愛知県安城市の「安城デンパーク」は、花やガーデンを楽しめるだけでなく、園内の飲食店や工房でさまざまなグルメを味わえるテーマパーク
地ビールや自家製ハム・ソーセージを使った料理、ポテトやパン、ジェラート、レストランの食事まで、食べ歩きからしっかりしたランチまで選択肢は幅広い
この記事では、実際にデンパーク内の飲食店を巡って食べたメニューを、味や食感、ボリュームなどを含めて紹介。特におすすめしたいメニューをランキングにし、そのほかの飲食店やメニューも詳しくまとめた

☆デンパークグルメ おすすめランキング
1位 「プレスハムライスバーガー(500円)」デキタッテ・ソーセージ工房
密で分厚いプレスハムに各具材が負けておらず、見た目以上の贅沢な逸品
2位 「ラティスカットポテト・メガ(780円)」デリシャスファーム
フライドポテトの食感のいいとこどり。味、食感、ボリュームに満足
3位 「デンバーガー(780円)」ブロムスター
すべての具材が協調して、オシャレな味を創出
4位 「デンビール選べる飲み比べ3種 ピルスナー・ペールエール・ボック(1100円)」ホレ・フェスト
7種から選ぶビールセット。初めての人には味のバリエーション的に上記3種がオススメ
5位 「安城ハムマヨネーズ添え(660円)」ホレ・フェスト
デンパーク内で作られたハムを純度100%で食べられる
6位 「ミートボールミートソース(1100円)」BONO
特徴あるソースながら好バランスで、万人受けする仕上がり
7位 「ミニハッシュポテト・レギュラー(550円)」デリシャスファーム
外カリ、中やわらか。一口サイズでソースによく合う。子どもにもオススメ
8位 「ソーセージロール・チョリソー(300円)」パン工房
ほどよい辛さに、丁度良いボリューム。混雑時にすぐ買えるのもポイント高い
- デリシャスファーム
- 和食処 ふるさと館
- 地ビール工房&レストラン ホレ・フェスト
- キッチン花車
- 屋外BBQガーデン ピクニック
- デキタッテ・トレタッテ
- カフェキッチン BONO
- カフェ&ブロムスター
- まとめ
デリシャスファーム
ポテトフライに強い店で、5種類のポテトに5種類のソースが選べる。そして、それに合った地ビールやソフトドリンク類が豊富。その他に軽食メニューもある


「ラティスカットポテト・メガ」(780円) ※メガのみ販売
注文から5分ほど待ち、揚げたてが提供。網状にカットされたポテトは、カリッとした部分とホクホクした部分のバランスが良い。塩味やや強めでそのままでも食べられる。袋からはみ出るボリュームで、複数人で分けないとこれだけでお腹いっぱいになる可能性大

「ミニハッシュポテト・レギュラー」(550円)
レギュラーサイズなのにかなりのボリューム。衣はカリッと揚がって香ばしさあり、中のポテトは粗めに潰されていて柔らか。全体的に塩味は控えめで、単体でちょうど良い塩加減でありつつ、ソースの効果も最大限得られる。半口サイズで食べやすく、手が止まらない

※ポテトのソース「ケチャップ」「マヨネーズ」「チーズ」「バーベキューソース」「明太マヨネーズ」
マヨネーズは卵黄の風味があり、酸味もあって爽やか。ポテトの塩味との相乗効果でよりパンチある味になる。バーベキューソースは強めのケチャップにウスターソースを加えたような味。ソースの主張強く、太めのポテトに合う

「恐竜カレー」(780円)
恐竜型のナゲットがトッピングされたカレー。カレーソースはとろみがあり、スパイス的ではあるものの概ねオーソドックスと言っていい味。ご飯もいい意味で”普通”だった
恐竜ナゲットの中身は、ミッチリした密度の高い鶏肉。なのに柔らかなのは特徴的だった。衣は薄めで鶏の旨味を閉じ込めており、味付け自体は控えめ。カレーソースと好相性で、絡めて食べると鶏の旨さがグッと引き出されていた

「昭和コロッケ」(130円)
揚げたてのサクッとした衣に、なめらかな甘いポテトが包まれた一品。シンプルな塩味で、ポテトの甘みが強調され、そこにほんの少し入ったひき肉の旨味が出ていた

