刈谷ハイウェイオアシスは、サービスエリアの中でもグルメの充実度が高い人気スポット。フードコートや専門店など約30店舗の飲食店が集まり、いわゆる「ハイウェイめし」の宝庫となっている
ただ、その数の多さゆえに「結局どこで何を食べればいいのか分からない」と迷う人も多いはず。この記事では
・実食レビューしたおすすめグルメ
・名古屋名物が食べられる店
・食事ランキング&軽食ランキング
を写真付きで分かりやすくまとめた

おすすめメニューランキング
◎食事部門
1位 「豚骨しょうゆ」横綱ラーメン(740円)
味、量、価格の3拍子揃った人気店。行列が出来ていても提供が速く問題なし
2位 「きしころ」めんどころ葵(750円)
きしめんのツルツルした食感を最大限に楽しむなら冷やし!
3位 「刈谷ソースカツ丼」ごはんはODAIDOKORO於大処(1350円)
甘酸っぱいレモン風味のソースが独特
4位 「豚もつどて丼」ザめしや(825円)
超すっきりタイプで、どて丼の初心者と玄人にオススメ
5位 「牛すじの八丁misoボロネーゼ」プレスト(1100円)
八丁味噌の主張が絶妙に控えめで、洋風の料理に和の奥行をプラス
6位 「台湾風まぜきしめん」ザめしや(814円)
名古屋名物×名古屋名物の融合。徐々に辛さが増していくやみつき料理
7位 「名古屋八丁味噌ラーメン」らーめん一楽(900円)
スープが甘くて濃く、それでいて味噌味が出過ぎていない好バランス
◎軽食部門
1位 「名古屋コーチン入り月見つくね」鶏三和(339円)
トロトロ半熟卵をつくねで包んだ旨味の塊
2位 「台湾揚げ餃子」ザめしや(385円)
唐辛子とニンニクの台湾ミンチの良さが強調された創作名古屋料理
3位 「黒豚まん」ウァン(380円)
スッキリ感と強い味が両立した洗練された一品
4位 「エビチリまん」ウァン(400円)
後からくる辛さが堪らない、本格派のエビチリが入った高級感ある一品
5位 「とうふ玉子サンド」風土市場まめぞう(450円)
スッキリした玉子に、粒マスタードという独特の味付けがマッチ
6位 「名古屋あんぱん」DELA DELI(260円)
パンに”つぶしあん”とホイップが入って、ボリュームの割に軽く食べられる
7位 「磯辺ちくわドック」ヤマサちくわ(400円)
タルタルソースとピザソースがかかり、ちくわ料理なのにパンチある味
セントラルプラザ|パーク中央部
刈谷ハイウェイオアシスの中央部に位置する、最も大規模な飲食エリア

ザ・めしや(定食)
お客がショーケースの料理をトレイに乗せていって、最後に会計をするシステム

通常の「ザめしや」のラインナップに加えて、多くの名古屋料理が並んでいた。おでんは「関東煮(普通のおでん)」と「味噌おでん」のダブル態勢で、これは愛知でも相当珍しい

「豚もつどて丼」(825円)
浅めで横に広い丼にたっぷり入ってボリュームあり。モツは臭みなく噛み切りやすい柔らかさ。大根はより柔らかでトロっと崩れるほど。それに対してこんにゃくは固めで歯ごたえあり。半熟玉子は黄身も白身もプルプル状態をキープ。細切り生姜は僅かな食感あり爽やか
味噌ダレは甘辛く濃厚な八丁味噌仕立てで、奥にゴマのような風味があった。モツのクセが全くなく、大根が多く入っており、そして甘すぎないことで”超スッキリした味わい”になっているのは特筆すべき点

「きしめん」(572円)
つゆは醤油ベースだけど黒すぎず、優しい塩加減。具はかまぼこ、ネギ、かつお節。良くも悪くもオーソドックスな味。別メニューで「土手きしめん」や「カレーきしめん」があるため、基本となるこのメニューは特にクセのないものになっているようだ

