【写真旅&地元B級グルメ】フォトグラファーあまのしんたろう『ヤミーアートブログ』

【まち撮り系写真家】が送る日本のスナップ写真ブログ「無名の町の路上観察」から「有名イベント」まで筆者体感の物事を現代アートなアプローチで面白い世界に!常にカメラ持ち歩く人に共感貰えそうで特にオススメ|愛知県岡崎市出身★第5回写真出版賞・最優秀賞

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【激ウマ&激安】笠松競馬場グルメ!自由席エリア4店舗レポート【2025年版】

観光&食事だけでもOKな笠松競馬開催中のオススメ食べ物を食レポ!

笠松競馬の初心者が現地に行った時に料理選びで困らないよう目ぼしいメニューをまとめてみた

2025年4月からオグリキャップを主人公にしたアニメ『ウマ娘シンデレラグレイ』が始まる事もあり、聖地巡礼がてらとにかく行ってみようと思う人は多いはず。その時、東海地方民ならまだしもそれ以外の土地から来た人は岐阜&愛知独特の料理を見て選ぶのに苦労しそう

そこで愛知出身で関東に10年以上住んでいた自分が、フラットな目線で食レポしてみた。全て自分で実際に食べてレビューを書いているので(好みの差はあれ)大きくは間違っていないはず

この記事を見て"初めての人”にも”久々に行く人”にも笠松競馬場の名物グルメを堪能してもらいたい!

笠松競馬場グルメ

 

美津和家

店頭の鉄板で豪快に焼き続けている焼きそばが名物

「焼きそば」(500円)

ボリュームあり。あっさりソース味の麺にたっぷり豚肉の旨味乗る。キャベツ、揚げ玉、に小エビが味付け程度に入っていて、それぞれが主張し過ぎずまとまりアリ。たっぷり刻み紅生姜を混ぜると新たなインパクトある味に

「ホルモン焼き」(120円)

焼いた後にみたらしのような甘いタレに浸かって陳列。それを自分で選んで取るシステム。豚の胃袋なのか、歯ごたえありつつ良きタイミングで噛み切れて食べやすかった。スッキリしたタレに独特の臭みがマッチ

「キモ焼き」(120円)

豚の肝臓。固めの焼き具合で、大きさや串の位置で若干焼き加減が違うのが面白いところ(計算かも) ホルモン焼き以上に風味にクセのある食材にスッキリタレが組み合わさって相乗効果を生んでいた

「鶏のからあげ」(120円)

ザクザクした衣。皮部分はザクザクを超えてバリバリで香ばしさ最高。身はモモ肉で味付けはあっさり塩味。ニンニクは感じず。奥にトウモロコシのような風味を感じた

「豚汁」(200円)

田舎味噌のような汁で、具材のわかめの味が汁に強く出ていた。他の具材は豚肉、だいこん、ごぼう、油揚げ、豆腐、ネギ。柔らかい具材ははそのままで、固い具材はしっかり煮込まれどれもすごく柔らか。味噌も染みていた

 

 

寿屋

揚げ物に強いお店。揚げ物は注文したあと自分で串にソースをつけ、自分でキャベツを添えるシステム

「どてうどん」(650円)

どてもうどんもたっぷり。どては色薄めで味あっさり。色んな種類のモツが入ってたけど豚の胃の色んな部分なのかも。うどんはつるつるで芯にコシのあるタイプ。一旦湯切りしたアツアツのうどん麺に鍋のモツをかけた料理だから、つゆはどて汁そのもので濃厚。ちなみに同価格でどてめしもある。珍しさの分どてうどんの方がオススメかな

からあげ串(120円) 大ぶりなモモ肉の塊でボリューム凄い。衣は片栗粉多くサクサクで身はクニクニ。体積に対して表面積小さい分旨味が詰まっていて噛むと肉汁ジュワー

赤ウインナーフライ(120円) 赤ウインナー2本のフライ。衣厚めで小麦的な甘さあり、小さなアメリカンドックのようなスナック寄りの一本

豚串カツ(120円) 中の豚肉は四角く大きめに切られていて、肉と脂身のメリハリがあって美味い。厚い肉に対して衣も厚めについていて食べ応えあり

ハムカツ(120円) 厚いハムに厚い衣でボリュームあり。ここまで大きく厚い衣だと味が単調になるけれど、ソースをつけることで酸味と塩味で味が華やかになるので大丈夫

「とん焼き」(120円)

甘辛いやきとり風のタレ。全体的にカリッと焼かれていて、ホルモンを使っている割にあまり臭みがなく食べやすい。ここまでスッキリしたホルモンは珍しい

「豚レバー」(120円)

外ややカリっと中はネットリな食感。レバー味が強いけど臭みは少ない。使用レバーの品質が良いと予想。タレの主張は弱く”味の深み”を添える程度の控えめな働き

「鶏皮」(120円)

クニュクニュ食感の絶妙な焼き加減。全体的に波打った構造なのでタレをよーく抱えて濃い味。そこに鶏油が混じってパンチ力増強。アルコールと最強のコンビになりそう

 

 

丸金食堂

焼き物を頼むと提供の直前に仕上げ焼きをしてくれる。定番料理の他大判焼き、チョコバナナなど甘味メニューもあり。あと食堂メニューが外に出ていて持ち帰り可を掲示しているのは親切

「キモ焼き」(120円) 直前に表面を炙ってくれる効果が最も大きいのがキモ焼きだと思う。鶏の肝臓の串焼きで、炙ったところはパリッと香ばしく中はネットリ濃厚な肝味に。かといって臭みは少なく、甘いヤキトリタレと相まって絶妙なバランスでオススメの逸品!