和食処 ふるさと館
三河地方の郷土料理の「箱寿司」や地元の旬のとれたて野菜などを使った和定食が中心の店。みたらし団子、五平餅など甘味もあり

・エントランスエリア
入ってすぐの空間は茶屋エリアになっていて、飲み物や甘味、軽食などが食べられる(テイクアウトも可能)


・お食事処
食事の場合は入って右奥の空間に案内され、テーブル席で食べることができる

「新・ふるさと定食」(1695円)
煮物は、つゆは甘く、控えめな醤油味に油分が少しで色が薄め。ナスはトロトロでつゆをたっぷり抱えながらも、味は濃すぎず。ニンジンは甘く柔らか。ピーマンは苦味抑えつつプリプリな食感を保つ絶妙な煮え具合。こんにゃくは味しみしみ。がんもどきはトウモロコシ、ニンジン、細かいごぼうが練り込まれて、ふんわりした食感に野菜の香り
唐揚げは衣バリバリ系、中はクニっとした食感。醤油にんにく生姜味でご飯が進む。ポテトは外がカリッと、中はもっちり。皮付きでじゃがいもの香りが強かった
ご飯はたっぷり。ややパリッとした炊き具合で、スッキリした甘さあり
もずく酢は甘く、ほどよい酸っぱさ。爽やかなのにご飯に合う味。たらこ糸こんにゃくはドライな食感。たらこの風味を存分に味わえた。サラダは野菜に臭みなく新鮮さがうかがえ、フレンチドレッシングの酸味が冴えていた。デザートの小鉢はグレープゼリーだった
価格に見合った満足度の定食

地ビール工房&レストラン ホレ・フェスト
醸造所にレストランが併設された店。実際のビール醸造施設を眺めながら、7種類の地ビールと食事を楽しめる



「デンビール 選べる飲み比べ3種×2」(1100円×2)
デンビールとは、このレストランの建物内の工房で作られている地ビール(クラフトビール)のことで、客席からも製造の様子が見られるようになっている
・上左「安城ピルスナー」すっきり爽やかでビールの王道感ある味
・上中「安城ペールエール」麦感が強く超爽快でやや苦め
・上右「ヴァイツェン」フルーティーで甘みが強い
・下左「アルトビア」苦味と麦感あり、深い方向でバランスとれている。常温でうまい
・下中「ボック」スッと入ってくるのに苦味と後味が強い。常温でチョコの様な風味
・下右「フルーツエール」ジュース的なスッキリさが目立つビール

「安城ハム・マヨネーズ添え」(660円)
デンパーク内の工房で作られているプレスハムの輪切り。脂の部分と肉の赤身部分が、粗めにまだら状態になっている。そのため噛む場所で味や食感の違いが大きい。赤身の部分は密で歯ごたえがあり豚肉の旨味が濃い。脂身の部分は甘みがあり柔らか
マヨネーズは、卵の風味が強く、ほど良い酸味があり、少量のパセリが味を引き締めていた。ハムとマヨと合わさると、2つの異なる”あぶら”同士が交じり合って相乗的においしくなる

「3種のソーセージ」(880円)
3本のソーセージセットで、上記の「デンビール選べる飲み比べ3種」とのペアリング用ともとれる本数
・「プレーン」肉の旨味はもちろん、脂のジューシーさが特徴的。ほぼ肉の味のみのシンプルさだから、添えられた粒マスタードとの味の相乗効果が絶大
・「ガーリックソーセージ」気になるほどのガーリックさはなく、香草の香りが肉に合っていた。単体で旨い
・「あらびきソーセージ」皮に燻煙的な香りがあるのが特徴的

「とうふアイス」(330円)
豆乳風味のアイスではなく、豆腐味のアイス。本来は優しい味なのだけれど、イメージしているアイスの味とのギャップにインパクトを覚えた

キッチン花車
愛知産の健幸ポークのしゃぶしゃぶ&デンパークソーセージがメインの店

土日はしゃぶしゃぶと惣菜の60分食べ放題のバイキングスタイルが大人2180円。うどんと惣菜の食べ放題だと大人1350円
平日は食べ放題ではないが1650円から追加可のしゃぶしゃぶ御膳がある