「台湾風まぜきしめん」(814円)
きしめんは暖かく少し固めで、最初から甘辛いにんにく醤油のタレが絡めてあった。その上には生卵、もやし、刻み海苔、長ネギ、鰹節、そして台湾ミンチが乗って、それらをしっかり混ぜて食べる
それぞれの具材は細かかったり柔らかかったりするので、タレと共に一体化した美味しさを作り出す。辛さは初めは大したことないのだが、食べ進めると徐々にヒリヒリ辛くなっていき、やみつきになる。終盤にご飯を投入すると、ご飯自体の甘さが強調されてまた違った美味しさに

「台湾揚げ餃子」(385円)
ニンニクと唐辛子の入ったひき肉、通称”台湾ミンチ”を餡として使用。かなり辛く、それに負けないニンニクと肉と旨味を餃子として閉じ込めた創作料理。地元民が思う”これぞ名古屋”な味。辛さとニンニクが強調されており、それらが好きなら大オススメの一品

「台湾ミンチカツ」(225円)
サクッと馴染んだ衣に、豚ミンチ肉に刻みニラが入った料理。食べてすぐ唐辛子の辛さが来て、その後フワッとにんにくの香りがくる。カツで包むことによって個性強い”台湾ミンチ”がすんなり食べられる感じ。単体だと辛すぎるけど、白いご飯には合わせると絶大な”おかず力”を発揮する

「うなぎ飯」(605円)
うなぎは身は柔らかでしっとり、脂はねっとりなタイプ。小さいが、魚の味がしっかり感じられる程度の厚みがあった。タレは粘度あって味も濃く、甘さ強め。ご飯に染み過ぎない、適量がかかっていた。刻んだ三つ葉はスッキリ感を出し、海苔は味の奥行きを出していた。そして一緒に提供される山椒をかけると、より完成度高まった

「豚汁」(297円)
味噌の汁は、ごぼうの香りが強いのが特徴的。具材の豚肉は薄切りで脂身もほど良く、柔らか。だいこん、ごぼう、人参も薄切りでよく煮えて柔らか。里芋はとろけるほどで甘さあり。油揚げは細切りで独特の食感。長ネギはシャキっと、こんにゃくは細く小さいけれどピンとしていた。全ての具材が似た固さでバランスが取れて、食べやすい一杯

ラーメン横綱(ラーメン)
京都発祥の豚骨醬油味が中心のラーメン屋。国道1号線など、主要な幹線道路沿いに店舗があり、愛知県内だけでも10店の展開をしている

ラーメンを頼むとサービスでネギと、にんにく唐がらしがトッピング可能。特に”ネギ盛り放題”は横綱ラーメンの名物と言ってもいい存在。なくなったら(あるいはなくなる前に)小まめに補充されるので、気兼ねなく大盛りにしてOK。ただし、最初にラーメンに入れすぎると一気にスープの温度が下がってしまうから、替え玉を頼むつもりならほどほどの量に抑えるのが吉

「豚骨しょうゆ」(740円)
スープは濃く甘さもあり、豚骨しょうゆとしては王道的。麺はほどよい固さで小麦の風味がある。回転が良いからか、系列他店よりも安定して提供される。チャーシューは柔らかく、たっぷり入っている
食べ進めた後は、無料の「自家製にんにく唐がらし」をスープに溶かすのがオススメ。甘めのスープに辛さが馴染んで、華やか且つ引き締まった味になる
横綱ラーメンには大盛りがなく、替え玉(120円)のみで麺を足すシステム。1回ごとの替え玉が1玉分の大ボリュームで出てくるのは嬉しいところ

「チャーハンおむすび」(180円)
しっとり系で、具はチャーシュー片だけ。しかし、そのチャーシューの味が強く、米の味との親和性が高かった。さらに無料の「ネギ」を乗せることで、新たな食感と風味がプラスされ、完成度が一気に上がる

カーリーちゃんカレー(カレー)
刈谷ハイウェイオアシスにのみある店舗にしては、イメージキャラクター(このキャラがカーリーちゃんなのか?)がいたり、フォントが独特だったりと作り込みが凄い
朝8時~10時30分までのモーニングタイムには、通常1040円の「コロッケカレー」と「温玉カレー」が890円で食べられてお得

