愛知県岡崎市の花火大会の時期に行われる「岡崎城下家康公夏まつり」
今年は週をまたいで6日間、岡崎各所でイベントが行われる
- 1日目『夏だ!!ぬかたのわんぱくまつり』
- 2日目『おかざき大夜市』
- 3日目『カクキュー八丁味噌会場・岡崎公園会場開催』
- 4日目『伝馬通り・籠田公園会場開催』
- 5日目『第69回おかざき花火大会』
- 6日目最終日『NEOPASA岡崎会場』
1日目『夏だ!!ぬかたのわんぱくまつり』
まずは岡崎市額田町にあるこども自然遊びの森「わんPark」で開催の「夏だ!!ぬかたのわんぱくまつり」に行ってみた
イベント会場のわんparkの広場。平面と斜面からなる広い芝が会場になっている
「受け付け」でまつりのチラシやスタンプラリーのスタンプを押してもらえる
「フリーマーケットコーナー」
手作り品や、山のまちならではの一風変わった品ぞろえが目立った。あと、写真左端では髪を切っているシーンも
「たべもの・飲みものコーナー」
こちらも定番のモノから、ぬかた料理風にアレンジした料理などなど
歩く看板娘
かなりの暑さでも、ビールさえあれば!
ソフトクリームはお客が作ることもできる。いきなりうまくはできないから必ずフォローしてくれる
かき氷の器が独特なお店があった。薄くて大きい氷の削り方でおいしかった
「あそび体験教室コーナー」
「竹炭風鈴を作ってみよう」キレのいいキラキラした音が竹炭風鈴の特徴だと思う。今回使われていた竹炭はにょきにょきしたルックスで味がある
「どんぐりランド」
”どんぐりおふろ”が大人気で子どもたちがのんびり浸かっていた。次回はもっと巨大なおふろにしても面白そう
「オリジナル○○丸太をつくろう」
額田の間伐材をキャンバスにして絵を描く出し物。カワイイ絵を描いてるのに、子どもたちの目つきは鋭いのが印象的
「ぬかた薪割道場」
ここに薪おいとけば、子どもたちがじゃんじゃん割っていってくれる。額田は薪ストーブの家が多いらしいので大助かりなはず。”子どもは楽しみ大人は楽する”という最高のシステム
「どろんこ遊び」
この施設はもともとわんParkの目玉的なものなので、泥で汚れた体を洗うための噴水兼シャワー施設もあったりする
「昼の星空望遠鏡」
遠くの山の鉄塔に付けた小さな土星の写真をこの望遠鏡で見てみる出し物。肉眼では全然見えないものが大きく見えてびっくり。あと、あんな山の上にある大きな鉄塔の上にどうやって写真を貼ったのかも気になった
「ミニ四駆レース」
最近の事情を詳しくは知らないけど、今の子はミニ四駆知らない子もいるんじゃないかな。そうなるとミニ四駆も”むかし遊び”に入るような気がした
「竹水鉄砲合戦教室」
ドッチボールくらいのフィールドで2チームに分かれて合戦。頭のポイが破れたら一旦外に出て付け替えてもらう。たくさん相手のポイを破ったチームが勝ちなのかな、多分
審判や相手に申告されないと、自分のポイが破れているかどうかわからないのがこのシステムの難点な気がした。自分のポイの状態を確認するために触ってしまって、それで破れてしまう子どもが多発
ポイは親が作成。じゃんじゃん攻める子どもを持った親は、やられる回数も多いのでポイ作りが大変
「ステージコーナー」
「日近太鼓」地元の太鼓団体。大人に混じってすごく小さな子供も演奏。ちゃんと演奏しつつキョロキョロするという神業を披露
「よさこい演武」
総踊りで始まった後は、それぞれのチームが自分の選曲で踊っていた。メンバーが少ないチームの時には助っ人としてほかのチームが参加するので、ほぼ踊りっぱなし状態の人も
このイベントの司会を一人で努めるのがこの人。しっかりと額田の歴史を説明しイベントの解説をするかと思ったら、演目によっては荒々しく煽ったりと、素晴らしいMCっぷりだった
軽く関係者の人に聞いた感じではプロってわけじゃなく”地元の人”っていうことしか分からなかった。ということは”野生の天才”なのかもしれない
「八丁味噌仕込み桶大太鼓かつぎ」
今回から岡崎の新しいシンボルとして登場した巨大な太鼓。八丁味噌を作っていた桶を使って作ったらしい