惣菜を自分で選んで詰められるテイクアウト弁当980円も

屋外BBQガーデン ピクニック
食材と使用区画を事前予約して、手軽にBBQが楽しめる施設

区画使用料金は、屋内ロッジなら1テーブル1000円(定員2~6名)、屋外は1テーブル2000~3500円(定員2~6or8名)。
食材料金は1人前のセットが、キッズ2700円、スタンダード3500円、熱盛4500円になっている。アラカルトメニューとして、ごはん丼1杯350円、飯盒2合1500円、焼きそば500円、あらびきフランク2本600円、とんちゃん焼き550円、地ビール600円など多数あり
デキタッテ・トレタッテ
屋内施設のマーケットエリアには「ソーセージ工房」「アイス工房」「パン工房」「市場(お土産屋)」が並び、地元の特産品を中心とした商品を購入することができる
ソーセージ工房
デンパーク製ソーセージ料理中心の店。焼きたてソーセージに加え、食べ応えのあるドッグ、サンド系も。店頭に出ている焼きそばなどの商品はすぐ出てくるが、ソーセージやハムは焼いてから提供されるため、数分待つことになる


「安城ベーコン BDLドッグ」(650円)
安城産イチジクの甘さのある深い燻製のベーコン「安城ベーコンプレミアム」を使ったドッグ。密な肉質は固めだが、脂身の多い部分はぐにゃっとジューシー。パンはハードさとふんわりを両立したソフトフランス
肉の旨味とパンの食感、そしてほのかなシナモンの香りとレタスが、燻製のスモーキーさと合わさって独特の美味しさになっていた。”ドッグにしてこそ”の味のバランスで、玄人好みしそうな商品

「プレスハムライスバーガー」(500円)
ライスは薄めに固まっていて、表面は控えめに醤油が塗られてこんがり香ばしく、内部はモチっとした食感。プレスハムは分厚く、密度が高く、豚の旨味が強い。1枚の中でも食感がまだらで、噛む場所ごとに違う表情をみせる。特に赤身の塊部分は旨味が凝縮されていてたまらない
ソースには濃厚なマヨネーズが使われ、肉に負けない存在感。その他、薄切り玉ねぎが味を引きしめ、レタスが全体の調和を生んで、見た目以上の贅沢な仕上がりになっていた

「手作りソーセージ入り焼きそば」(650円)
麺はよく油が絡んでなめらかな食感。ソース味に魚粉が絡んでいて味の深みあり。具の豚肉は旨味と甘みがあり、キャベツはジューシーでソース味しっかり。人参は細切りで十分火が入り甘みを出しつつもシャキッとした食感が残っていた
ソーセージはパセリ入りのブラートヴルスト(日によって変わりそう)で、柔らかで肉の強い風味が口に広がった。一本でも主張が強く、下手をすると焼きそばが脇役にまわりかねないほどだった

アイスクリーム工房
本場イタリアから直輸入の本格マシンで作る濃厚ジェラートの店。季節によって変わる地元産のフルーツや野菜のジェラートが特徴的


上いちごみるく 下いちじくワイン

パン工房
基本のパンに加えて、四季折々のオリジナル限定パンも並ぶ

左「もちもち米パン自家製ソーセージロール・チョリソー」(300円)
もちもちの米粉生地のパンに自家製チョリソーが入った一品。パンは甘めで、上にかかったケチャップとマヨネーズが塩味をプラス。チョリソーは肉と脂の旨味が目立ち、辛さは少しピリッとする程度。ほどよい辛さと、甘いパンとの相性が抜群。5つに切り離しやすいようになっていて、一口パン5個と考えるとそこそこボリューム
右「たこさんソーセージくん」(200円)
ふわふわのパンにソーセージが付いた一品。目は黒ゴマ、口はマヨネーズで描かれているけれど、ほぼ味には影響なし。自家製のソーセージは細めでもジューシーで、脂の旨味が強く感じられた。先の方に十字の切り込みが入っていて、少しだけ広がり足のよう。その部分だけ火が入りやすい分、より香ばしさが強くなっていた