「福神漬け」はセルフで入れ放題。「辛みスパイス」で辛さを足すこともできる

「コロッケカレー」(1040円※モーニング時890円)
方向性としては王道タイプなカレー。甘口と中辛があり、注文時に何も言わなければ中辛が出てくる。辛さは”ほどほど”でよっぽど苦手でなければ問題なく食べられる。ややドロッとして、味と食感は良い意味で”重い”
「コロッケ」は衣サクッっと、中身はほぼじゃがいも。単体だと普通のコロッケな印象だけど、カレールーにどっぷり漬けると甘さと辛さで美味しさがランクアップする

ウァン(豚まん)
三重県の伊勢志摩発祥の豚まん店。国産豚肉、淡路島玉ねぎを使用し、木のせいろで蒸す作り方にこだわりあり

左「黒豚まん」(380円)
ずっしりしてボリュームあり。皮は弾力がありつつ柔らかい。餡はごく柔らかくジューシー。豚ひき肉の塊に、クタクタ状態の玉ねぎが練り込まれていた。塩胡椒で味付けされて、甘みありつつ肉の旨味が満天。スッキリ感と強い味が両立
右上「肉まん」(280円)
大きさは黒豚まんと同じで、味付けも塩胡椒で同じ。差を感じたのは餡で、肉質感が弱くなる分、柔らかさは増していた。また、黒豚に比べるとやや肉の味に”カド”があって、脂の甘みも少し弱め。ただこれは同時に食べ比べないと分からない。なので100円安いこちらの方がコスパは良いと感じた
右下「エビチリまん」(400円)
横に広く餡が入っていて、一口目からエビチリソースの風味が広がる。微かににんにく香る本格派で、少しとろみがあり、辛さは後からくる絶妙な具合。プリッとした小エビがゴロゴロ入って、価格以上に高級感ある内容

ヤマサちくわ(練り物)
愛知県豊橋市に本社を構える老舗ちくわ店。定番の商品と共にハイウェイオアシス店限定の料理も並んでいた

「磯辺ちくわドック」(400円)
注文後3分待つが、必ず出来たてが出てくる。パンはしっかり焼き目が付いて、歯ごたえしっかり。ちくわは弾力あって、ほぼパンと同等の食感で一体感がある
ソースは左右に2種類かかっている。「タルタルソース」はマヨと強めのマスタードが混ざってお好み焼きテイスト。「ピザソース」は焼いたトマトの味が強烈。魚の風味が強いちくわに対抗するように、どちらのソースも個性強い。ここまでパンチのあるちくわ料理は珍しい

「ヤマサちくわコロッケ野菜」(400円)
ニンジンと玉ねぎが練り込まれたミッチリしたすり身を、サクッとした薄めの衣で包んだ料理。強い魚の味が閉じ込められていて、歯ごたえある食感、魚版のミンチカツのよう。魚特有の油感もあって食べ応え◎

たこ焼きだるま(たこ焼き、みたらし)
たこ焼きを主軸に、五平餅やみたらし、ソフトクリームを販売。オシャレな店構えの店が多いハイウェイオアシスの中で、レトロな佇まいがシブい

「たこ焼き」(650円)
8個の玉がパンパンに入ってずしりと重く、アツアツ。たこ焼きの生地は外が柔らかめ、中はトロトロで箸で掴むとプルプル揺れる。生地に醤油ダシが入っていて、具はタコ、キャベツ、ネギ、紅生姜、青のり。この状態ですでに味付け十分なくらいだが、そこに甘いソースとマヨネーズ、かつお節がかかって、より濃い味になっていた。最大限にプルプル感を楽しむためにも、アツアツのうちに食べるのがオススメ

フライディー(ポテト、ハンバーガー)
色々なトッピングができるポテトと、淡路島バーガー中心の店

「フライドポテト・BBQ」(600円)
素のポテトは外がカリっとして、中はホクホクでややザラッっとした舌触り。じゃがいもの甘みが強く感じられる仕上がりだった。トッピングのBBQソースは、ケチャップの強いオタフクソースといった感じで、本格アメリカンな味。いものシンプルな甘さと、ソースの複雑な甘さが合わさった一品

