2年半ぶりYouTube投稿を再開！写真作品『リバリバ宿場』(ロケ地･愛知県豊橋市)

写真作品『リバリバ宿場』

解説

出展情報

2023年11月に愛知県豊橋市、東海道の二川宿で開催した『駒屋･三ツ田屋アートプロジェクト』での展示写真を再構成したもの

↓当時の様子はこちら

撮影地

撮影地は愛知県豊橋市の二川宿のエリアだと思わる場所。現在は豊橋市の一地区になっているので、現代の地図を見て二川宿に属したと思われる地域を自分なりに調べて、その範囲内を毎月1回ペースで1年間撮り歩いた

ちなみに”歴史”っぽいものは東海道沿いを離れるとほとんどなくて、現代の景色か古くてもせいぜい昭和な景色があるくらいだった。まあそれも”江戸時代の数百年後の未来”ではあるんだから、それはそれで江戸時代との繋がりを感じる気もした

タイトルの意味

「リバリバ宿場 → リバーリバー宿場 → 川川宿場 → 2つの川の宿場 → 二川宿」ということ

さいごに

2年半ぶりのYouTube投稿。色々なこと忘れていて苦労したけど、特に手間取ったのはサムネイル作成だった

これまでは写真に大きい文字乗せてなんとか見てもらおうと工夫していたけど、そうすると”作品感”はなくなってしまっていた。なので今回は文字情報少なくして写真をそのまま出し、あえてシンプルなつくりにしてみた

とりあえず今はこれで行ってみて、もっといい方法見つかったらまた違うアプローチするかな（YouTubeはサムネイルだけなら簡単に変えられるので）

静岡の西の果て、愛知に隣接した”湖西市”の写真作品『湖西クエスト』をYoutubeに投稿！

2021年6月分のYoutube動画を投稿しました！

今回は”写真&タイトル”のシンプルな作品です。5分半にサクっと収めたのでお気軽に観てみてください！

『湖西クエスト』

【写真作品】『湖西クエスト』

解説

出展情報

今回の作品は2017年に愛知県豊橋市で行われたアートイベント『sebone』で出展した『湖西クエスト』をyoutube用に作り直してブラッシュアップしたものです

↓当時の様子はこちら

撮影地

「湖西クエスト」のロケ地は静岡県の”湖西市”です

「sebone」では毎年”豊橋市に隣接する市町村”に絞った作品を出すことにしていたので、今回は東隣にある湖西市を選びました

湖西市と豊橋市の間には峠があり県をまたぎます。とはいえどちらの土地も、昔は船で渡るしかなかった”浜名湖”よりは西側にあるため、湖西市の雰囲気はなんとなく愛知県に近いような気がしました

さいごに

以前からテンポアップを意識して段々改良進めて来て、やっと”このくらいかな”っていうところに落ち着いたのが今回の作品です。集中して観る場合でも、サラッと観る場合でもこのくらいが観やすいはず

あとはYoutube特有の”タイトル”と”サムネイル”をどう作るかが課題。内容は面白いつもりなのでどうやったら多くの人に見てもらえるのか模索中

ある程度目立たせつつ、内容を示しつつ、作品の雰囲気もキープするっていうのが難しい。あんまり写真作品をYoutubeに投稿している人がいないからマネできるやり方も見つからない状態

今後は海外の動画とかも探して、成功例があればそこから学びとりたいな

桜と雪が混在する世界、フォトゲームブック『よりどりホワイト』をYoutubeにアップ！

2021年5月分のYoutube動画を投稿しました！(3月と4月はリアル写真展の影響でお休み)

動画ごとに選択肢を選んでいくフォトゲームブック作品で、いままでで一番分かりやすい構造になっています。このシリーズを作り始めてかなり経ちますが、今回やっと【入門編】として紹介できそうな作品に仕上がりました！

『よりどりホワイト』

【写真作品】フォトゲームブック『よりどりホワイト』（ロケ地･山梨県富士吉田市）

あらすじ

春に大雪が降るという珍しさもあって外を歩いてみることにした主人公。しかし早々に雪を見飽きたのか、あるいは見足りなくなったのか、今度は<雪以外の白いモノ>が見たくなった。それを探すためいろいろな場所を歩き回るのだが……

解説

出展情報

カメラ雑誌に掲載しようと作っていたものの、フォトゲームブック企画が途中で終わってしまいずっと宙ぶらりんになっていたこの作品。それを今回のYoutube発表に向けて大幅に手直しして完成したのがこの『よりどりホワイト』です

