愛知県名古屋市にある『ノリタケの森』に行ってみた
ここは陶磁器メーカーノリタケの工場跡地を利用した複合施設で、ミュージアムエリア以外は入場無料
近くに名古屋駅があるので外はすぐ大都会。ここは都会の中のオアシス的な存在か
1904年から稼働していた工場なので、古い赤レンガの建物が並んでいたりする
「ウェルカムセンター」ではノリタケの歴史や技術を知ることができる。白い大きなお皿に映像を映し出すのがノリタケ流
最盛期の工場の模型。煙突が並んでいる最も大きな工場の部分が、今は芝の生えた広場になっている
陶磁器生産から派生して、さまざまな分野に進出しているらしい
トイレメーカーの「TOTO」も、もともとはノリタケから派生した会社とのこと
真ん中のマドハンドみたいなもののデザインを見るに、わざと派手派手でぶっとんだセンスの器を作ろうとしたことが見てとれる。真剣にふざけてるみたいな仕事かな
「ノリタケスクエア名古屋」
ノリタケの食器と、テーブル周りの雑貨などが購入できる店
ジブリがテーマの食器が並んでいた。「となりのトトロ」以外にも「崖の上のポニョ」「魔女の宅急便」の食器も。みてるだけでのんびりできる品ぞろえ
帝国ホテルの「ライト館」を設計したフランク・ロイド・ライトがデザインした食器
これは帝国ホテルで実際に使われていたデザインのもので「明治村」にある旧帝国ホテルでもこれを見たことがある。いま一番欲しい食器
2014年”美食女子グランプリ金賞”受賞の「ナッツの蜂蜜漬け」
よく分からない賞をとってしまってることは置いといて、味はとびきりおいしそう。そして値段もとびきり高い。1瓶1800円
元々大工場があった場所は芝びっしりの広場に
何十年か前に使われていた巨大な煙突の根元部分が、今では公園のオブジェ的な役割を担っている
子どもが作ったのか、プロが子ども風に作ったのかギリギリなオブジェ作品が並んでいた
このノリタケの森は、頭をボーっと休憩させるのにもってこいな場所だと感じた。カチカチに角ばったアタマを解きほぐしてくれるような、ノンビリした雰囲気が漂っていた
【陶器のまちつながりの記事】【工業地帯つながりの記事】