愛知県西尾市の三河一色諏訪神社で開催の『三河一色大提灯まつり』に行ってみた
毎年8月に行われるこの祭は、永禄年間(1558年~1569年)に長野の諏訪大社から御分霊を祭ったことが起源らしい
そのころ毎年、田畑が荒らされることが続きそれを「海魔」の仕業と考えた村人が、大きなかがり火をたいて「海魔退散」を祈願したところ見事に成功。それからは毎年祭りの神事としてかがり火をたく”習わし”に
その”かがり火神事”が時を経て「大提灯」になったのは江戸時代中期のこと。そして今では高さ10m、直径5.6m、重さ10トンという巨大な提灯を掲げるに至っている
普段はただの小さな町がこの日は人で溢れていた!
狛犬が”オシャレJリーガー”みたいなファッションに
大きさはそれぞれ少しずつ違うけど、どれも巨大な提灯が12基!中にヒトが入れる大きさ
日中は中をのぞける。夜になったらここにろうそくが入ることになる
これはまだろうそく入ってない状態
大提灯に火が入る夜が祭りの一番のクライマックス。それに備えてか、からあげの準備量がすごい
細い道にも屋台が出て神社の外も賑やか
神社の近くには小さな商店街があって、そのお店の前で売っている食べ物が激安。まつり会場の屋台で売ってるものとの値段の差が大きくて、お客さんのばらけ具合が絶妙だった。まちなかでは紙芝居公演なんかも
歴史を感じる電話番号の書き方
夜が更け、神社では祭りの行事が進行していく
これは大提灯に大ろうそくを入れる行事。各提灯ごとに”運び方”がちがっていた。担いだり、みこしみたいのに乗せたり、つり下げたりさまざまで個性がある
ろうそくは大きいもので長さ1.1m、重さ93kgとのこと。持ち上げるだけで大仕事
これがろうそくついた状態……って、あんまりさっきと変わってないような。周りの光に照らされて大きな提灯が浮かんでいる光景はそれはそれで幻想的ではあるんだけど
せっかくだから提灯の光を見てみたいところ。一時でいいから周りの電気を全部消してみてほしかったな
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