撮影地

関東地方に記録的に遅い雪が降った2010年4月17日に山梨県富士吉田市で撮影

平地ではもう桜は散ってしまっていたけれど、標高の高い富士吉田では桜が満開状態だったため桜と雪の競演が見られました

とはいえ季節は春真っ只中。正午には晴れて気温が上昇、午後にはみるみる雪が消失していきました

作品の構造

今回は分岐先のストーリーが重ならないシンプルな構造です。分岐ごとにそれぞれの独立したストーリーが進むので、全ての選択肢に進むと9つものエンディングに辿り着きます

あとちょっとネタバレっぽくなりますが、最初の方の写真は青、緑がかったトーンにして、だんだん色をナチュラル寄りにしていってます。こうすることで、エンディングで”不思議な世界を抜け出した”という開放感というかゲームクリア感が出てるはず

改良点

ゲームを進めていく感覚に近づけるため過去の作品より大幅にテンポアップ。文字送りのスピードを上げて、余白の間隔も最小限に抑えました

加えて、作品冒頭のフォトゲームブック説明文にファミコンRPG風の効果音をつけることでゲームらしさを演出

(※ボツ改善点 ー 文章が頭に入ってきやすくなるかと思って「音声読み上げソフト」を使ってテスト動画まで作ってみましたが、雰囲気が合わなくなる気がしてやめました)

さいごに

前々から「春あたりに出そう」と思っていた作品がやっと発表できて大満足です。

では次回、6月1日投稿に向けてまた頑張ります！

海街を探索したスナップ写真作品『ガマゴオリクエスト』のYoutube版が完成！

2021年2月分のYoutube動画を投稿しました。

写真とタイトルを組み合わせたシンプルなものなので、お気軽に楽しんでください！

『ガマゴオリクエスト』

【写真作品】『ガマゴオリクエスト』（撮影地･愛知県蒲郡市）

解説

出展情報

『ガマゴオリクエスト』は2018年に愛知県豊橋市のアートイベント「sebone」で出展。今回はその作品のブラッシュアップして動画したものです

撮影地

撮影した愛知県蒲郡市は三河湾に面した観光色の強いまち

海側は新しいリゾート地と昔からのリゾート地が混在、駅前中心地はちょっと寂れ気味、山側はみかんを中心とした農地が広がっていて、面積は小さいながらもいろいろな要素を含んでいます

改良点

写真にタイトルを組み合わせたシリーズはこれまでも作っていたけれど、今回は少し改良してみました

従来のモノは写真展みたいにしっかり腰を据えて観てもらう想定。でも実際にはスマホなんかで観るケースが多い

なので気軽に楽しんでもらうことに配慮して作品自体をテンポアップさせました

人気のユーチューバーの動画は相当ハイテンポで話を進めているから、Youtubeを見る方は速い展開に慣れているはず。そして展開を早めることで2回3回と繰り返し視聴する時のやきもき感の解消も期待できそう

さいごに

愛知県豊田市で2月6日から「緑陰ギャラリー展覧会」2月28日から「とよたまちなか芸術祭」と2つのアート展示に参加します

制作と展示準備でいっぱいいっぱいになりそうなので、今のうちに3月分のYoutube作品のお休みは宣言しときます！

その代わりと言ってはなんですか、4月分はなかなかのボリュームのフォトゲームブックを作る予定なのでご期待ください！

雪積もる町を巡るフォトゲームブック『初雪を追う日』が完成！

2021年最初の動画投稿！ほんとは元旦公開のつもりだったけど、仕上げ作業が遅れに遅れて8日公開になりました

『初雪を追う日』

【写真作品】『初雪を追う日』（撮影地･愛知県岡崎市）

解説

制作にあたって

今回は最小限の写真で物語を構成する試みに挑戦してみました

この方法だと普段作るものより写真1枚当たりの文字数が多くなり読みにくくなりがちです。なので一度ストーリーを書ききってからどれだけ文字数を削っていくかという作業に苦心しました

