碧南水族館とは
愛知県碧南市にある小規模な水族館で、地域住民向けの色合いの強い小さめな水族館
入館料は大人500円、小人200円とリーズナブル。見やすいボリュームの常設展に加えて、キャッチーなテーマの特別展が人気。ビオトープや科学館エリアはあるものの、トータル90分くらいあればすべて回れるくらいのコンパクトさ
アクセスは、電車だと名鉄・碧南駅を下車して歩いて15分。車だと大きな無料駐車場があるものの、夏休みや日曜など人が集中する日だと満車になることもある

建物に入ってすぐにアカウミガメの子どもたちがお出迎え

常設エリア
水族館の常設展示
「大水槽」はその名のとおり見事な大きさ。水族館近くの三河湾の海をイメージした水槽で、近くの魚市場で水揚げされた魚を中心に展示されている

大水槽の前には15席くらいのベンチがあって、座って魚たちを眺めていられる

マアナゴの水槽。基本じっとしていて、ごくたまに全員がビクッと動いたりする

キサンゴ科のイボヤギ、エダイボヤギがびっしり。花畑みたいな華やかさがあって気に入っている水槽

これはオオイソギンチャクモドキという生き物でイソギンチャクモドキ科に属しているらしい。”イソギンチャクではない大きいヤツ”ということはよく分かるけど、じゃあ一体こいつは何なのかが気になった

ハナギンチャクは水流にゆらゆら揺れる様子がキレイ

アメリカからの外来魚として有名なアリゲーターガー。この魚が愛知県の各所で捕獲されていて、そのうちの2体が剥製になってここで展示されている

ネコギギは三河湾と伊勢湾にそそぐ河口にしか生息していない希少な魚で、絶滅危惧種&国の天然記念物になっているそう

水族最強決定戦には入れなかったけど、こちらも猛毒の魚。写真右下にいて岩にソックリだから、間違えて踏んでしまいそうで怖い

深海にすむはずのタカアシガニに見下ろされるのもまた不気味でコワイ

絶妙な角度で静止している魚が。うまく岩に支えられてる気もするから、この状態が楽なのかな?

科学館エリア
館内奥の2階部分は環境に関する映像を見たり模型をみたりと、学ぶ系の展示が揃った科学館エリアになっている

碧南市の池「油ヶ淵」にいる魚を釣るというゲーム形式の展示。磁石のついた竿で魚の絵を引き上げる仕組みで子どもたちに大人気

一見普通のキッチンに見えるんだけど、油ヶ淵の人ならではの特徴があるのかな?

ネズミフグの剥製。大型のハリセンボンの仲間とのこと。自然に生まれたとは思えないほど見事な造形をした生物だった

ビオトープ
建物1Fの有料エリアの扉を出るとビオトープになっていた。ビオトープというのは「生物環境の小空間」のことで、このエリア内で特定の植物や動物が暮らせる環境を再現している
庭園としても美しくて、散歩したり休憩するのにとてもいい場所

小さな田んぼなんかもある

グッズコーナー
そこまで大きな水族館ではないのでグッズコーナーも小さめ。その割にはオリジナルグッズが充実している

特別展
2024夏『水族最強決定戦』
進化の末に手に入れた”最強”の特技を持った生物たちをテーマにした展示。「攻撃力=強さ」というだけではなく「生きる力=強さ」という考えも含めて、色んなアプローチの”最強”が集まっていた
水族館に入ってすぐのエリアが特別展の会場。↓この写真に写っている部分が全てだからかなり小規模ではある。その分、見やすく楽しみやすい内容になっていた

「毒」で身を守る生き物は多い。その中でも化学的に強い致死力の毒を持った生き物ベスト3が紹介されていた(純度や量は異なるので諸説らしいけど)

「忍び力」に特化したのがヒラメやカレイの仲間たち。特にこのイシガレイの子どもは数センチくらいで、水槽にいてもよく見えない。広い海にいたらまず見つからなそう

「速さ=強さ」という発想はロマンであり真理だと思う。競馬では「速さ=強さ」そのままだし、人間でも速く走るだけでモテたりもする
あとこのマカジキはその速さと形状から水族館で飼育するのがとても難しい魚だから、ここで生体を展示するのはまず無理。ということで開き直って堂々とレプリカを展示しているのが”碧南海浜水族館の展示”って感じがして好き

「鎧」のように硬いウロコにトゲのヒレを持つマツカサウオ。それだけで十分最強の守りを持っているのに、なぜか分からないけど”光る”という特技もあるらしい。まさか自分の鉄壁さに自信ありすぎて、周りの捕食者を煽っているとか?

ウミザリガニは細胞の老化を抑える働きが強くて、一説には百年以上の寿命を持ち、死ぬまで成長と繁殖能力の保持を続けるらしい。「不老長寿」なんていう生物誰もが欲しいであろう能力は、たしかに”最強”といえそう

2020夏『出没!未確認生物~奇妙で怪しいキワもの図鑑~』
カッパやツチノコなど目撃例だけで実際に捕獲されていない「未確認生物」を扱った珍しい切り口のイベント。子ども心もおとな心もくすぐる素敵な展示空間になっていた
特別展のエリアは水族館の入り口の直線25mくらい。小規模な展示だけど、カラフルなイラストや分かりやすいキャプションで楽しい空間になっていた

カッパ
まずはカッパと一緒に写真が撮れるコーナー。表情とサイズ感が絶妙で、ニコニコして写真を撮る子どももいれば、めちゃくちゃ怖がって近づけない子どもも
「川に近づくと危険」という注意が転じて生まれた存在がカッパだとするなら、怖がる方が正しい反応なのかな

目撃情報をまとめるとカッパは40~100㎝で、かなり小さいものが多いよう。なので「大きいスッポンと見間違えたのでは?」という説も有力視されている

カッパを捕まえた場合の飼育先はここでよさそう

ツチノコ
日本を代表するUMA(未確認生物)。特に岐阜あたりでは今でもよく探されていて、捜索イベント「つちのこフェスタ」なんかが行われているほど根強い人気
ツチノコの方がカッパよりも捕獲の可能性が高そうだからか、より実際的な飼育のシミュレーションが行われていた

人の髪の毛を餌に混ぜるアイディアがリアルに恐くてイイ

ドラゴン
日本でドラゴンを飼育展示しているのはこの碧南海浜水族館だけ。この生き物はホライモリで別名がドラゴンズベビー
この個体は2005年の愛知万博の際にクロアチア共和国から寄贈されたそう。ベビーと言いつつ少なくとも15歳以上なので「ドラゴンズベビーのおとな」という少し矛盾した存在。それはそれで幻の生物っぽい気もする

ネッシー
イギリスのネス湖で多くの目撃例がある恐竜がネッシー。近年の研究で恐竜どころか爬虫類のDNAも検出されず、ウナギのDNAが多数だったことから大ウナギの見間違いということになっているらしい
ただ大ウナギは最大で2mと言われていて、ネッシーと見間違えるなら10m以上のウナギがいることになる。そんな大きなウナギは今まで確認されたことがないので、ネッシーでもウナギでもどっちにしろUMAに変わりない
