大阪府吹田市にある『日本万国博覧会記念公園』に行ってきた
ここは1970年に行われた『日本万博博覧会』の跡地を整備した公園で、今でもシンボルとなる太陽の塔はそのままの姿で建っている
太陽の塔のある「日本庭園・自然文化圏」への入場料は250円で、池、庭園、遊具、広場、博物館のある広大な敷地を考えると激安。全部を一通りまわろうとすると丸一日かけてもギリギリな気がする
●エキスポシティー
今回は車で行ったので公園内の「エキスポシティー」という巨大商業施設の駐車場に停めてみた。基本料金は30分200円でたくさん買い物をするごとに無料時間が貰えるシステムだった
この駐車場からでも太陽の塔が見下ろせてしまった。さっきのカラスのカップルもフレームイン
太陽の塔までの道にレストランエリアがあった
○ケンタッキーフライドチキン
ケンタッキーの食べ放題店があった
むかし誕生日プレゼントとして友人に「いくらでも食べていい」と言われて12本でやめといてあげた経験があるから、ここで自分の限界本数がいくつなのか試してみたい
○万博食堂
そのままずばりの名前。中にもちょっとだけ万博っぽいオブジェがあった
当時万博で出ていた料理屋、当時流行っていた洋食が食べられる
ただ47年前には斬新だったメニューでも、今はどこでも食べられる料理ばかりになっているので、珍しい買ったり懐かしかったりするものはないように見えた
○ガンダムカフェ
この大きなオブジェでも5mらしいから、本物の1/4くらいのサイズ
○レッドホースオオサカホイール
観覧車の日本一記録がここになっていることを初めて知った。2016年にここが作られて葛西臨海公園のを抜いたみたい
ちなみに世界一はシンガポールにある165mのもので、それも日本製らしい
名前の”レッドホース”は管理会社のレッドホースコーポレーションから来ているみたい。レッドホースコーポレーションの名前の由来は分からなかった
●自然文化圏入り口付近
線路と幹線道路を挟んだ距離でも、結構大きく見えた
モノレールが近い!
●自然文化圏
○太陽の塔
入場ゲートをくぐるとすぐに太陽の塔が目の前に
○中央休憩所
雨が降った時の遠足用だと思われる休憩所。数百人一気に入れる巨大さ
○オモシロ自転車広場
この自転車は親子で乗るのが正解中の正解だと思う
○やったねの木
大きな球体から滑り台が2本伸びている遊具
○カスタネットパネル
絶妙な”ばね”の加減でたたき心地が最高。ただ、3つとも同じ音がするのはちょっと改良してほしいかな
●EXPO'70パビリオン
元鋼鉄館を利用した、万博当時のものが展示されている資料館。ここは別途200円かかる
どシンプルな選択肢が魅力的
当時の先端ファッションのガールがお出迎え
スタンプファン歓喜の5種類固め打ち
当時のジオラマを見ると、この状態を見てみたくなる。いつかこれも復元されるのかなあ
通路のデザインがオシャレ
○スペースシアター
当時公演されていた、1008個のスピーカーから流れる音楽とレーザー光線のショーをガラス越しに見下ろせる
太陽の塔の顔みたいな部分は、近くで見るとさらに怖い
○当時の各パビリオンのコスチューム
階段の踊り場に展示するセンスがステキ
○電動自転車
今のモノよりゴテゴテしてるのに、何となく未来を感じるから不思議
○当時の書籍
こういうのもとっとくと思い出になるんだなあ
○キレイな物置みたいなゾーン
当時の展示物が詰まっていた
右側に見える石の造形物は愛知万博でも見た気がする。多分アイルランド館
○夢の池
公園の中には大きな池があってスワンボートを漕げる
○お祭り広場
今でもここを使ってのイベントやることが多いみたい
太陽の塔は影も大きい
まとめ
当初は太陽の塔が見られるくらいにしか考えてなかったから、1時間もあれば十分かと思ってた。まさかここまで広くて、さらにショッピングセンターまでくっついているとは驚き
この時は太陽の塔のまわりが工事中で、その工事が終わると2018年3月19日から太陽の塔の内部が一般公開されるようになるらしい。ぜひそっちも見たいからまた近いうちに行こうと決意(後から調べたところ、2か月先までは予定でいっぱいなので、最速でも3ヵ月後になってしまうみたい)
その時は朝から晩まで目いっぱい予定空けて、計画的にノンビリできるように最大限頑張ろうと思う!
50年前の人が頭に描いていた”未来”に触れられて面白かった。”未来のイメージ”は、その結果となる”今”とかなりズレていて「もしかしたら別の世界線があったんじゃないか?」と感じてしまうほど
いま自分たちが暮らしている”未来”もいいけど、そっちの”未来”の方も楽しそうだなあ
【万博つながりの記事】yummyart.shintaro-amano.com