名鉄三河線の廃線を歩くシリーズ第4弾
三河広瀬駅周辺
三河広瀬駅を西中金駅方向に歩いていくと、ほんの数十メートルで線路はいきなり林の中に突っ込んでいく
左に川、右に山があって突然自然の中に放り込まれる感覚。異世界が近すぎる
自然と人工物の境目がぼやけ気味
東広瀬小学校付近
塗り絵っぽい建物
大きな生き物に見えなくもない
元スーパーらしき建物
元スーパーらしき建物の裏の絵
現役のお店もなかなか趣ある
左の道路はお寺や小学校があるルート、右の線路は農地を突っ切るルート。2つの道はこの先でまた合流する
線路はここからトンネルを通って山を通過
看板には少し進むと”広瀬トンネルがある”と書いてあったけど、この日は近くの池らしき場所から水が流れ込んでいてすごいぬかるみ。普通の靴ではこれ以上進めそうになかった
山越え区間
あみだくじっぽいキレイな風景
この上を廃線が走っている。当時はこの道路の上が橋で繋がっていたはず
上の写真の左の先を見た景色。森が深くて近付けない
石野中学校付近
これはもしかして線路の枕木?
花が枝からこぼれ落ちたような風景
奥に見えるのが廃線
長野県でうっかり肉そば屋を通りすぎても、この看板みて引き返せるから安心
力石トンネルまでの路線
三河広瀬駅方向は遊歩道に整備されていた
かなり高いところを歩くことになる。先に見えるフェンスはイノシシ除けのモノで一般人でも通過可能
フェンスの先に行くと一気に空気が変わる
線路脇には沼も。線路コース以外を歩くのは危険そう
草トンネルからのコンクリートトンネル
西中金付近
線路の南側は1本の大きな道路があって、北側は細い道ばかり。歩くならこっちが楽しいかな
このあたりは工事多め。線路の上に土台を乗せ直しているところもあって、だんだん線路の形跡はなくなっていくみたい
工事中でも岩倉神社の参道は確保されていた
豊田市の神社に多い農村舞台。なぜか”歌舞伎の顔はめパネル”があった。顔はめファンは要チェック!
西中金駅
ここは駅のロータリーだったのかも?バス停があるからその引き返し地点に最適そうなんだけど、この道の先にもバス停があるから今は普通に通過するだけっぽい
駅舎は2015年に改装して土日営業の喫茶店になっている
ちょっと気合入れ過ぎじゃないかってくらいキレイ
駅からすぐのところで線路は終了する
本当はこの先にある紅葉の名所「香嵐渓」まで繋ぐ予定だったみたい。今はしっかりした自動車道が伸びているからもう列車は必要なさそう
そんな便利な”自動車”でも不必要になったら捨てられる運命。こんなものが廃線駅の最終地点にあるのは、なんだか象徴的だった
今回撮影した写真作品
『影の魔女』
『モンスターグローブ』
『目撃証言』
『国産天然ビン群生地』
『贄のレプリカ』
『ハリキリボーイズ』
『居場所』