もう一つのブログの方で使うために、いくつかマンガ風イラストを作っているうちに、作業がブラッシュアップされてきたのでここで紹介!フォトショップの作業画面全体とともに、基本作業を手順通りに並べていきます!
前準備
1.イメージ→モード→「8bit/チャンネル」になっているかを確認。(のちの作業で8bit/チャンネルにしないと選択できないものがある)
2.レイヤー→「レイヤーを複製」を選択。用意した写真を2枚に複製
輪郭画像の行程
3.右下のアイコンから「二階調化」を選ぶ
4.「二階調化」と「素材の写真」の間にくるように「白黒」のレイヤーを選択。各色のバーを動かして”出したい明暗の輪郭”を調整する
5.「素材の画像の一つ」「白黒」「二階調化」を選択しレイヤー→「レイヤーを結合』で一つのレイヤーにまとめる
(※この時に原因不明の”グラデーション状態”になるバグ?に遭遇。その際は最初に素材の画像を小さめのjpgデータに書きだして対応した)
6.フィルター→表現手法→「輪郭検出」を選択。この作業で”明暗の輪郭”を出す
7.輪郭線が重なって黒くつぶれている部分を「ブラシツール」で白く塗る
8.フィルター→「フィルターギャラリー」を選択
9.フィルターギャラリー→アーティスティック→「こする」を選択。「ストロークの長さ」で線の太さを調整。「領域のハイライト」「適応量」は最大値でOK。この作業を繰り返し重ねていけば、さらに線を太くすることが可能
10.レイヤー上の「通常」となっている部分を「乗算」にする。ベースの画像の上に黒い部分だけが映った状態に
ドット調トーンの工程
11.一旦「輪郭のレイヤー」は非表示に。イメージ→色調補正→「ポスタリゼーション」を選択
12.「ポスタリゼーション」の階調数の値を4かその前後に設定
13.フィルター→ピクセレート→「カラーハーフトーン」を選択
14.「カラーハーフトーン」の下の4つのチャンネルのパラーメーターをすべて45に設定。「最大半径」の数値は元画像の大きさによって変化。10pixel、20pixel、30pixelなど段階的に試してイメージに合うものを探す
作った二つの画像を合成して仕上げの工程
15.手順10までで作った「輪郭のレイヤー」を表示して全体を確認。ここから仕上げ作業として、フィルター→ぼかし→「ぼかしガウス」を選択
16.「ぼかしガウス」の半径数値を数pixelを目安に設定。ぼかしの具合によってグラフィック感強い画像を雑誌風にすることができる
完成
【完成したマンガ風画像がアイキャッチに使われてるブログ】
まとめ
この作業通りにやればオートマチックに”写真を網点で表現された様なカラフルなマンガ風イラスト”にすることができるはず
途中の作業をアレンジすればさらに精度の高い輪郭出しや色表現も可能だとは思うんだけど、そのあたりは”元の写真”によってそれぞれ別の作業になってしまう。職人的な技術がある人はいろいろと試すのもアリ
この記事は”作業手順書”としての意味もあるので、自分自身がたびたび見る記事になりそう。さらに楽で良い方法が見つかればその都度リライトしていく予定!
【参考にさせてもらった記事】