鶏三和(親子丼)
名古屋コーチンを使った親子丼がメインの店舗

「名古屋コーチン入り月見つくね」(339円)
つくねの中に、黄身トロットロの半熟玉子が入った料理。表面の照り感が凄く、その見た目通りの濃いテリヤキ味。覆っているつくねは比較的薄めで、それでいて鶏の旨味が強い。中の玉子は大きく、味はスッキリ。全ての味がマッチした甘旨い逸品。これ一つでご飯一杯いける(「鶏三和」ではご飯単品は売ってないけど、フードコートの良さを活かして「ザめしや」でご飯を買って組み合わせる手がある)

カツなり家(オムライス、味噌カツ丼)
オムライスの店と、丼の店が横に並んで展開

オムライスに八丁味噌やトンカツが使われたり、丼料理に半熟玉子が乗ったりと、各店舗の主要な具材の交換が行われていた

「八丁味噌デミソースオムライス・ハンバーグ(ドリンク付き)」(1300円)
デミグラスソースはしっかり八丁味噌の風味がして、甘辛酸っぱく複雑な味。中のケチャップライスは下味しっかり付き、濃いソースにマッチ。ただ、しっとり柔らかな食感は好み分かれそうだと感じた。玉子の幕はすっきり味で少しだけ甘みあり、バランサーとして優秀な働き。ハンバーグは弾力あるタイプで、乗ったケチャップはものすごく濃い味だった

プレスト サルヴァトーレ クオモ(ステーキ、パスタ)
ステーキとピザの店。午前10時までは「ステーキ丼」と「牛すじごはん」がモーニング価格でお得になる

「ステーキ丼」(1298円 ※モーニング968円)
焼き加減はミディアムくらいの、ほど良い厚さの牛肉がたっぷり乗った丼。肉の温度は常温で、ローストビーフ丼に近い感覚。ソースはおろし玉ねぎで甘くフルーティー、肉とご飯の両方に合う味で両者をうまく繋げていた印象。添えられたフライドガーリックはサクサクで、食感や味に大きな変化出す、後半に使うのがオススメ
スープは塩のきいたコンソメ味で、大ぶりの玉ねぎ片がたっぷり

「旨とろ牛すじ温玉ごはん」(1188円 ※モーニング858円)
ふんだんに乗った牛すじはとても柔らか。醤油みりんで煮込んだすき焼き的な甘い味付け。牛すじから出た脂がタレと共に米に絡んで、とろみと強い旨味を生んでいた。温泉玉子を割って絡めるとさらにとろみが増して旨さ倍増

「牛すじの八丁misoボロネーゼ」(1100円)
麺は太く、ムニッっとした歯ごたえ。ソースはトマトベースにワイン、にんにく、そして八丁味噌が入ったボロネーゼ風。”味噌の香り”はほとんどしないのに”味噌の味”はするという隠し味的な使い方。ホワイトソースをからめるとまろやかな味になった
牛すじ肉は麺全体にいきわたるほどたっぷり。柔らかなコリコリ食感、プルプル食感、グニグニ食感と肉にはそれぞれ種類があり、味にもバリエーションがあった

カフェ・ド・クリエ(コーヒー、パン)
1994年に名古屋で発祥のコーヒー店。ハイウェイオアシス店のフードメニューはパン料理が中心。1月と2月でモーニングのメニューが変わっていたので、よく入れ替えがあるのかもしれない

2026年2月のモーニングメニュー

「モーニングA・トーストサンド・2026年1月」(680円)
トーストサンドは3本。しっかり焼きのトーストで、具はマヨネーズが絡んだ玉子サラダとハム。塩味十分で”食事感”があった。サラダは生野菜とポテトサラダに、ぽってりした舌触りのマヨネーズが添えられていた
ヨーグルトはクリーム状のねっとりタイプ。少し酸味があって、甘いブルーベリージャムとのバランスが取れていた。コーヒーは甘めの香り、苦味は控えめで酸味はないスッキリタイプ

