山梨県甲府市にある動物園『甲府市遊亀(ゆうき)公園付属動物園』に行ってきた。ここは上野動物園、京都市動物園、天王寺動物園というそうそうたる都市に並び、日本で4番目に作られた由緒ある動物園
開園時間は4~10月は9時~17時で、11~3月は9時半~16時半、休園日は基本月曜日
立地的には住宅地の中にあって小さめな敷地。入場料大人320円、子ども30円とリーズナブルで観光用というよりは地元民のための動物園といった感じ
○甲府市遊亀公園付属動物園の「動物園エリア」
入ってすぐにアジアゾウの「てる」が登場。動物の展示としては最初のここがクライマックスという配置
この日見に行った時は、ずっと右足と左足を交互に出すダンス的な動きをしていた。youtubeに上がっている動画でも同じように踊っていたからこの時だけじゃなく、だいたいいつもやっているのかな
主役になれそうな動物だとライオンやトラなんかがいるんだけど、鉄柵なんかの展示の仕方の問題であんまり目立っていなかった。そのかわりふれあい系のかわいい動物たちが幅を利かせていたような
このミニブタの「ビリー」は、”ミニブタ”というにはかなりの貫禄。ダンディーな模様がそう感じさせるのかな
マレーグマの「サクラ」 胸のウルトラマンっぽい模様がクッキリみえてキレイ
公園の名前に雅な「遊亀」という言葉が使われているからか、カメのキャラクターのオブジェが
脈絡は分からないけど、趣のある表情をしたヒト(子ども?)の像も
○甲府市遊亀公園付属動物園の「遊園地エリア」
動物園の奥にある遊園地エリア。狭い敷地ながら遊具やゲームコーナーがひしめいていた。動物園のおまけにしておくにはもったいないほどの独特なレトロ感を出していて、むしろここのために甲府に来ても良いくらいのパラダイス!
このエリアでは全てが許される
動物はいないけど動物のぬいぐるみは大勢いる。「遊んで遊んで!」と子どもみたいにせがんでくるカンジがかわいい。このパラダイス(遊園地エリア)では”子どもが遊具で遊ぶ”というよりは”大人が遊具をかわいがる”という楽しみ方のほうがしっくりきそう
遊具の水とカピバラさんの色が合っていて、オシャレですらある
メリーゴーランドはもうメリーゴーランドしてないけど、それでも存在感はすごい。このイラストのダメージ感は奇跡とも思える見事さ
どこまで”わざと”か分からないさじ加減が魅力
やけに艶めかしいフォルムのウルトラマンが唐突に立ってたりする
まとめ
日本で4番目に作られたとはとても思えないのどかな動物園。どちらかというと奥にある遊園地が素晴らしいので、動物園として楽しむというよりはB級スポットとして楽しむ感覚の方が近そう
動物好きよりも、昭和レトロやプチ廃墟が好きな人にこそオススメ!
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