写真家あまのしんたろう公式ブログ『ヤミーアートブログ』

「ナンデモない日常は、ナンデモある日常なんだ」をモットーにおもしろ系な写真作品を発表しています

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倒すべき魔王がいない『ルイーダの酒場』

東京都港区六本木にあるドラゴンクエストがテーマのバー『ルイーダの酒場』に行ってみた

 

スライム型のにくまん。違和感が全然ない

 

「ルイーダの酒場」はドラクエ3に出てくる仲間を募るための酒場。中世風の華やかな装飾品で飾られている

 

ばくだん岩の火の玉コロッケ。けっこう大きいよ

 

以前は世界樹にささっていた天空の剣が、今はここに保管されている

 

スライム一匹なら素人でも倒せるはず

 

お酒も飲めてドラクエの雰囲気も堪能できる素敵な空間。ドラクエ好きには超オススメ!

 

このシルエットの並びは公式にロトの紋章とドラキーの密接な関係を認めたととっていいのだろうか?

 

 

 

(↓以下はドラゴンクエスト1〜3をクリアしてないと分からないはなし)

 

 

『ロトの紋章とドラキーの形が似ている件についての考察』

公式の事実

・ルイーダの酒場のガラスにロトの紋章ドラキーのシルエットが並んでいる

・ドラクエ3の世界にはいなかったドラキーがドラクエ1では現れる

・ドラクエ3のエンディングより「せいなるまもりはロトのしるしとしてのちのよにつたえられた」とあるので、この段階でロトの紋章は存在していた

・ドラクエ3のラスボスの大魔王ゾーマは最後に「光ある限り闇もまたある……。わしには見えるのだ。再び何者かが闇から現れよう……。だがその時はお前は年老いて生きてはいまい。」と言い、主人公である勇者ロトに対して怨念的な感情を持っている

 

考察

 勇者ロトの死後『闇』は新たな魔王『竜王』を生み出したが、その時『光』であるロトの子孫が世界のどこかに存在する事も感じていたはずである

 大魔王ゾーマの言葉から分かるように、ロトの血脈に恨みのある『闇』は、呪いの意味を込めて『光』の象徴であるロトの紋章に似た魔物『ドラキー』を作ったのではないだろうか?

 

 そのドラキーは人々を襲いはするが、それほど強く作らなかったところに魔王のロトに対する恐れを感じる。

 王都ラダトームに近いところに生息させるというのも『闇』の狙いかもしれない。そうすれば多くの人々に、本来『光』の象徴である『ロトの紋章』の姿の魔物『ドラキー』を殺させる事ができ、無意識的に心の中の『光』の部分を奪うことが出来ると考えられるからだ

 

 このような経緯で生まれた為に『ドラキー』『ロトの紋章』に似ているのだと推測できはしないだろうか? ドラキーたちのそれぞれの意思とは関係なく、彼らは『闇』にとって存在自体に重要な役割が与えられていたのだ

 

追記

 ドラゴンクエスト3,1,2ではそのような象徴的な宿命を背負った魔物ではあるが、幸いにもロトシリーズ以外の作品では、ロトと関係のない異なる世界で暮らしている

 近作では体もナス形寄りになってきており、ロトの呪縛から放たれたドラキーたち。何も知らずに笑う愛くるしい顔を見てほしい。我々には彼らに手にかける理由なんて、もともとなかったのではないだろうか

 

著 ドラキー愛護協会理事 天野伸太郎