サーティワンアイスクリーム(アイス)

「チョップドチョコレート・キッズサイズ」(340円)
スモール1個=1玉とすると、スモールシングル(キッズ)が320円(1玉あたり320円)で、レギュラーシングルは1.5倍サイズで420円(1玉あたり280円)。スモールダブルが510円(1玉あたり255円)でレギュラーダブルが760円(1玉辺り253円)。トリプルポップはスモールの70%の量が3つで570円(1玉あたり271円)
つまりダブル系がお得、さらにいうと微差でレギュラーダブルが一番お得みたい

風土市場 まめぞう(弁当、パン)
豆腐を中心とした商品を扱っていて、弁当や惣菜も充実した店舗

「オリジナルギャンモパン」(410円)
”ギャンモ”とは、がんもどきを噛み応えのある食感に進化させた新しい食品。実際に食べたところ、ミンチカツのように密で、それでいて味は豆腐だった。パンはフワッとしてクセがなく、味付けはトンカツソース風でまとまっていた。単体だと”ごつい豆腐”な印象のギャンモだけれど、他の具材と一緒にバーガーとして食べると”超あっさりした肉”のように感じた

「とうふ玉子サンド」(450円)
ずっしり重くボリューミー。パンはやや固めで、小麦の香ばしさと甘さがあった。玉子は垂れない程度にトロトロなタルタル風。ところどころも刻んだ白身のプリッとした食感。豆腐が使われているらしいけれど、ほぼ風味はせず、主になめらかさに貢献していると思われる
味付けに粒マスタードが強く使われていのが特徴的。香りと辛さ、ほんの少しのプチプチ感が良い。そのまま入ったゆで玉子は風味強く、玉子サラダと同時に食べるとたんぱく質のガッツリ感を味わえた

「豆乳パン・ツナマヨ」(250円)
パンは外側が香ばしく、中はフワッと甘く、単体でも美味しかった。ツナ(マグロ)はしっかり油漬けされていて、マヨは控えめでも十分にドロッとオイリーな状態。パンの甘さと魚の味の強さが、油の助けで繋がれてまとまりを生んでいた

近鉄パークハウス|下りパーキングエリア
伊勢湾岸自動車道の下りパーキングの目の前の飲食エリア。中央部のセントラルプラザは近く、歩いて1分(約150m)の距離にある

らーめん一楽(ラーメン)
関西を中心に展開している”北京料理 百楽”のラーメン専門店

「名古屋八丁味噌らーめん」(900円)
スープは甘めで濃い味。味噌の風味はするけど嫌味ない程度に控えめ。麺はストレートでコシがあり、濃いスープに丁度良く絡むバランスになっていた。具の主役は台湾ミンチで、スープに馴染ませると脂の旨味とニンニク風味が全体に回ってより美味くなる。後半の旨味詰まった味噌スープは、濃くても最後まで飲み干したくなる味。別売りのライスに合いそうだと感じた
(※料理名の「八丁」は岡崎市の地名なのに、そこに「名古屋」がついているのは地元民的には気になるところ)

「あごだしラーメン」(900円)
スープは甘い醤油味で魚介のダシがよく効き、味はあっさりなのによく舌に味が残るのが特徴的。麺は一様な固さで歯ごたえあり。肉は柔らかタイプで、メンマは固めタイプ

ごはんどころ 穣(カツ、うなぎ)
ひつまぶしや味噌カツなど、名古屋名物の料理が中心の店舗

「合鴨ロースカツ御膳」(1200円)
衣は固めで中の合鴨肉は柔らかく、食感はとんかつに近い。合鴨の風味はほどほどで、良くも悪くも普通のカツに近い印象。カツにつける「おろし玉ねぎソース」はドロッと濃くて甘辛くフルーティーで絶品。このソースが主役といってもいいくらい
添えられたキャベツは細切りでみずみずしく、少し酸味あるイタリアンドレッシングに合う。みそ汁は甘みある合わせ味噌タイプ。具は麩、ネギ、ワカメで食べ応えある組み合わせ

