静岡県湖西市新居町にある旅籠「紀伊国屋」に行ってみた
ここは江戸時代の初期から昭和30年代までやっていた東海道の新居宿の旅籠。紀伊国屋という名前は、紀州藩の御用宿だったことから来ているという
1874年に建て変えられた宿がそのまま廃業までずっと使われていて、近年行われたこの建物の再生工事の時にはその旧来の部材を使ったらしい
入口がどこだか迷った
旅籠の中は襖がぜんぶ開けてあって、広さが分かりやすかった。ここは25軒前後あった新居宿の旅籠の中でも最大規模だったらしい
当時出されていた料理。今でも余裕で通用しそう。うなぎはいつの時代もごちそうなはず
庭の方には「水琴窟」が。水をかけに行くための草履が小さかったので見るだけにしといた。もしかしたら草履は観賞用だったのかもしれない
2階は風が吹き抜けて涼しい
横になってお昼寝したいくらい気持ちのいい部屋
これ使っていいものなのかな?
庭を抜けた奥の蔵にはアンティークなものたちが展示されていた
こちら側は裏口にあたる。こっちの出入り口の方が趣あるかもしれない
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