ヵ所)で作品展示やパフォーマンスが展開。テーマは「知の技術」

オープニングイベント

テープカット

開催初日には豊田参合館前広場にステージが設けられた。午前11時に、開幕のテープカットに合わせてみんなでクラッカーを発射

まちなかパフォーマンス

辻將成

複数人で踊る静かな感じのブレイクダンスが展開。一緒に見ていたアーティストたちが「ダンスとか分かんないけどこれはカッコいいな」「普通ダンスって音楽を基に踊るけど、そうでないダンスはまたすごい」みたいなこと言ってて、なるほどと思った

とよたブックマーケット

豊田参合館内では、本屋、本好きな個人、アーティスト本人など二十組以上の小さな本屋さんが集合

自分もオフィシャルのブースで写真集を販売。最終的に1冊売れた!

 

豊田参合館 会場

あまのしんたろう写真作品『0:00am-5:00am TOYOTA』

午前0時から午前5時までの時間、豊田市の各所「豊田市街」「スタジアム」「トヨタ本社」「茶畑」「足助(香嵐渓)」周辺を歩き回って、豊田の産業活動が休止している姿を撮影した作品

展示場所は豊田市中央図書館も入っている参合館という建物の5階ロビー部分。約23mのガラス面に32点の写真を並べた

深夜の撮影では、普段明るい時に見えていたものが暗くなって見えなくなる替わりに”暗くなったからこそ浮かび上がって見えてくるもの”もあった

さいとうえな『あぶくぶくぶく』

嗅覚芸術とのこと。洗濯場のシチュエーションで石鹸の匂いを嗅ぐ作品。ブラジャーや魚の尻尾、スリッパがあることから”人魚に成りすましているヒト”が主人公だと予想したけど、全然違うかもしれない

Fスターズ『宴ジョイ!竹やり芸術祭』

アーティストのFUJII氏ゆかいな仲間たちのグループ。メンバー各々が竹やりをデコレーションし個性を爆発させた展示

「竹やり」といえば、日本の戦争時に最後の防衛手段として一般人が訓練したり、ドラゴンクエスト1で最も弱い武器として登場したりと、今の時代では見ようによっては滑稽にも思える武器

展示では明言されていないが、そういう時代ギャップ的なニュアンスを含んでいるように見えた

泥臭いイメージの武器が、女子アニメの魔法グッズ風に変身。実際には攻撃力変わってないのに、なんとなく強くなってる気がするから不思議

田代智裕

万年青(おもと)という常緑多年草は江戸時代から趣味的な植物として楽しまれていて、この鉢はそれを飾るためのもの。万年青自体は一般人が見たら地味だけれど、鉢とセットで見るとグッと楽しみやすくなるのも魅力

万年青の鉢は3本脚が基本で正面となる面が決まっていて、万年青の生育具合によって”見栄えがいい向き”に毎年ごとに植え替えられる。とはいえ裏面こそしっかり描かれている鉢もあって”正面”が必ずしも作品としての本題でないことも。しっかり全面を見るのが大事

豊森小屋

日々の生活の中にある「想い」と「祈り」を過去の作品とともに表現。竹藪の中にメッセージが潜んでいた

田原迫華『はじまりのモニュメント』

巨大な赤ん坊の頭の作品。下から入ることができる

内側から見る顔も、しっかり顔になっていた。”彫刻の中から「あなた自身」を探るように世界を見てほしい”とのこと

横田典子 ツチ・ビトー楕円

思い通りにつくりあげることを目指さず、土を自重により変化させることで”作る”というより”生まれる”という行程を経た存在たち。こちらを向いているようでありつつ、窓に広がる豊田の街を眺めているようでもあった。そしてなんかかわいかった

つちやみさ l_co_nimism

人によって捉え方が異なる「石」という存在。そんな彼らの人格ならぬ「石格」を表現していて、「石がSNSを始めた時のアイコン」をイメージした作品

それぞれの石の性格や願望が表れていて、個性的な石が意外と地味目なアイコンにしていたりその逆もあったり

 

近代の産業とくらし発見館 会場

成田帆花『謝罪エクスプレス』

口下手な自分用に役に立つものを作っている作家。今回は謝罪・土下座・退散を同時に行える装置を発明

紫乃~murasakino~『混沌から生まれる、すべては』

かつての豊田の主要産業の養蚕になぞらえて、蚕に絡みつく糸とそこから羽ばたこうとするエネルギーを表現したインスタレーション

日下宗隆

豊田自動織機をルーツに持つションヘル織機で織られた布地を使用したオブジェ作品

 

とよしば 会場

この日、公式には「飲食ブース」とだけなっていたけど、通りかかったら子どもたちのバイオリン演奏が行われていた

MOBIUM×豊田市立崇化館中学校

バスにチョークアートがびっしり

このよのはる 旅するひみつきち

うたっておどれる似顔絵ユニットで「このよのはる」普段は渋谷・新宿で活動していて、よく豊田のアートイベントに出没する

今回は軽トラでの参加で、車をひみつきちに見立ててみんなに絵を描いてもらったり、一緒に遊んだり。この後、実際にこの車で寝泊まりして旅をするとのこと

 

 

 

 

 

 