「味噌カツ丼」(980円)
ドロッとした甘い味噌ダレがかかった、愛知県民にとってポピュラーな味噌カツ。衣は、味噌ダレがかかった部分や裏側はしっとり。タレがかかっていない部分はサクっとした食感。豚ロース肉は厚みがあって柔らか。キャベツはクセがなく、ご飯とカツを邪魔せず脇役に徹していた。みそ汁は、濃い合わせ味噌。ネギと渦巻き麩がたっぷりに、ワカメが少し入っていた
愛知県民は家庭や、うどん屋などのサイドメニューで食べることが多いタイプの味噌カツだが、県外の人は出会う機会が少ないはず。ある意味、貴重なお店かもしれない

「自家製フルーティーカレー」(700円)
食べ始めはフルーティー(りんご強め)で甘口かと思いきや、遅れて中辛くらいの辛さが来た。その甘口と中辛が混ざり合って、スパイシーで深みのあるカレーになっていた。食材は全て溶けているようで固形の具材はなし。カツや牛すじを乗せるカレーもあるのだが、純粋にフルーティーさを味わえるプレーンもイイ

めんどころ 葵(きしめん)
きしめん中心のメニュー構成。店構えとシステム的に隣の「ごはんどころ穣」の系列店だと思われる

「きしころ」(750円)
5℃~10℃と思われる冷たさ。白醤油タイプの透き通ったつゆで、ダシとすっきりした塩辛さがある、やや通な味(一般的には黒い醤油タイプが多い) その冷たさによって、きしめんのツルツルさと一様な固さが強調。さらにネギのシャキシャキ感と少しの辛み、甘みがダイレクトに感じられ、心地よいおいしさを生んでいた
油揚げは薄め&密で大きい。強い甘みがあって、麺を主食とするならおかず役になる

天丼てんや(天丼)
全国チェーン店で、定番料理に加えて店舗限定「名古屋コーチン鶏天とろ玉丼」がある

「名古屋コーチンの鶏天とろ玉丼」(1200円)
2枚入った名古屋コーチンのムネ肉は肉厚。しっとり柔らかでありつつ弾力もあった。半熟玉子は衣がサクッとし、白身は固まっているのに黄身は垂れ出てくるほどトロットロ。かぼちゃは薄切りで外サクッと中ネットリ。その他まいたけ、レンコン、いんげん入り
それぞれのネタは、醤油みりんの天丼タレがかかって下のご飯とのまとまりあり。具沢山だから、バランス的に”ご飯大盛り(プラス100円)”が丁度良さそう
みそ汁は白味噌寄りの合わせ味噌で、ワカメ多めネギ少なめ。大根の漬物はセルフで取り放題、醤油味で塩辛め

マクドナルド(ハンバーガー)
完全タッチパネル注文式のマクドナルド

風来坊(手羽先唐揚げ)
名古屋名物の手羽先唐揚げの名店が、テイクアウト中心の店舗を展開


「骨抜き手羽先唐揚」(734円)
しっとりした肉とカラッとした皮。甘辛いタレにゴマがきいて、これぞ名古屋名物「風来坊の手羽先」の味。通常の手羽先だと両手で持って解体しつつ食べるため手がベトベトになる。そこを、この商品はつまむだけで食べられて快適
気になる点は、骨を抜くことで肉部分も減ってボリュームダウンすること。また”関節部分”は残っており、さらにそこを取り外す必要がある(慣れてる人ならそのまま食べられる)

名鉄レストハウス|上りパーキングエリア
伊勢湾岸自動車道の上りパーキングにある飲食エリア。セントラルプラザなど他の飲食エリアとも繋がってはいるもののやや遠く、歩いて2分(約300m)

