写真家あまのしんたろう公式ブログ『ヤミーアートブログ』

写真家あまのしんたろう公式サイト。東海地方&愛知県を中心に、地域ブログ記事や、お祭り地域イベント、B級グルメの感想レビューなどをアップ。フォトグラファー活動として写真展やyoutube作品も展開

ヤミーアートミュージャム

火起こし器を使って豆炭に火をつける方法

数か月前、近くのホームセンターで安く売っていたのでバーベキュー用に買った『ミツウロコ社の豆炭12kg』 

購入以来コツコツ使い続けて今回とうとう全部使い切ったので、その経験を基に火起こし方法を書き留めてみた

 

 

今回使用したもの

・火起こし器

・ライター

・着火剤

・木炭

・豆炭(まめたん)

 

 

大まかな説明

豆炭は火がつきにくいのでまず木炭に火をつけて、その火で豆炭に熱をまわす

外側を豆炭で埋めて細い煙突をつくりその内側に木炭を置くことで、煙突効果で最初の木炭の加熱を促進させ、その後豆炭に広く火を回していく

 豆炭に火をつける方法 火起こし器 図解

 

 

実際の手順

▲点火前の準備

火おこし器の底に、壁に沿って円形に豆炭を並べる

空いた真ん中に着火剤を置く

着火剤を囲むようにまた壁面に沿って豆炭を重ねていく

火起こし器 豆炭 着火剤

 

真ん中にある着火剤の真上に木炭を数切れ立てて置く

それを囲むようにまた豆炭を並べる

火起こし器 豆炭 木炭

 

消し炭新品の炭を混ぜて使った方が新品の炭のみの場合より火の回りがいいような気がする(体感)

火起こし器 煙突効果 消し炭

 

 

▲点火

火おこし器を持ち上げると着火剤が見えるので、そこにライターなどで点火

着火剤 導火線 火おこし器

 

 

 ▲点火直後

ほどよく空気が回っていればこの状態になる

火起こしのコツ バーベキュー BBQ

 

※注意が必要な例

着火剤に点火後、煙しか出ない状態になっていると酸素不足で立ち消えしてしまうので、の位置を動かし空気の通り道の確保する

空気が通れば上の写真のように炎が上がる

火起こし 注意点 空気

 

 

▲1分後

大きく炎が出ているところには新たに豆炭を置いて、炎が火おこし器からはみ出し過ぎないように調整

火おこし器 バーベキュー 煙突効果

 

 

▲5~10分後

中でカチカチ音がしたら着火剤から木炭に火がついた合図なので一安心

炎の出方も「メラメラ」から「コー」というような鋭い形状になっているのを確認

火おこし器 炎の変化 バーベキュー

 

穴からのぞいて下の方が真っ赤になっていれば、炎の出口をさらに塞いであとは放置

ここまでくれば炎は勝手に出口を求めて噴き出してくる

火おこし器 空気穴 ほったらかし

 

 

▲30分~60分後

炎が狭い空間を通っていくので炭全体に火が回っていき、火起こし完了

火おこし器 放置 バーベキュー

 

 

▲コンロへの移動

炭一つ一つをトングで掴み移動させる

この時火の回りが甘い炭は下に、よく火がついている炭は上に配置すると、のちのち全体に火が回りやすく、効率よく発熱する

火おこし バーベキュー ポイント

 

 

まとめ

豆炭は弱めの火力をかなり長くキープできるので、蓋をして加熱するようなアメリカンバーベキュースモーク料理を作るのに適していると思う

ただ今回買った豆炭は、暖房用の使用が推奨されているものみたいで、豆炭全体が白くなるまで火を入れないと独特のオイルくささがしていた

もしバーベキュー中を追加するときには調理コンロとは別の場所(火おこし器など)で白くなるまでしっかり過熱しないといけない、という手間がかかる

 

今回で豆炭は使い終わったので、今度は『オガ炭』を買って使ってみようと考え中。そちらも使い方がつかめたらまた記事にしてみる予定!

 

 

 

▽今回用意した物▽

 

【火起こし器(火消しも兼用タイプ)】※どのメーカーでもいいはず

 

【着火剤】※使いやすくて安い

 

 【木炭】※着火のつなぎなのでとびきり安いのでいい

 

【豆炭】※暖房の用途が推奨されていて調理用としてはクセがある

豆炭 12Kg

豆炭 12Kg

 

 

 

 

 

最小限の機材で最大限がんばる『ビア缶チキン』

今回は、火おこし実験を試しつつ『ビア缶チキン』を作ってみた

 