撮影地

写真は2005年に愛知県岡崎市に大雪が降ったときのものです。めったに雪が積もらない土地なので、今回の主人公と同じようなワクワク感で写真を撮りました

さいごに

今回は自分で決めた作品発表日に遅れてしまい大反省です

2月3月はリアル展示もあるので、前倒しでやれることは今のうちに進めていこうと思います

ちなみに2月分のYoutube作品はすでにかなりのところまで出来ています。相当油断しなければ2月1日に発表できるはずです

ではでは、今後もYoutube投稿作品とリアル展示にご期待ください！

山手線一周のフォトストーリー『トムボーイキャット』が完成！

12月1日、毎月発表の予定通りYouTubeに写真のショートムービー作品を投稿！

今回もその作品の解説や補足情報をまとめてみた↓

『トムボーイキャット』

【写真作品】『トムボーイキャット』（撮影地･東京都-JR山手線沿線-）

解説

主人公とトムボーイキャット

今回の主人公の”ワタシ”はメスのネコのイメージで作り始めた

ただ、作品を作り進めていく段階で「本当にネコってことでいいのか？」っていうひっかかかり要素が偶然いくつも入ったので、最終的には少し謎な存在になったかも

トムボーイというのは英語で「おてんばな女の子」という意味。ボーイという言葉が入っているのに女の子を表す感じがまず好き

そして昔「トムボーイキャット」という雌の競走馬がいて、キャットという言葉が入っているのに馬だということでその不可解さも好きだった

これらの「男が女でネコが馬」なイメージが、この作品の主人公にピッタリだったから採用したというわけ

撮影地

写真は2009年に東京の山手線沿いを歩いて撮影したもの。作品の主人公のように一気に一周したわけではなく、2週間の間に5回ほどに分けて撮影した

ちなみに作品後半で写っている”踏切”は山手線の路線としては大変珍しいモノらしい。2020年現在の情報によるとあと10年ほどで廃止される予定で、そうなると山手線の踏切は完全になくなるとのこと

出展

今回の作品は、2009年に高円寺のギャラリー喫茶「ヒトソラ」(もう閉店してる)で展示した作品の大幅ブラッシュアップ版

もともとは最初と最後にストーリーとなる長い文章があって、間は50枚くらいの写真だけの作品だった。その時の文章はファンタジック過ぎて鑑賞者がついていくのに難しい状態だったので、今回は最初の設定から見直して作り直した

　↓ ギャラリーカフェでの展示当時のイベントの様子

さいごに

今回の作品『トムボーイキャット』はもともとそれなりに完成した作品だったため作り直すのに大変苦労した

作業量自体は少ないんだけど、全体のバランスとるのが難しくて静かに悩む時間が長かったように思う

そんな中でも満足のいく仕上がりになって今は嬉しい気分。あんまりやらない作業を遂行できて、少し自信がついたかな

ではでは、今度は2021年の1月1日の新作発表に向けて制作頑張ります！

渥美半島写真のYoutube新作『タハラレポート』が完成！

毎月1日にYoutubeに新作を投稿する決めごとを今月も達成。

下にちょっとした解説書いてますが、まずは作品をみてみてください！

『タハラレポート』

【写真作品】『タハラレポート』（撮影地･愛知県田原市-渥美半島-）

解説

あらすじ

「タハラ」という土地の出身者に故郷のことを聞いた時”なにか”を隠していると感じた主人公。本当は何があるのか調べるため、自らタハラに行って調査資料を集め始める

撮影地

今回の写真にある田原市は愛知県の渥美半島のほぼ全体を占めている市町村

撮影したのは2016年で、農業と観光のイメージの強い渥美半島の中でそうでない部分を探しながら撮影を進めました

出展

今回の作品は、毎年参加している豊橋のアートイベントseboneで『タハラクエスト』として出展した作品を編集したもの

当時展示した時に分かりにくかったキャプションの表現を改善、さらにタイトルを「クエスト」から「レポート」に変更しました

これによって”調査資料を集める”という大きなストーリーを捉えやすくなったはず

　↓ アートイベントでの展示当時の様子

さいごに

10月は新作１本とリメイク3本を制作しつつ、豊田市でフォトゲームブック講座も開催。この期間、結構忙しかった割には以前よりもYoutube動画を楽に作れているので、着実に制作ペースに慣れてきているみたいです

では、今後も頑張っていくので応援&Youtubeチャンネル登録などなど、よろしくお願いします！

3週連続！Youtubeに写真作品(リメイク版)を投稿しました

5年前に投稿したYoutube動画を見返したら改善点たくさん見つかったので修正&グレードアップさせました。

見たことある方もまだ見たことない方も、ぜひリメイク版を見てみてください！

せきにんのないさんぽ

「とある領地の境界線の様子を見てくる」という仕事を任された主人公の雑感とその写真記録。

(※愛知県岡崎市の外周を自転車で走って撮影)

【写真作品】フォトストーリー『せきにんのないさんぽ』（撮影地･愛知県岡崎市）

風のすみか

「風の死ぬ場所」を探すために、まずは「風の生まれる場所」を目指すというRPG風のストーリー作品。船旅やバス旅を経て、次々に神秘的な場所を冒険していく。

（※青森県の下北半島で撮影。写真の並び順はほぼ撮影した時系列どおり）

【写真作品】フォトストーリー『風のすみか』（撮影地･青森県下北半島）

トヨハシクエスト

写真×タイトルのシリーズの愛知県豊橋市版。シニカルでクスリと笑えるタイトルに注目してほしい作品。

この作品は2015年にアートイベント『sebone』で出展したものをスライドショー用に再編集したもの。その時の『還る』というテーマに沿ってまとまっています。

【写真作品】『トヨハシクエスト』（撮影地･愛知県豊橋市）