このイベントが”担ぎ初め”で、一般の人の飛び入り参加もオッケー
担ぐための横棒自体が大きな丸太。この丸太だけでも重そう
担ぎ始めたら前に後ろに動いた後、その場で回転したりする
大人数すぎて指示を出すのも大変。大声と大きなアクションでなんとか動きを制御
大自然の中に大太鼓が響く
最後は”振る舞い飴”をしてお開き
「泰平おどり」
岡崎伝統の盆踊り。今回は生歌&生演奏
「THE MEMPHISステージ」
普段は夜のステージが多そうなバンドで、たぶんすごい人たち。普段のステージとは違いすぎるみたいで「牧歌的なステージだなあ」と笑いつつも、全力でジェームスブラウンなどの曲を披露
自分には世代的に全く知らない世界観(ディスコとかそういう時代のやつ?)だったからノリ方が全然わからなかったんだけど、それでもパワフルな演奏に圧倒されて楽しかった
芝生の方でファンの人が踊っていたのをみて、お約束のフリとか覚えてクラブで踊ったら最高に楽しそうだと思った
これで今回の「夏だ!!ぬかたのわんぱくまつり」は終了
最後に大ファンになった”MCのお兄さん”の勢いのあるシメの言葉を聞いてから、家路についた
2日目『おかざき大夜市』
イオンモール岡崎で行われた岡崎城下家康公夏まつり「おかざき大夜市」にいってみた。イオンの中で”本格夏まつり”
《イオン内会場》
「正調五万石流し踊り」
イオンモールの中を岡崎の伝統曲を生演奏しながら踊り歩いていく企画。オシャレな店の前でもミスタードーナツの前でも踊っていく
イオン内の大通りはほど良い広さ。踊り手はのびのび踊れてお客さんは間近で見られる距離感
ペッパーくんも見物
いつもここで働いている店員さんが一番珍しがっていたみたい
この非日常感がおもしろかった
「パチパチそろばん祭り」
画面に素早く表示されるいくつかの数字の合計を計算するゲーム。そろばんやってれば分かるらしい
「キッズダンス」
会場はイオンの中。リハーサルする場所がないので踊る前の打ち合わせもここで行う。その打ち合わせのやり取りがかわいくて、本ステージとトータルで出し物になってるみたいだった
「紙芝居・岡崎味めぐり」
グレート家康公「葵」武将隊の武将が子どもたちに紙芝居で岡崎の食に関する話を見せていた。”読み上げ”は別録りの音声がスピーカーから流れているので、武将はめくるだけでちょっと手持ち無沙汰そうだった
「第1回おかざき大好き川柳コンテスト」
一般応募600以上から選ばれた10作品が展示。それをここでお客さんが投票してナンバーワンを決めるというもの。表彰はこの日の夜に行われる
《イオン駐車場会場》
360度に開いたステージや企画ブース、飲食ブースなどがある会場がイオン駐車場に登場
「フリーキッズペイント」
子どもが自由にお絵描き出来るブース。木に絵を描くのが新鮮で楽しいらしい
「子ども向け化粧品体験ブース」
女の子はこんな年からお化粧に興味あるみたいで、希望者が行列になっていた
「飲食ブース」
縁日系のフードから地元商店系のものなどいろいろな屋台が並んでいた。ただここはイオン駐車場。ちょっと歩けばイオンで買い物が出来てしまうので、普通のまつり会場よりも”独自の魅力”を出す必要がありそうだ
ゴミ箱がキレイに並んでいて気持ちがいい
「竹水鉄砲合戦教室」
夏まつり”わんPark会場”にもあった水鉄砲企画がここでも行われていた
ルール詳しく知らないけど、この攻撃は間違ってる気がする。楽しそうだからいいけど
「JOYSOUNDブース」
こういう地域イベントではよくカラオケ大会があったりする。しかし、カラオケ機メーカー自らがブース出展してるのは初めて見た。正真正銘の”カラオケ大会”になっていて、採点結果を競うカラオケバトルには賞品が出たりもしていた
〈ステージ〉
「米山デストロイヤーズライブ」
岡崎のライブハウス「CAM HALL」などでライブをやっている二人組とのこと。さわやか系なオリジナル曲を披露
「三河高校よさこい・三河乱舞」
夏祭り”わんpark会場”でも踊っていたよさこいチームがこちらでも登場
「バンビーズ子どもミュージカル・アニソンステージ」