「やきとり」(120円) オーソドックスなモモ肉の焼き鳥ではあるんだけど、とてつもなく柔らかいのが特徴的

「トンチャン」(120円) 豚の胃袋を串に縫い打って焼いた料理。形的に甘いタレをよく抱える構造でそこに火が入ってなんともいえない香ばしさ。独特のザラザラ感あり、歯ごたえありつつ嚙み切りやすいかたさで食感でも楽しめる

「おでん」(120円)

名古屋にもある濃い味噌だしに煮込むタイプのおでん。メニューには「丸はんぺん、ちくわ、ごぼう天、こんにゃく、玉子、厚揚げ、大根」があった。今回は厚揚げを選んだところ、甘辛い味噌を吸いまくった”おいしさの塊”だった

「どて煮」(120円)

おでんの鍋と一緒に入った豚の胃袋の味噌煮込み串。柔らかい食感で、噛むと甘い味噌つゆがしたたり出てきた。モツの強いクセが味噌とよく馴染んですんなり食べられた

「豚汁」(150円)

赤味噌のみそ汁に肉が入った感じ。豆腐たっぷり、大根とごぼうは少し歯ごたえある絶妙な煮具合、そこに小ネギがかかったシンプルな汁。食堂メニューの持ち帰りだからか単体で飲むにはやや強めの塩加減。本来はご飯と一緒に食べるのを想定した濃さか

「大判焼き(揚げ)」(120円)

衣つけて揚げたのに元の「大判焼き」と同じ120円という不思議なお得さアリ。元々ボリュームあるのにさらにアップで食べ応え十分。衣の分オイリーになるけどあんこはスッキリ粒あんで意外とペロリといける

「当りもち」(120円)

控えめな醤油味で砂糖的な甘みはなし。提供直前に表面を仕上げ焼きするから、表面さらさらで中もっちり。引っ張ると少し伸びる程度で、嚙み切りやすい固さ

「あげパン」(150円)

シナモンを使わずきな粉と砂糖で味付けたあげパン。外サク中もちもちで見た目以上にみっちり詰まってて食べ応えアリ

丸金食堂の食堂コーナー

「美津和屋」「寿屋」「丸金食堂」の3店舗は横並びでそれぞれの店奥に食堂スペースがある。「丸金食堂」はカウンター1つに3席、机2つで8席の計11席。外にはない麺類や丼、カレーそして惣菜類を選んで食べられる

惣菜は並んでいる中から選ぶシステム。注文すると仕上げの調理をした後に出してくれる

「きしめん」(500円)

今まで食べた中で一番”もちもち”な麺だった!つゆは醤油味で麺の主張に負けないくらいの強さ。その割に、全部飲み干せてしまうほどの好バランス

「揚げナス」(300円)

お店に並んでいる中から選んだ料理。頼んだあとに鰹節とすりおろし生姜が乗って提供された。ナスは甘み引き出されていて、醤油をかけると”ひたひた感”増しつつ甘みが引き立った。生姜と鰹節の風味が強くナスとマッチ。添えられた山芋はそれ単体で楽しめる感じだった

 

 

親睦の店

特に店名が出ておらず笠松競馬場公式サイトに載っていた。食べ物はたこ焼きだけという潔さ。ビールやチューハイの方が主力商品なのかもしれない

「たこ焼き」(500円)

笠松競馬場で唯一のたこ焼き。注文後にサラサラめのソースにたっぷりだし粉、マヨネーズをかけて提供。表面は揚げたこっぽくカリっと感あり中はぷよぷよした食感。タコはほど良い大きさで、生地には少量のキャベツと小エビが入って風味出していた

 

 

無料ドリンク(西スタンド1F休憩コーナー)

笠松競馬場の自由席エリアにはギャンブル場によくある無料湯茶コーナーがない。そんな中唯一西スタンド1F休憩コーナーにあるこの自動販売機でだけ無料で「冷水」「お湯」を出せる。この販売機は「コーヒー」「ペプシコーラ」「コーンスープ」等も70円と激安で売っていて、競馬場内に配置された他の自販機とは圧倒的な価格差があった

 

 

おすすめグルメランキングまとめ(おいしさ&独自性で評価)

1位 丸金食堂の「キモ串」 

2位 寿屋の「どてうどん」

3位 丸金食堂の「きしめん」

4位 寿屋の「唐揚げ串」

5位 寿屋の「鶏皮」

6位 丸金食堂の「トンチャン」

7位 美津和家の「焼きそば」