カフェキッチン BONO
オリジナルの生パスタが自慢の店。その他ボウル(カフェ風どんぶり)も魅力


「ハンバーグボウル・てりたま」(1100円)
ハンバーグは厚めでボリュームあり。中まで均一に火が入って、子どもが特に好みそうなタイプ。甘めの照り焼きソースにマヨネーズがかかり、万人に愛されそうなマッチング
ご飯は雑穀米になっているものの、クセを感じない程度の控えめな雑穀の割合。半熟玉子が乗って、海苔、糸唐辛子、そこに照り焼きソースがかかって、ハンバーグとの味の繋がりを生んでいた
他の具材は漬物と、ほうれん草サラダとポテト玉子サラダ。ポテトサラダは滑らかな舌触りで甘く、上にスクランブルエッグが乗って濃厚さがプラス。ほうれん草と一緒に食べると最高の相性に

「ミートボールミートソース・チーズ別皿」(1100円)
細めの平打ち麺(タリアテッレ)が使われ、モチモチした食感、ソースはトマトベースでごく微かに酸味があり、細かく刻まれた玉ねぎが甘味を、ひき肉が旨味を出していた。油っこくならない程度に入ったオリーブオイルの香りも良い。ミートボールは小さいものが多数入っていた。繋ぎが柔らかく、噛むとすぐ口の中でほどけて旨味が広がる。具のほうれん草は味の主張があり、アクセントを生んでいた
子どもはもちろん、大人でも好みそうな好バランスの一皿

「アイスコーヒー」(390円)
ほのかな苦みの奥に甘みが感じられ、後に引かないキレがあった。ついてきたお菓子は、サクサクして少し粉っぽく、コーヒーに合っていた

「ソフトクリーム・カップ」(380円)
植物性のクリーム感が強いあっさりタイプ。例えるなら、スガキヤのソフトクリームを密にした感じ。カップが大きくボリュームあった(コーンでの提供も可能)

「かき氷」(350円)
カップがソフトクリームのものよりも大きくボリュームある。同額で練乳を入れられるが今回は抜きにした

カフェ&ブロムスター
ブロムスターはデンマーク語で「花」とのこと。おすすめは、季節の「フラワーソーダ」や、安城産のチンゲンサイやイチジクソースを使用した「デンバーガー」など。お店からしか見ることのできない「シークレットガーデン」も見どころ


「デンバーガー」(780円)
ハンバーグは厚くゴツゴツしていて、ゴロッとした食感。単体だと肉の旨味と同時に臭みもくるが、チンゲンサイと合わせると臭みが消えて旨味だけになっていた。刻んだ玉ねぎがシャッキリ感を、そして特製のいちじくソースが甘さとまろやかさを出していた
それらを挟むパンは全粒粉で作られ、生地の内部まで茶色く、香り高くややねっとり感あり。これらの具材すべてが干渉し合って、それぞれのクセが調和。その結果、上品でおしゃれな味になっていた

「ブロムスター丼」(900円)
ご飯は安城産のマイマイ米というブランドで、ややパリッとした炊き加減 。炭火焼き鳥にチンゲンサイが添えられた丼。鶏肉は柔らかで、タレは甘辛くとろみがあった。生チンゲンサイは、単体では少し青いクセがあり、口の中がスーッとする。ご飯と焼き鳥のシンプルな構成に対して、一枚だけで強いアクセントになっていた

「カラフルかけ氷」(350円)
「かきごおり」ではなく「かけごおり」。自分でシロップを選んでかけられる。カップが花のように開いているのがカワイイ。氷は多すぎず少なすぎず、一人で食べきるのによいボリュームだった

まとめ
安城デンパークは、花やガーデンを見て回るだけでなく、地ビールやハム・ソーセージ、ポテト、パン、ジェラートなど、園内ならではのグルメも楽しめる
今回紹介した中では、食べ歩きに向いた軽食から、レストランでじっくり味わう料理、カフェのスイーツまでジャンルもさまざま。特にデンパーク内で製造されたハムやソーセージ、地ビールを使ったメニューは、この場所ならではの味として楽しめる
園内を訪れた際は、花や施設だけでなく、何を食べるかにも注目してみたい。今後も実際に食べたメニューを追加しながら、デンパークのグルメ情報を更新していく