アニメ系の曲の生歌と踊り。人数多くてもしっかり揃っていて、ちゃんとしたパフォーマンスステージになっていた
ここまでの3つの演目はそれぞれ”正面となる向き”が変わっていた。360度ステージならではの使い方
「浴衣でショー」
浴衣を着ていれば誰でも参加できるステージショー。この企画、着々と人気を伸ばしていると思う
「第1回おかざき大好き川柳コンテスト・表彰式」
さっきまで行われていた一般投票の結果で大賞が選ばれる
審査員賞などもあり、中には大賞よりいいのではと思える賞品がもらえたりしていた。作家さん本人が来ている場合にはインタビューなんかも
大賞の川柳を作ったのがこの方
〈 家康に 主人も似たり 太鼓腹(たぬきばら) 〉
オカザえもんも川柳を披露
〈岡崎の 岡崎だましい ここにあり〉
暗くなるにつれて「おかざき大夜市」というタイトル名どおりの雰囲気に
普通に歩いているだけで独特の雰囲気を出すオカザえもん
詩吟が披露されると、大太鼓の音とともに「泰平おどり」が始まった
三味線と太鼓の迫力ある音がイオン内、そしてその周りまで響く
ちなみに、この大太鼓は6尺ある味噌桶から作ったことから「みそろく」という名前らしい。表記が「味噌六」なのか「みそ六」なのか「みそろく」なのか「ミソロク」なのかは固まってないみたいなので、これからそのうち決まるはず
輪の内側にはお手本となる踊り手さんがいる。その人を見ながら踊っているうちに体が覚えていく
踊り歌も、もちろん生歌
何回か同じ歌をやっているうちにだんだんみんなの踊りが揃ってくる
ステージ上も楽しそう
踊りの輪にオカザえもんも参加
ステージ上でも踊る
踊りの中に太鼓も加わる
上では大太鼓の轟音
最後はきれいな列になっていた
3日目『カクキュー八丁味噌会場・岡崎公園会場開催』
おかざき花火大会の前々日に、岡崎城下の康生地区で「家康公夏まつり」が開催
《カクキュー八丁味噌会場》
「グレート家康公「葵」武将隊ステージ」オープニングは武将隊の演武
叩いてかぶってじゃんけんポンのコーナー。武将隊に勝つとステッカーがもらえる
小さい子にはとくにやさしい家康さま
みんなで踊る「堪忍をどり」
「ヒマナシスターズ」
メンバーは教員中心で昭和の懐かし曲を演奏するバンド。”和田弘とマヒナスターズ”という昭和のバンドの名前をもじってこの名前にしたそう。ヒマはないけど演奏好きだから”ヒマ無しスターズ”
「飲食コーナー」
イベントのスタートが17時なので、ちょうどおなかがすく時間帯
「岡崎カクキュー八丁村」
普段も営業しているフードコートなので、まつり会場でしっかり晩ごはんを食べることもできる
「昭和の遊びコーナー」
味噌工場内の小路にむかし遊びのテントがズラリ
「ベーゴマコーナー」
大人が回すベーゴマは、クマバチの羽音みたいな音がしていた。子どもは”扇風機の羽根触りたいの法則”に従って引き寄せられていた
「めんこコーナー」
いまだにちゃんとめんこがひっくり返るところを見たことがない。この子たちも全然まっすぐ投げられてなかったんだけど、投げるフォームだけは忍者っぽくてカッコよかった
「竹水鉄砲コーナー」
一週間続くこの「家康公夏まつり」に皆勤賞ペースで催されている竹水鉄砲。ここでは竹に布と棒を組み合わせて、各々が自作したモノを打つ。ちゃんとした水鉄砲が作れるかどうか、親のチカラが試されている
「けん玉コーナー」
コールして同時に玉を上げて皿に乗った者が勝利者、みたいな独自ルールを発明
「みそまる作りコーナー」
みそまるとは、味噌にだしと具材を混ぜて丸めた即席味噌汁で、このままお湯を注げば味噌汁になるらしい
《岡崎公園会場》
岡崎公園多目的広場では、ステージや遊具、グルメ屋台などが展開
「キッズダンスステージ」
今回の夏まつりはとにかくキッズダンスが多かった。最近、学校の授業に取り入れられたって話だから、ダンス教室に入る子どもが爆発的に増えたのかも
「トランポリンコーナー」
一回400円で10分遊べる。トランポリン10分は子どもでも体力的にキツイような気がしなくもない
「スケートボード試乗会」