三州らーめん 葵(ラーメン)
三州とは、現在の三河地方のこと。本格的なラーメンに名古屋風の麻辣台湾、三河風の八丁味噌のラーメンもあり

「濃厚八丁味噌坦々麺」(1000円)
スープは甘辛く、ゴマの風味あり濃厚。表面のラー油の存在感が強く、辛さを出していた。商品名にある”八丁味噌”は隠し味的な使われ方。麺は柔らかめでスープによく絡む。具は白髪ネギ、青ネギ、ひき肉。ネギのシャキッと感が重いスープに合っていた
一つ要望を言わせてもらうなら、もう少しだけ八丁味噌の風味を感じたいところ。担々麺としてはとても美味しいのだが、味噌が隠れ過ぎて商品名とのギャップがあった

「ミニ炒飯」(単品430円 セット320円)
味の濃いしっとり系チャーハン。具は玉子、チャーシュー、ニンジン、ネギと、一見優しそうな構成。その中でチャーシューの塩胡椒は強く、ガツンと来るパンチ力があった

和麺 かきつばた(きしめん、うどん、そば)
和麺の店で、特にきしめん推しがうかがえる看板のラインナップ

「名古屋きしめん」(880円)
刻んだほうれん草とたっぷりの鰹節が特徴的。加えて油揚げ、かまぼこ、ねぎが乗っていた。平らな麺は、ほど良い固さが一様に保たれていて、表面はつるっとした舌触り。つゆは魚のだしが強く、乗った鰹節と合わさって旨味が倍増。みそ汁よりほんの少し辛いくらいの塩加減で、麺を食べ進める流れでそのまま飲み干すことができた。全体的に"安心できるおいしさ"の一杯

ごはんや ODAIDOKORO 於大処(カツ)
エビフライや味噌カツなど名古屋色の強いメニュー構成

「刈谷ソースカツ丼」(1350円)
厚みのある豚ロース肉で、ミッチリ身が詰まって食べ応えがあった。ソースはサラサラタイプで、ウスターソースに甘酸っぱい風味が加わった感じ(西尾市のイカフライのレモン煮の味に近かった)。ソースはトンカツにだけかかっていて下のキャベツやご飯はすっぴんの状態。そのため衣のサクサク感はかなり残っていた。キャベツは水気を含み過ぎない絶妙な状態で、極あっさりしていてクセがなく、上手にカツとご飯を繋いでいた
みそ汁は赤味噌強めの合わせ味噌で、愛知っぽさ出しつつ他県の人にも飲みやすい味になっていた

DELA DELI(弁当、パン)
弁当、惣菜、ベーカリーを扱うテイクアウト専門の店
「弁当コーナー」には、出来たての弁当がズラリ。底の深い弁当があるのが特徴

「パンコーナー」には、焼きたてパンがズラリ。午前中はパンが所狭しとひしめいているけど、お昼時には売り切れるものが出るほどの人気コーナー

「ホットスナックコーナー」は厳選された地元系料理が並ぶ

「味噌カツBEN2号」(930円)
器が深く、手に取るとずっしり重い。備え付けのレンジの強で2分かけてやっと”あったか程度”になるほどのボリューム(1654Kcalとのこと)
トンカツはやや薄めで噛み応えのあるロース肉。ご飯の上に6切れ、そしてご飯の中に4切れ入っていた。味噌ダレは甘く芳醇な香りで粘度高め。ポテトサラダは小さく切った茹でじゃがとベースト状との混合でマヨ風味。梅の刻みはシャキシャキした食感で甘酸っぱい。昆布の佃煮は甘醤油味。紅生姜は細切りでキリッと鋭い辛さがあった
ボリュームは最高。しかし味噌ダレの甘さが強すぎて味は単調気味。「みそ汁」など塩気のある料理があれば、最後まで飽きずに食べられる

「タルタルチキンフィレドッグ」(330円)
中身のチキンカツはホットスナックコーナーの「刈谷の旨チキ」と同じものを使用。ガリガリ系の衣は単体でも食べられるスパイシーな味付けで、鶏むね肉のタンパクな味とマッチ。パンは柔らかでレタスも柔らか。タルタルはほのかな酸味と濃厚さを足しつつも、主張はし過ぎず全体を引き立てていた

