12月1日、毎月発表の予定通りYouTubeに写真のショートムービー作品を投稿!
今回もその作品の解説や補足情報をまとめてみた↓
『トムボーイキャット』
【写真作品】『トムボーイキャット』(撮影地・東京都-JR山手線沿線-)
解説
主人公とトムボーイキャット
今回の主人公の”ワタシ”はメスのネコのイメージで作り始めた
ただ、作品を作り進めていく段階で「本当にネコってことでいいのか?」っていうひっかかかり要素が偶然いくつも入ったので、最終的には少し謎な存在になったかも
トムボーイというのは英語で「おてんばな女の子」という意味。ボーイという言葉が入っているのに女の子を表す感じがまず好き
そして昔「トムボーイキャット」という雌の競走馬がいて、キャットという言葉が入っているのに馬だということでその不可解さも好きだった
これらの「男が女でネコが馬」なイメージが、この作品の主人公にピッタリだったから採用したというわけ
撮影地
写真は2009年に東京の山手線沿いを歩いて撮影したもの。作品の主人公のように一気に一周したわけではなく、2週間の間に5回ほどに分けて撮影した
ちなみに作品後半で写っている”踏切”は山手線の路線としては大変珍しいモノらしい。2020年現在の情報によるとあと10年ほどで廃止される予定で、そうなると山手線の踏切は完全になくなるとのこと
出展
今回の作品は、2009年に高円寺のギャラリー喫茶「ヒトソラ」(もう閉店してる)で展示した作品の大幅ブラッシュアップ版
もともとは最初と最後にストーリーとなる長い文章があって、間は50枚くらいの写真だけの作品だった。その時の文章はファンタジック過ぎて鑑賞者がついていくのに難しい状態だったので、今回は最初の設定から見直して作り直した
↓ ギャラリーカフェでの展示当時のイベントの様子
さいごに
今回の作品『トムボーイキャット』はもともとそれなりに完成した作品だったため作り直すのに大変苦労した
作業量自体は少ないんだけど、全体のバランスとるのが難しくて静かに悩む時間が長かったように思う
そんな中でも満足のいく仕上がりになって今は嬉しい気分。あんまりやらない作業を遂行できて、少し自信がついたかな
ではでは、今度は2021年の1月1日の新作発表に向けて制作頑張ります!