重心の下にあたる腰を押すと力のモーメントが縦回転に作用するから、すごい勢いでスケートボードだけ射出されていく
なんのイベントに使うのか分からなかったコーナー
夜になったら中からドラキュラが出てくる、わけでもなかった
「宵の口 ワルザえもん」
オカザえもんのはとこワルザえもんが夏祭り会場に出現
ホントに太鼓鳴らすと偉い人に怒られそうだから、フニャフニャ棒でやさしく叩いていた。ただしワルザえもんは弱いものには強いので、近寄ってくる子どもたちには悪ノリでちょっかいを出す
手のツメも実はフニャフニャ
「バブルマシーンコーナー」
上から泡がじゃんじゃん流れて来るプール
もう今日はお風呂に入らなくて大丈夫そう
「セレモニーステージ」
市長やまつり実行委員長方々のあいさつ
「ムーディ勝山ステージ」
吉本の芸人は売れっ子以外、肖像権がないから写真撮影オッケーらしい
まつりが進むにつれて、だんだんと暗くなってきた
「サンリオふわふわ遊具」
巨大なキティーちゃんは暗くなるにつれて王者の威厳が増していた
「三菱自動車の歴史が分かる車両展示」
一つ一つの車がかっこいい。このボディーのまま内臓だけ今の性能の車を出してほしい
「花火教室コーナー」
手持ち花火の正しい扱い方のレクチャーを受けたら、あとは自分たちで花火をやってみるコーナー。このタコの花火は最初一束になっていて途中から足が開くギミックで、地味な派手さがある
「泰平おどり」
毎年恒例の岡崎城天守閣前での盆踊り。他の会場でやるワイワイした盆踊りとは少し違って、厳かな感じ
武将隊も踊りに参加。振り付けが複雑な踊りがあるので周りに食らいついていくのに必死だったらしい
「大抽選会」
祭りの最後には豪華商品が当たる抽選会。子どもたちは気持ちがはやるのか、なぜかだんだん前に出ていっていた
カメラ構えてたら目の前の人が当たるミラクル
1等はディズニーランドのペアパスポート。自分としては11位のワンタッチテントが一番いい商品に思えた
豪華賞品に外れても最後に抽選券とお茶を交換できる。どうしてもお茶が欲しかったら豪華賞品あたってても名乗り出ないでわざと外れ券にするという裏技もある
立体だったキティーちゃんたちはいつのまにか絵本の世界にかえっていた
4日目『伝馬通り・籠田公園会場開催』
おかざき花火大会の前日、岡崎城下の伝馬通りと籠田公園を使って「家康公夏まつり(4日目)」が開催
《伝馬通り会場》
「浴衣で打ち水パレード」
この日も前日と同じ17時からまつりがスタート。最初はみんなで伝馬通りを打ち水して、涼しい空間にしていく
ユーチューバーの「東海オンエア」が登場。しかし、参加条件が”浴衣を着てくること”だったはずが、私服のファンたちまで道に出て来て写真を撮り始めてしまいパニックに。警察の制止も聞かなかったため、残念ながらすぐにパレードをやめざるを得なくなってしまっていた
大騒動にワルザえもんはふてくされ気味
まちのお偉方はマイペースで打ち水。ちなみにこの打ち水パレードの間に浴衣のコンテスト審査が行われており、あとで表彰されることになっている
「長持ち練りこみ」
打ち水パレードが終わると岡崎伝統の行列が始まった。古い歌を歌いながら”長持ち”と呼ばれる箱を威勢良い独特の歩き方をして運んでいく
この”長持ち”はむかし、花火大会で使われる花火玉が入っていたらしい。現代では何が入っているのかは知らない
《籠田公園会場》
屋外型ステージと屋台が並ぶ会場。食べ物のおいしそうな匂いがそこら中からする幸せスポットになっていた
昨年作られた「岡崎市制100周年ねぶた」が今年も展示されていた
「まちかど書道教室」
来場者が自由に字を書ける場所
七夕っぽいことになっていた
「八丁味噌スープスタンド」
コーヒーと同じ要領でドリップして作る”ミソスープ”のブース。真夏なのでアイスコーヒー的な”アイスミソスープ”を出してくれるらしい
「ダンボール迷路」
籠田公園のど真ん中に迷路が出現。子どもたちがじゃんじゃん吸い込まれていった
「浴衣コンテスト」
さっきの”浴衣で打ち水パレード”で審査を通過した人たちが表彰されていた。今回一番目立っていたのは浴衣を着たワンちゃん!