「名古屋あんぱん」(260円)
フワッとした柔らかパン。あんこはあずきの風味が強い”つぶしあん”。こしあんのなめらかな食感に少量の皮が残った丁寧なつぶし具合。そこに、軽いホイップクリームが乗って、さわやかな甘みをプラス。なかなかのボリュームでも、お菓子感覚でペロリと食べられる

「もちっと豚まんパン」(210円)
皮はベーカリーらしいスッキリ味のふんわりタイプ。脇役に徹しているようで、少し”パン風味”が出ていて面白い。餡はほぼペースト状で、ひき肉とみじん切りのタケノコの歯ごたえが少しある。味は旨塩でスッキリ風味なのが特徴的

奥三河茶寮(天むす、練りもの串)
練り物串と天むすを中心に販売。隣のアニマルキッチンと会計を兼ねていて、チュロスやフライドポテト、コーヒーもこちらで注文するシステム

アニマルキッチン(コーヒー)
セルフの珈琲コーナーになっていた

蛸壱(たこ焼き)
ハイウェイオアシス唯一のたこ焼き専門店。名古屋らしい「醤油」や、「ソース」「ねぎ醤油」「ねぎポン酢」「チーズ」トリッキーな「ワサマヨ」と6種類のラインナップ

「ワサマヨ」(800円)
生地は一様にフワトロで紅生姜だけ入り、シンプルながら特徴あり。そこにタコの身とエキスが閉じ込められて旨味がプラス。生地表面には塩が振ってあってシャープな塩味が感じられ、ワサビマヨソースは香りあるけどツンと来ないギリギリのまろやさ。それが青ネギの甘み&辛みとマッチして、より高レベルの風味を作り出していた
大きめ6玉入りでそれなりに食べ応えはあるものの、やや割高感はあった

ハンバーグスタンドマンタン(ハンバーグ)
”二郎系ハンバーグ”を謳っている店で、ご飯盛り放題でお腹一杯食べられる点、野菜炒めに太麺が入っている点が二郎系っぽい
・写真左上「全体像」トレイを持って注文し、セルフでみそ汁やご飯を乗せていくシステム
・右上「トッピングコーナー」注文前に自分でとる
・左下「みそ汁コーナー」白味噌が強く、これだけでご飯いけるくらいの味の濃さ。ワカメ、ネギは自由な量を入れられる
・右下「マンタンコーナー」会計後の食事エリアにある。ソースや調味料はここで調整。ご飯は会計前にマシンで普通盛りが提供され、自由におかわりできる

「マンタンバーグ」(1580円)
基本の定食。丸く分厚いハンバーグは肉ミッチリに粗めの刻み玉ねぎ入り。表面以外は一様にしっかり火が入って、箸で挟んで切れる柔らかさ。素の状態で塩胡椒の味はついていて、これでも十分ご飯いける。後がけの”玉ねぎおろしソース”はフルーティーで、ニンニクが入って焼肉のタレの様な味。大根おろしソースは甘めの醤油味でドロッとして、ポン酢的な味
野菜は茹でたキャベツともやしが主で味付けはなし。下には太麺が少量敷いてあった。上に乗ったラードは豚骨醤油味がついていて、混ぜると二郎的な味になった

弁当の自動販売機(弁当)
冷凍の弁当がいつでも買えて、近くに設置された電子レンジですぐ食べられるようになっていた。刈谷ハイウェイオアシスの飲食店は、深夜の22時~7時は営業していない。でも、この自動販売機とファミリーマートなら24時間食事が可能

まとめ
刈谷ハイウェイオアシスにはフードコートや専門店、テイクアウトなど多くの飲食店があり、名古屋名物から食べ歩きグルメまで幅広く楽しめる場所。
実際に食べ歩いて調査した中で、特におすすめを挙げると
-
ガッツリ食事なら「横綱ラーメン」
-
名古屋名物を食べるなら「めんどころ葵」
-
食べ歩きなら「ウァン」
このあたりを選べばまず外れない。店舗数が多く迷いやすい場所だけれど、刈谷ハイウェイオアシスでグルメを探す際の参考にしてほしい!