東京ドームシティのギャラリーアーモで開催の『TOKYO ART CITY展』に行ってみた
作品内容は”東京の建物のジオラマにプロジェクションマッピングをする”というもの
ひとことで「東京ドーム」といっても遊園地あり、場外馬券売り場ありと、かなりの広さ
会場となるギャラリーアーモは、2017年4月オープンと新しかったので探すのに苦労した
「ジャンプショップ」や「名探偵コナンショップ」なんかがあるエリアの一角にあった
今回の展示の入場料は1600円。割高な気もするけど、中が混雑すると楽しめなくなる展示だからわざと高額にして入場数を抑えているのかもしれない
映像系アートにしては珍しく撮影OK
最初にあった都庁のジオラマに、凝ったプロジェクションマッピングが上映されていた
この先のアート作品空間がどういうものなのかすぐ分かるつくり
逆に言うと、展示のチラシがオシャレすぎて、この空間に入ってみるまで実際にどういう作品なのかよく分からなかった
ただの壁の模様かと思っていた光の筋にも意味が。これは東京の電車の路線図なはず
15分に1回行われるパフォーマンス。会場中央の空間がライティングされステージと化し、光る服を着たパフォーマーが出て来てダンスを展開
東京国立博物館のジオラマにプロジェクションマッピング。この作品は2013年、本物の東京国立博物館に上映されたものらしい
まとめ
ジオラマに映写するアイディアは面白い。ただ、ここにあるような中途半端に大きいジオラマに写すくらいなら、やっぱり本物の建物に写したものを見たいなあと思ってしまった
もっとこの会場のサイズじゃなければいけないような内容の方が、価値があるように感じる。”外の建物ではやれない良識ギリギリセーフくらいのアブない映像”にするとか”来場したお客さんの「影」に意味を持たせた展示にする”とか、そういう工夫があるともっと楽しめそう
とはいえお客さんにカップルが多かったから、もしかしたら”アート的な見方”をすることが間違っていて、”夜景”を観るみたいな感覚の展示だった可能性もある
自分はそれなりに楽しめたんだけど、別に楽しまなくてもいいタイプの展示だったのかもしれない
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