「岡崎版おに(ごっこ)時間」
鬼が子どもたちの前に登場。持っている”お札”の中にプレゼント交換券が入っているので、それを子どもたちみんなで取り合うという企画
多分この黄色いミイラは「東海オンエア」のメンバーだと思うんだけど、この企画を最後まで見なかったから確認はできず
子どもたちはフルパワーでお札を取りに来るので、大人も本気を出す
《岡崎公園多目的広場会場ステージ》
「ハローキティまつりミニステージ」キティちゃん(本物)がステージに登場。子どもたちからもお母さんたちからも大人気
「東海オンエア」が(急遽?)登場。彼らのユーチューブ動画は、悪ノリみたいなどうかと思うのもあるけど、面白い切り口の動画も多くて楽しい
自分が見た中でのオススメは『欅坂46のダンスって素人が考えても見分けつかないんじゃね? - YouTube』という動画
一人のメンバーが欅坂46の曲に合わせて”自分で考えた踊り”と”本物の踊り”を順番にやって、他のメンバーが”本物の方”を当てるというもの。欅坂46のダンスが斬新過ぎるのと、踊りを見せるのが素人というマッチングなので、どの踊りも絶妙にダサかっこよくて最高に面白かった
ただ、今回のまつりでは残念な点があった
今回集まったファンは子どもの女性が多かったみたいで、周りが見えてないどころか、メンバーたちを前にしても自分で勝手に盛り上がって騒いでいる場面が目立っていた。ここまでファンのマナーが悪いと、傍から見た人は「東海オンエア」自体の印象まで悪くなってしまう
幸い、良識のあるファンが”マナーを守ろう”という意見をネットに公開していたので、これから改善されていく可能性に期待したい
「泡フェスタイム」
ステージでは音楽、後ろからは泡の企画。お昼には子ども向けにプールで稼働していた泡マシーンが夜には大人のために登場
今回は泡があまり飛ばずに後ろの方だけにかかっていたので、次回は”ものすごく強力な扇風機”で上に吹き上げ全体にかかるようにすれば、さらにいいモノになりそう
《伝馬通り会場(夜)》
「五万石みこし」
岡崎市の団体が”みこし”を中心にさまざまなパフォーマンスを披露して練り歩いていく
「一畑山薬師寺チーム」
みこしに花火感があった
「岡崎信用金庫チーム」
信用金庫イメージキャラクター”信ちゃん”が乗ったみこしが躍動
「岩津天神チーム」
太鼓が列になって動きながら激しく演奏
土台を動かすスピードが一定ではないので、ちょっと早めに出たり引っ込んだりする。横で並走しながら見てると”ワニワニパニック”っぽかった
「三菱自動車チーム」
自動車のみこしはちゃんと左側車線を通行
岡崎石工団地のキャラクター「石丸団吉くん」タスキがアルファベット表記で、いよいよ海外にまで存在をアピールか
「岡崎商工会議所青年部チーム」
マスコットの”あきん猫~”読み方はあきんにゃー。商い→あきない→あきにゃい→あきんにゃーってことなはず
「八丁味噌仕込み桶大太鼓 総担ぎ」
本日のラストイベント。家康公夏まつりの新シンボルの大太鼓「味噌六」を担ぐ。まずは上に乗っている人がこの太鼓を説明する口上を披露。それに合わせて担ぎ手は合いの手を入れていきだんだんと士気が高まっていく
150人で担いでもなお重いという巨大みこし
武将隊も家康さまも担ぐ