◎火おこしパート

前回”豆炭”に直接火をつけるのは大変だったから、まずは木炭に火をつけて、それから豆炭に広げていく作戦でいってみた

下から「着火剤、木炭、豆炭」と層を作ってほっといてみたところ、木炭へ着火が不十分で立ち消えしてしまった

木炭に火をつけるためには、空気の通り道を作らないといけないみたい

火おこし バーベキュー 失敗

 

一旦豆炭をどけて、まずは木炭にしっかり火をつけることにした

写真のようにすれば簡単に火がつくので、ある程度火が回るのを確認してから徐々に豆炭を上に積んでいく

火おこし 木炭 豆炭

 

中の木炭が真っ赤になったので、改めて豆炭を全投入。今回はしっかり火が回ったので一安心。見た目が黒いうちは匂いが悪いので、火が回って全部真っ白になるまで待機

火起こし コツ 豆炭

 

 

◎下ごしらえパート

今回は業務系のスーパーで冷凍の丸鳥を買ってみた。1.2キロで600円っていう破格すぎる価格。どこ産だったかは忘れた

バーベキュー 丸鳥 解凍

 

常温で解凍した後、水で洗浄

バーベキュー 鳥の丸焼き レシピ

 

味がつきやすいようにフォークで穴あけ

バーベキュー 鳥の丸焼き 下ごしらえ

 

マジックソルトを全面に揉みこむ(※この時は加減が分からなかったから写真くらいの量だけど、もっとしっかりつけた方があとあとおいしくなりそう)

レシピ ビア缶チキン 下ごしらえ

 

その後オリーブオイルを揉みこむ

レシピ ビア缶チキン BBQ

 

 

◎加熱パート

今回も家の縁側でのんびり調理。こんな感じの場所↓

縁側バーベキュー 庭 バーベキュー場

 

3分の1くらい残した缶ビールを「ビア缶チキンスタンド」にセット。このスタンドはキャプテンスタッグのもので500円くらいで買ったヤツ

ビア缶チキンスタンド SWEN バーベキューグッズ

 

バランスよく立つように出来るだけ奥までさすのが大事。この作業はやや苦労した

ビア缶チキン トリの丸焼き BBQ

 

炭に直接触れてしまわないように下にアルミホイルを巻く

ビア缶チキン アルミホイル レシピ

 

目いっぱい熱そうな炭を選んで、ぐるりと囲むように配置

鶏の丸焼き バーベキュー レシピ

 

前回、炭が消えることが分かったので、蓋をずらして横からも空気を入れることにした

そのおかげで火が消えることはなくなった。温度も心配していたほどは下がらず、ちゃんと一定の熱をキープしてくれていた

この機材に関しては”このやり方”が一番良さそう

ビア缶チキン 温度 レシピ

 

30分経過でこの状態。ちょっと炭を足してみた

ビア缶チキン バーベキュー BBQ

 

オリーブオイルを追加で塗布してまた蓋をした

ビア缶チキン オリーブオイル 鳥の丸焼き

 

1時間経過。熱調整用に予備で加熱している炭の方で、ウインナーを焼いてみた

バーベキュー 時間活用 待ち時間

 

こちらも超激安のウインナーが、そこそこおいしくなった

激安ウインナー バーベキュー BBQ

 

2時間経過で完成!

完成 ビア缶チキン バーベキュー

 

 

◎解体パート

 外側が冷えてても中は熱いのでから抜くのにひと苦労

完成 ビア缶チキン 鳥の丸焼き

 

盛り付け ビア缶チキン 鳥の丸焼き

 

”ケンタッキーフライドチキンのそれぞれのピース”をイメージして解体すると、割とスムーズにやれる

コツ 解体 鳥の丸焼

 

ササミ胸肉手羽モモの肉、あとはにそれぞれ分けてみた

ビア缶チキン 部位 分解

 

食べてみた感じ、まあまあおいしいかなってくらい。さすがに激安&外国産&冷凍の鶏肉は、たとえバーベキュー調理したとしても”とんでもなくおいしい!”というレベルにするのは難しいのかもしれない

今度作るときは、安いなりにもうちょっと丸焼きに適した鶏肉を使ってみようと思った

 

ビア缶チキン 鳥の丸焼き ドラム

 

 

 

 【チキンつながりの記事】

 

 

バーベキュー料理作ってみた『勘のチキンステーキと真面目ローストポーク』

”バーベキュー場に行く前に”と思って、家の縁側でバーベキュー料理を練習してみた

ホームセンターで買ってきた色んな着火剤を試したり、いろんなを試したりと、何度も試行錯誤を繰り返してなんとなく”実験”っぽい感じ

これはこれで楽しいので、練習なのにかなりの満足度

 

火起こし

今までは”普通木炭””D2の着火剤付き形成炭”を使っていたけど、今回は”豆炭”っていうのを使ってみた

ただ、買ったやつは”バーベキュー用の豆炭”じゃなかったので、火をつけるのが難しいタイプだった

バーベキュー 火おこし器 豆炭

 