2021年開催12月

12月4日~25日に豊田市の駅前市街地16ヵ所で開催。29組のアーティストによる展示、16組のパフォーマンス、15組のマルシェが集まった

2021年3月に開催された第1回とよたまちなか芸術祭から9か月の短期間で早くも第2回が開催。場所と参加アーティストが倍増し、より”まちなか感”のあるイベントにパワーアップした

展示会場すべてをまわるとだいたい半日くらいのボリューム。「とよたまちなか芸術祭」の名前のとおり豊田市駅前の中心地を休憩挟みつつ歩き回ることで、アートを楽しみつつウォーキングにもなる距離感だった

ホテル・アンティーズ 会場

シティーホテルのエントランス横スペース。普段は机がおいてあるらしい。机をどけたら白い壁に高い天井、ピクチャーレールに大画面モニター完備で最高のギャラリー空間になった

あまのしんたろう『フライングモンキーテイル』

2004年に廃線になった名鉄三河線・山線の猿投駅~三河御船駅~枝下駅~三河広瀬駅~西中金駅の4駅区間を歩いて撮影した写真シリーズ

壁作品は写真におもしろタイトルを付けて非現実的な光景になっている一方で、映像作品は線路沿いを徐々に歩いて撮影が進んでいく様子が記録される現実的な光景になっている。現実のそこかしこに非現実が潜んでいると表すことで「現実と非現実の境目はあまりクッキリしていない」というメッセージを乗せた

田中あつこ

壁の左右の作品はライブペイントのもの。一見テーマが分からなくてもタイトル見るとなるほどと納得できて面白かった。Tシャツ作品のちょっとだけこっちを迎え入れようとしてる手の角度も好き

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豊田画廊 会場

山岸大祐

直径60㎝くらいの大きな陶器オブジェ作品。4つ足なので生き物のようにも見えつつ、何かのマシンのようにも見えた

 

第一画廊 会場

成田帆花

ひみつを醸成する装置とのこと。悩み事なんかが整理されたり解決したりしそうな気もする反面、”醸成”なんだからちいさなひみつがおおきなひみつを生んでしまいそうでもある

紫乃 ~murasakino~

壁の絵画が今回の作品で、真ん中の大きな器はもともとこの画廊にあった鈴木五郎の作品。なんだけど、ここに入ってるツルやススキの葉なんかは今回用意したものらしい。おかげで絵と器がやけになじんでイイ空間を作り出していた

 

三河別院挙母支院 会場

駅から数分の至近距離で街中のビルに囲まれたお寺。入口は小さいけれどお寺そのものは結構大きい

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田中あつこ(ライブペインティング)

ホテルアンティーズ会場でも展示している作家田中あつこがお寺の庭スペースでライブペインティング。筆は使わず素手と布、時には絵の具を直接かけて描いていた

大崎奈々×井内貴仁

キーボードとサックスのデュオ演奏。四季すべてをかけめぐるメドレーや、この季節に合わせたクリスマスメドレーなどなど。自分が一番心惹かれた演奏は「カイト(嵐のオリンピック曲)」

 

豊田市民文化会館 会場

一旗

12月19日の17時~20時には豊田市民文化会館で「デジタルアーティスト集団:一旗」によるプロジェクションマッピングが展開。この壁に前から描かれていた絵を強調するような光の使い方の作品だった

後日、昼にきて日の光で元の絵を見てみた

 

 

 

 

 

 

2021年開催3月

2021年2月28日~3月20日に豊田市街の8ヵ所での開催

副題は「~Re:HYBRID BUNKASAI~」で、2018年2019年と続いていたアートイベント『ハイブリッドブンカサイ』が2020年は新型コロナの影響で開催できなかったことから、その動きを止めないという想いがこもったタイトルになった

HUUKU 会場

2階に服のセレクトショップ「HUUKU」があり、そのエントランスに当たる1階エリアが展示会場になっていた

あまのしんたろう『フォトボックス』

スライドショー作品を3点を常時放映

『ガマゴオリクエスト』蒲郡市で撮影した写真にタイトルを添えた、写真×ことばシリーズ 『タハラレポート』田原市の調査をするというミニストーリー仕立ての写真×ことばシリーズ 『闘犬オクタゴナル』埼玉県で行われた闘犬大会の写真ムービー。実際に闘犬を観て感じた私見を短い文章に織り込んだドキュメンタリー

成田帆花『ノスタルジートラベル』

造形物に頭を入れて、何かが思い出せそうな感覚を味わう作品

安藤麻里亜

 

East Enders Coffee 会場

つちやみさ

石に生物モチーフでありながらデザイン的な要素が強い絵が描かれた作品

つちやみさ

 

七州城 会場

中崎透

ピンと貼られた7本の虹色の糸が、各部屋に繋がって伸びる作品

中崎透

中崎透

 

農村舞台 会場

豊田市の各地にある農村舞台の一つでライブ演奏や演劇が展開。その様子がメイン会場となる「とよしば」に中継された

GENE_SIS

 

とよしば 会場

イベント日は、駅前にある芝生広場にアートが集結

農村舞台の演目がライブ中継された

マルシェやワークショップ、パフォーミングアートなどが同時多発的に展開した

ジェット達