肩で担いで立った後、掛け声に合わせて頭上に掲げる
公園内から伝馬通りの方へ移動して、また担ぎ上げる
城下町に大太鼓の音が響き渡る
最後に公園の元あった場所に戻す
今年最後の担ぎ上げは、最後の力を振り絞って一段と盛大に
5日目『第69回おかざき花火大会』
おかざき花火大会の当日は、朝からキリのいい時間になると花火が上がる。強制的に9時に起こされて、ゆっくり昼寝しようとしてもまたすぐに起こされちゃう
暗くなってからより、日のあるうちに見る花火の方が近く感じる
「岡崎公園多目的広場会場」前日まで屋台が出てステージイベントなんかをやっていた場所
「パブリックビューイング」地元ケーブルテレビ”ミクス”が撮影している花火のライブ映像が映写されていた。このスクリーンが見える位置なら、だいたい肉眼でも打ち上げ花火は見られる
河原で展開される”仕掛け花火”がこのスクリーンで見られるのが、このパブリックビューイングのいいところ。”仕掛け花火”は有料の桟敷席以外ではまともに見られないので、そこ以外で見るにはこの映像が頼り
この場所は打ち上げ場に近く、風向きによってやや煙る。花火の煙でプロジェクターの光線がみえることも
前々日に撮った”祭会場の全景写真”と同じアングル。あのまつり会場が一日でこんな風になってるなんて
岡崎公園内”家康館”の前から
”龍城橋”の上から
6日目最終日『NEOPASA岡崎会場』
おかざき花火大会の翌日、高速道路のサービスエリアNEOPASA岡崎で家康公夏まつり企画「戦国国盗り竹水鉄砲合戦」「来りん・食べりん・踊りん祭」が開催。愛知のよさこいチームが集合!月と舞う
「戦国国盗り竹水鉄砲合戦」
サービスエリアの屋上庭園”ルーフガーデン”に竹水鉄砲の戦場が出現。時間ごとに試合が組まれていて、自分が見た時は3人1組の親子チーム4つが、バトルロイヤル形式で戦っていた
先に水鉄砲を打たせてカラにさせたところを、何人かで狙うのが勝ちパターンになっていた
水の補給ポイント近くの方が有利っぽいけど、補給中が一番無防備なので”待つ作戦”が必ずしも有利というわけでもなさそう
子どもはガンガン特攻したいから、その動きに合わせて親が素早く追撃出来るかが勝負のカギっぽい
「来りん・食べりん・踊りん祭」
岡崎市近隣のよさこいチームが集合しイベント広場で華麗な舞を披露。各チームそれぞれで踊るのに加え、みんなで踊る”総踊り”がスケジュールに組まれていた
よさこいは14時30分スタートなのでかなりの暑さ。前半の”総踊り”は体力と相談しながらやらないと、後半の踊りに響きそう
各チームごとの踊りは、それぞれの特徴が出ていておもしろい。今までも岡崎のイベントでよさこいを何度も観ているから、名前と顔を覚えてるチームもあって”よさこい玄人”に向けて一歩前進した気分。観る専門で踊りは全く踊れないけども
目いっぱい前に出てくるチーム好き
今回の夏まつりのシンボル、大太鼓の”味噌六”がここでも活躍。よさこいの曲に太鼓は合う!
各チームの旗士の共演タイム。旗はものすごく大きいので、真横に振ると客席の目の前をかすめていく
最後は連続”総踊り”。やっと涼しくなってきて、フィナーレに向かうにつれて踊りの勢いが増していた
1週間にわたる家康公夏まつりを最後まで盛り上げ、見守った”味噌六”