 

ローストポークは完成に時間がかかるのでその間の空腹対策で、先にチキンをちゃちゃっと焼いてそれをつまむ作戦でいってみた

 

チキンステーキ

普通の鶏モモ肉にマジックソルトを適当にかけてそのまま焼くだけでいってみる

バーベキュー チキン レシピ

 

直火でガンガンに両面を焼いて、表面をパリパリにする(使ってる機材は、D2で買った「バーベキュー&スモークコンロ」で1980円くらいのやつ)

バーベキュー&スモークコンロ BBQ チキンステーキ

 

あとはフタをして余熱で中に火を通す。120度以上10分やれば完全に火が通るはず。この温度計は大事な気がする

バーベキュー

 

外パリっと中はまあまあの柔らかさ。勘で作った割にはとてもおいしかった

バーベキュー ランチ チキン

 

 

こっち料理はちゃんとレシピ見て作る!

本題のローストポークづくり

今回は豚のバラ肉(左)ロース肉(右)を両方700gくらい用意。前日からを揉みこんでビニール袋で密封、朝に流水で塩を流して数時間放置して乾燥させた

バーベキュー ローストポーク レシピ

 

あまり直火にならないよう火の芯を避けて炭を配置。炭にサクラのウッドチップをまいたらすぐにフタをして燻煙。最初の温度が140度くらいに調整する

バーベキュー ローストポーク 初心者

 

”このコンロ”は空気を密閉してしまうのですぐに中の火が消えて温度管理が難しい。常に90度~140度になるように、別の場所で炭を火にかけて待機させて、冷えて来たら入れ替えて対応(※のちに蓋をずらして横から空気を入れれば火が消えないことを確認)

バーベキュー 温度管理 スモーク

 

炭の入れ替えはだいたい30分に1回くらいを継続していった。その都度スモーク用のウッドチップも投入するので、だんだんスモーキーな感じにもなっていく。一時間後がこちら↓

BBQ ローストポーク スモーク

 

1時間半が経過。かなり分厚い肉なので入念に熱を入れてみる

バーベキュー ローストポーク 自家

 

2時間ちょっとが経過したので火から上げてみた

ローストポーク バーベキューレシピ 完成

 

切り口見た感じ薄ピンクの”ベーコン色”になっていたので、温度が下がるのを待って出来上がり。ぬるくなったくらいが一番おいしいと思う。”油の多い部分”は薄めに切って食べるのがオススメ

ローストポーク バーベキュー 断面

 

ピクニック風に盛り付けてみた

これと酒を交互にやると、手が止められない無限サイクルに陥るので注意!

ローストポーク ピクニック 盛り付け

 

【豚肉つながりの記事】

【ピクニックつながりの記事】

 

バーべマスターへの道は険しく楽しい『はじめてのバーベキュー』

だいぶ前に結婚式に出た時にもらった”選べるカタログギフト”の中に”バーベキューコンロ”があったので貰ってみた

 

バーベキューをやるにあたって追加で「スキレット」「火おこし器」を購入。それ以外の機材はもともとあったモノを駆使

よく写真展やるときに使ってる組み立てテーブルがちょうどいい大きさで大活躍(写真手前のテーブル。ちなみに奥の青いテーブルセットは父が貰ってきて物置にあったやつ)

バーベキュー 初心者 自宅

 

これが貰った「バーベキューコンロ」

想像より小さかったので全面に炭を広げてフルゾーンファイアで調理。途中でコンロ内の炭が燃え尽きて一から火おこししたりと、そこそこのアクシデントあり

とにかく野菜を焼きまくった

BBQ コンロ カタログギフト

 

今回メインの肉がこれ

大きい牛肉一枚を棒でたたいてさらに広げたら、コンロとピッタリサイズになった

あと左上にあるのはオイルサーディン缶を調合したバーニャカウダソースで、野菜に合いまくる逸品

バーベキュー ステーキ バーニャカウダー

 

youtubeで見たやり方で、両面焼いてからアルミホイルで包んで10分待ってから食べてみた。初めてにしては大成功なおいしさ!

バーベキュー ビーフステーキ ミディアム

 

こちらもyoutubeでみたキャベツくりぬいて肉いれて焼いたもの

かなり長いこと網の上に置いておいたのに全然火が通ってなくて失敗。結局、家のオーブンで普通に焼いてケチャップで食べた

バーベキュー

 

まとめ

イメージ通りにできたこともあれば、そうじゃなかったこともあってとても楽しかった

計画立てて実行するの好きだし、火を管理するだけでもボーっとできて良かった。なかなかにいい手応えあったので、これからもっとバーベキューを極めていこうと決意!

 

 

 

 【アウトドアつながりの記事】